どもっ! k-5610っす。

旧ブログ(釣って釣られて)

釣り好きオヤジが言いたい放題、独断と偏見で綴るひとり言でごぜーます。

重いノルマ…

2013-01-30 18:52:37 | 釣りのこと
時計を見ると10時半…、潮も緩んで全体にアタリは少ない…。




ここまでに仕留めたカワハギちゃんは12匹で、


ハゲ松師匠からの今日のノルマは20匹…、


釣り時間が何時までなのか知らないし、アタリは少なくなり、餌を取られる事も少なくなってきた。


焦ってもしょうがないのはわかっているけど、ジリジリとした時間が過ぎて、


「そうや!こんな時こそ全部を見直そう!」とふと思い立ち、


仕掛けを点検し、針を全部変えてみることにした。


下針はパワーワイドフックのままにして、上2本をパワースピードの7号に交換、


一番上につけたケミホタルも黄色に変更。


あとで気付いたんだけど、ケミの寿命は3時間とパッケージに書いてあって、


たぶん朝から使っていたケミは、もう発色してなかったんだろうと思う。




相変わらず餌は悪いけど、こればっかりはしょうがないので、二つつけたり、


切ってつけたり工夫しながらやったけど、これが最後まで結構なストレスになった。


ケミの交換が功を奏したのか、たまたま船が良い所を通ったのか、しばらく遠のいていたアタリが戻りだし、


ポツリ、ポツリではあるけどカワハギを追加…。


たま~に、プルルルと言うトラギスのアタリがあって、トラギスに誘わせて上針に本命を掛ける練習をしたり…、


こうなってくると、もうまわりはどうでもよくなって、


海底のカワハギと自分だけの世界に入り込んでしまって…、(このへんが変態なんです、きっと)


やがて、アタリの感触が変わったと感じる時があって、


船長に聞くと、「ちょっと潮が行きだしたよ、下げやでな、艫に早う行くわ」


どうりで、潮どまりの時よりアタリがハッキリし出したのはそのせいだったのね…。


潮が流れだし、まわりもポツポツと釣れ出した頃、またまた突然の失速…。


ノルマまであと2匹、艫の方では調子良く上がり、僕を飛ばして舳側も釣れ出した。


時間ももう無いし…、焦るボク。


手返しを早くし、どんどん攻めてみるけど全くダメ!


やけくそで、叩き上げて仕掛けを降ろした後、しばらくじ~っと待ってみた、


すると、ククッってアタルじゃない!


試しにもう一回!


そう思った時、「竿上げて~、次で最後の流しにするわな~」と船長。


よッし、次の流しで5匹!


たぶん、待つ時間を多くとってやればいけるんじゃないかと、何故か自信満々で試してみると、


お~、やっぱりそういうことだったのか~!


どうやら、思っている以上に食いが渋くて、しっかり喰わせる時間を作ってやらないとダメみたい…。


ただ、じ~っとしてると餌を盗られるる事も多いので、ちょっとゆっくり目に、しつこく焦らせて、


じっと食わせて~の、誘い上げ♪





最後に来てハマりパターンを掴み、プチラッシュでノルマもクリア♪


これが最後と自分で決めて、納得のいく誘いで最後の1匹を仕留めて一足早く終了…。


僕が竿を片付け出したのと同時に、後ろの方でオマツリが起こり、それを合図に終了となった。



いつもは、すぐ横に「聞けば教えてくれる人」がいて、


こんな時は? 今は? と聞いていると考える事が少なく、


今日みたいな環境になると、普段が恵まれすぎた状況で釣りをしているのがよくわかった。(笑)



一人で、頭から煙が出るほど考えながらの釣りは、時間を忘れ、喋る事も忘れ…、


イライラする時間と、答えが出て、明るい光が差し込む瞬間とのギャップが楽しくて、


どんどん変態の道にはまって、


恐るべし、カワハギ地獄…。





多分もっと釣ってる人もいると思ってたんだけど、


どうやら僕が竿頭になったみたい。


自分の中ではあと7~8匹は釣っておかないといけないのがあって、


から回りした時間や、アワセ切れなかったアタリの数など、反省もまだまだ多いけど、


ハゲ松師匠からは一応お褒めいただき、あの状況(波・風・釣り座)で「竿頭」はやっぱり嬉しい。


なんってたって「竿頭」、カワハギ釣りに関してだけはこれが気持ちいいのです。



と言う事で、


皆様、3部にわたる「自己満足、マスターベーション的釣行記」をお読みくださりありがとうございました。




あ~、気持ちいかった~♪