うれしい？悲鳴…

暖かくなって釣りのターゲットが一気に増え、各地で好釣果が見られるようになってきた。


そんなネットの釣果欄を見ながら「今週はどこに行こうか？」と悩むのだけれど、


数ある船宿の数あるターゲットの中でも、「今しかないっ！」って釣りがたま～にあって、


他人の釣果や、船長のコメント欄からその「匂い」をかぎわけるのだが、


大抵の釣り人がおんなじことをしており、よほどタイミングよく連絡しないと予約が取れなくなってしまう。


ほんと、上には上がいて、皆さんよく御存じなのだ。


そんな訳で、一気に喰いだした日ノ岬沖のイサギ釣りも、予約が取れず断念…。


聞けば、５月６月のすべての日曜日を同じ人が貸し切りで予約しているのだそうだ。


嬉しいような、ありがたいような、それでいて何か違和感を感じるのは僕だけじゃない様で、


船長も頭を悩ませているようすで、


「ありがたいんやけどな～、他のお客さんの事を考えるとなぁ～…」と。


乗合船と言う業態である以上、幅広く、多くのお客さんが頻繁に来てくれるのが一番、


ましてや、イサギ釣りは看板メニューなので、たくさんのお客さんに来て欲しいと思っているだろう、


むこう８週間、日曜日にしかこれないお客さんは、この釣り宿には「来れない」状況になってしまった。


たぶん、このお客さん達はどこか違う船宿へ予約するだろうし、他所に移ってゆくかもしれない…、


そんな事が簡単に予測できるから「違和感」を感じるのだろう…。


こんな嬉しい事は人気の釣り宿だからこそなんだろうけど、


ほんと、商売ってむずかしいですね～。


てか、毎週毎週イサギばっか釣ってどうすんねんっ！　ってことなんですけどね。（笑）