はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

信州桜紀行(野平の一本桜)

2018-04-24 19:00:00 | カメラ紀行
中綱湖・大出の吊橋と信州の桜の撮影スポットを巡って来ましたが、今回は野平の1本桜です。ここはブログ仲間の錫杖さんに教えてもらったのですが、本当に素晴らしいところでした。


山好きの私にとっては、最高の景色が広がっていました。後立山連峰をバックに、桜が1本だけと言う、なんとも潔いよい景色でした。ちょっと震えが来ました。


ここに着いたのは8時50分ですが、徐々に白馬三山の雲が取れて来たようです。


桜だけではなくラッパスイセンも咲いていました。


1本桜に近づいてみました。ここも未だ満開ではありませんでしたが、そんなことは気になりませんでした。


1本の桜と白馬の山並みに見惚れるばかりです。


白馬にはよく来ていたのに、こんな素晴らしいところを知らなかったなんて、もったいないことをしたものです。


雪山をはっきり写そうと思えばアンダー気味になります。


白馬三山にかかる雲も、もう少しで取れそうです。


野平の1本桜あっぱれでした。錫杖さんありがとうございました。


白馬三山の雲が取れて来たので、再度大出の吊橋に戻ることにしました。

※訪問日 4月20日

信州桜紀行(青木湖から大出公園へ)

2018-04-23 19:05:00 | カメラ紀行
中綱湖で念願だった桜を撮影したあとは、次の桜を求めて白馬村に向かいました。
その前に青木湖の1本桜を撮らなくてはいけません。ところが1本桜は3分咲きと言ったところでした。しかたがないので、湖畔に咲いていた無名の桜を撮ることにしました。無名の桜も、皆それぞれ味があります。


青木湖の湖畔にはキャンプ場があり、2度ほどキャンプをしたことがある思い出の場所です。


翌日からの土日が見頃だったと思います。



そして、やって来たのが白馬村の大出公園です。ここも信州の桜の撮影スポットのひとつです。大出の吊橋を中心に桜と後ろの雪景色の白馬三山が撮れるからです。


残念ながら白馬三山の稜線には雲がかかっていました。天気予報では晴れマークでしたが、山の天気はこんなもんです。
しかし、こういう場所での撮影は本当に難しいです。手前の桜に露出を合わせると後ろが真っ白になり、後ろの雪山に合わせると前が暗くなります。素人カメラマンとしては困ってしまうシーンです。半分のフィルターを使えば良いと聞いたことがありますが‥。


大きな枝垂桜は5分咲きといったところでした。


それでも部分的にはこんな感じで咲いていました。


民家の後ろに見えるのは小蓮華岳でしょうか。


初めの撮影ポイントのちょっと後ろに展望台があるので、そこへ登ってみました。こちらからの方がいい感じです。


展望台はそんなに広くないので、4人ぐらいでベストポジションがいっぱいになります。先客がなかなか動く気配がないので、木と木の間から縦構図で撮りました。


辛夷も咲いて北国に春を告げていました。


駐車場のすぐ上に神社があり、そこの桜がとてもきれいに咲いていました。


次は、車で10分ほど走ったところにある野平の1本桜をめざします。

※訪問日 4月20日

信州桜紀行(中綱湖の桜)

2018-04-22 18:12:12 | カメラ紀行
この写真が撮りたくて信州に行って来ました。


中綱湖は大町市の少し北にあって、木崎湖や青木湖にはさまれた小さな湖です。
ここの桜を何年か前から撮りたかったのですが、今回やっと念願が叶いました。


今年は何処も桜の開花が早かったのですが、中綱湖の桜も例年より早かったようです。
実は見頃はもう少し後だったのですが、見頃が土日と重なりそうだったので、あえてこの日に行きました。
というのも、見頃の頃にはかなりの写真愛好家が押し寄せるようなので、混雑が苦手な私としてはこのタイミングでした。


中綱湖畔には夜中の2時ごろに到着しました。見頃の頃には2時ごろにはすでに駐車場(20台ほど)が満車になり、そこらじゅうに路駐の車が溢れるそうなのですが、この日は私の車のみでした。
それはそれで拍子抜けしましたが、混雑の苦手な私としては、ゆったりとした気分になりました。
それでも4時頃になると、何台かの車が駐車場にやって来ました。路駐の車も何台かあるようで、そこそこの人が来ているようでした。


まだ暗い中をカメラや三脚を担いで湖畔に向かいました。初めての場所なのでポイントは良くわかりませんが、とりあえず、桜とは対岸になるポイントに向かいました。何人かのカメラマンもポイントに向かっていましたが、初めての方が多くて、お互いに「この辺りかな」と言いながら適当なところに三脚を立てました。
そして、明るくなって来ると(5時頃)対岸の桜が綺麗に浮かび上がって来ました。そこからは夢中でシャッターを切りました。途中でレンズを交換したり、絞りや露出を変えたりしながら1時間半ほどの間に200枚ほど写したでしょうか。でも、ほとんど同じような写真ばかりになってしまいました。


