どもっ! k-5610っす。

旧ブログ(釣って釣られて)

釣り好きオヤジが言いたい放題、独断と偏見で綴るひとり言でごぜーます。

費用対効果

2011-06-02 23:52:32 | ひとりごと
釣りの時によく耳にするのが「元取った~」、とか、「買うた方が安いわ~」とか…。


大抵の場合、ええ年のおっさんから聞くことが多い。


不思議と20代や30代前半の若者がこういった事を言う場面に出くわしたことが無い…。


じゃあ、このおっさんたちは何をもって「高かった」とか「安かった」と判断するのだろうか?


① 純粋に「乗船料」だけ?


② 乗船料プラス交通費?


③ まさか、弁当や飲み物の分も計算したりして…。


人それぞれ、いろんな計算式があるんだろうけど、


①や②まさかの③で確実に「元」を取ろうと思うと、よほど入念に計画しないと無理なんじゃないだろうか?


それに、狙う獲物も決まってくるだろうし…。


今の時期なら、船釣りの和歌山のイサギ。


これなら1匹500円として、30匹釣れば1万5千円の計算になるのでほぼクリアできるだろう。


でも、それも今のうち…、旬のかかりの今は5百円で計算できるけど、


数釣りが出来るようになればなるほど、400円、300円と値が下がっていく。



船なら、船長が魚探やソナーを駆使し、魚を探してくれるが、


筏や、磯ではそれも出来ない…。


と言う事は、確実に元はとりにくい、


船でも、ヒラメや根魚など、いわゆる「高級魚」狙いで出船すればギャンブル的な要素が濃くなり、


「確実に元をとりたい」釣り師はこういった釣りはしないだろう…。




何故こんな事を書いたかと言えば、


「費用対効果」ばかりを優先していると、釣りの対象が少なくなるのと、


本来の釣りの楽しさが見えなくなるような気がすると思ったから。


「何匹釣ろう!」という目標は大切だけど、そこに費用をからめるとややこしくなるんだわ。


漁師が燃料費や減価償却を考えて「出漁する・しない」を決めるような切実な状況ならまだしも、


釣り人はそこまでの必要はないのだから、もっとおおらかに考えた方がええんではないかと思う…。



ちなみに、オイラの釣行決定の要素は、


① 旬であること


② 美味しい獲物である事


③ 釣り自体が面白い釣りである事


こんなとこか…、あらためて考えても「費用」は要素には入っていない。


と言うのも、乗合船なら高くても15,000円まで、大抵1万円そこそこで乗れるし、(明石なら6500円)


磯も筏も渡船料は3500円から4000円と相場が決まっている。



だいのおとなが1日船に乗って遊ばせてもらうのに1万円位はかかるやろ、


ましてや、餌も氷も付いて、保険までかけてもらって…。



と、ここまで書いて思った事。


船って割安やわ。


筏や磯でエサを自分で用意したら、合計で1万円位使うんとちゃうか?



まあ、グダグダ書きましたが、いきなり究極の結論いいますっ!


費用対効果を考えるのなら釣りはやめなはれ!


魚屋で買うのが一番よろしい。