
あなたは、埼玉県に砂丘があるのをご存知だろうか?。
地域の事情に詳しい市井の研究家K氏によれば、
この砂丘(河畔砂丘)は、利根川の分流である「会の川(あいのかわ)」南岸に発達した河畔砂丘で、赤城颪により運ばれた砂が会の川の自然堤防上に堆積して出来たものであり全国的に見ても極めて珍しい、特に「志多見砂丘」は規模も大きく、また、かっての形をとどめている貴重な歴史的遺産である、と解説して頂いた。
これら貴重な河畔砂丘もかっての面影も失われつつあり、多くが民有地になってしまっているのは寂しい限りである。



秋葉山本坊(境内の左手は河畔砂丘)


河畔砂丘の丘上に祀られている馬内諏訪神社


馬内諏訪神社横の河畔砂丘(5㎝ほど掘ると砂地が現れ、ここが砂丘である事を納得!)


埼玉県から志多見東県自然環境保全地域と指定されているが、宗教団体の私有地となっていた
(左の案内板はクリックすると拡大します)


志多見東県自然環境保全地域内の河畔砂丘 河畔砂丘をつくりだした今は昔の「会の川」
加須市河畔砂丘 地図(「地図」もしくは「ユーザ地図」をクリックすると大きい地図にジャンプします)
秋葉山本坊
馬内諏訪神社
志多見東県自然環境保全地域