到着した頃は綺麗な星空が広がっていたのですが、夜が明けるととも雲が出て来ました。なかなか天気は思い通りにはいかないものです。


おまけに風も出て来たので、完全な水鏡という訳にはいきませんでした。桜は予想していた通り7分から8分咲きと言ったところでした。


ちょっと風がおさまったのを見計らって撮った1枚です。それでも完璧ではありません。


6時半ごろになると、すっかり明るくなったので三脚をたたんで対岸からの撮影を終了しました。これは、橋の上からの景色です。


桜に近い場所へも行ってみました。ここも良いポイントです。


桜が満開ではなかったり、風が出て完璧な水鏡ではなかったりという条件でしたが、憧れの中綱湖で桜の撮影が出来て良かったです。機会があれば、また訪れたい風景です。


この後、青木湖経由で白馬村に向かいました。

※訪問日 4月20日

讃岐の旅(琴電に乗って)

2018-04-21 18:00:00 | 鉄道
何回に分けて「讃岐の旅」を綴って来ましたが、今回が最終回です。

善通寺から戻って少し時間があったので、琴電にも乗ってみました。この車両は、京浜急行を走っていたものだそうです。琴電ではレトロ列車も走っているようですが、今回はお目にかかれませんでした。


今回は時間の都合もあるので、滝宮駅まで乗りました。20分ほどの乗車でした。


なぜ滝宮かと言うと、素敵な駅舎があるからです。


たしかに素敵な駅舎でした。何とか持っていた天気ですが、ついに雨が降り出しました。(「やっぱり降ったか。」雨男のつぶやき。)


滝宮駅の滞在は10分ほどでした。ここでとんでもないミスをしました。高松方面行きのホームで降りたので、帰りは向かい側のホームと思い込んでいたのですが、何と行きと同じホームに列車が入って来たので焦りましたが、何とか乗ることができました。


琴平駅に戻って来ました。改札口から見たホームです。


琴電の琴平駅です。この駅舎も味わいがあります。



楽しかった讃岐の旅もいよいよおしまいです。あとは帰るだけですが、やって来た列車は何とアンパンマン列車でした。


子どもは大喜びでしょうね。大人だって嬉しかったです。


あちらこちらにアンパンパンの仲間達がいました。


アンパンマンの作者やなせたかしさんが高知出身なので、JR四国がこの列車を走らせているんですね。


「讃岐の旅」はこれでおしまいです。いつも見ていただきまして、ありがとうございました。明日からは信州(白馬村周辺)の桜をお伝えします。

※訪問日 4月14日

<おまけ>
今回のおみやげは金比羅の酒「金陵煌」です。宿でこれを呑みたかったのですが、ボトルで1万円を超えていたので諦めて、「四国の酒の飲み比べセット」をいただきました。
それでもやっぱり飲みたかったので、ちょっと高かったのですが自分のおみやげに買っちゃいました。


讃岐の旅(善通寺をぶらり)

2018-04-20 19:00:00 | 知らない街をぶらり
善通寺駅にやって来ました。善通寺といえば、四国八十八か所のひとつ善通寺です。お寺の名前が、そのまま町の名前になったんですね。


四国八十八ヶ所巡りをした時に来ているので、2回目の訪問になります。広いお寺だったという記憶がありますが、細かいところは覚えていないものです。


弘法大師の生まれたお寺でもあるので、八十八か所の中でも特別な感じがしました。


みなさん何ともいいお顔をされていました。


お遍路さんが般若心経を唱えていました。お参りの作法があって、本堂と大師堂でそれぞれ献灯・献香・納札・礼拝・読経と参拝手順を行います。私も何度も般若心経を唱えました。


可愛いお遍路さんもいました。



讃岐に来れば、うどんを食べないわけにはいきません。善通寺駅でもらった「善通寺さぬきうどんMAP」を片手にうどん屋さんを探します。善通寺駅周辺だけでも26軒のお店が紹介されていました。そして、見つけたのがこの「大川製麺所」です。


さぬきうどんの店らしい雰囲気が良かったので、入ることにしました。八十八か所巡りの時にもよく食べましたが、美味しかったのはこんな感じの店でした。


メニューです。PM1時15分オーダーストップとありますが、営業時間が少な過ぎませんか。


私が食べたのは、冷やしぶっかけうどん(小)です。ちなみに(大)は二玉(小)は一玉です。そして、値段が190円なんです。安すぎます。


再び善通寺駅に戻って来ました。すると今度は「アンパンマン」列車がとまっていました。


※訪問日 4月14日