どもっ! k-5610っす。

旧ブログ(釣って釣られて)

釣り好きオヤジが言いたい放題、独断と偏見で綴るひとり言でごぜーます。

所変わればテンヤも変わる

2011-06-23 13:08:20 | 釣りのこと
和歌山の状況が一向に良くならないのでジリジリしていると、


ひょんなところから日本海でひとつテンヤをやっている船を見つけた。



HPを覗くと、結構大きな船で装備もよく、なにより、70オーバーの鯛をボコボコに釣らせている。


レンタルタックルの初心者が10kg超の鯛を釣ったとか、女の子が大物を上げたとか、


とにかく景気のいい情報が満載になっている。


日本海はゲンタツの解禁がせまっており、多分お客さんはそちらに流れるだろうし、


どうやら時期的にも今が一番いいような感じだったので、テンヤ友達のN村君に電話をした。


「実はな、日本海でこういう船があって、鯛がボコボコでおねーちゃんが10kg・・・・・・」と


意味不明な内容にもかかわらず、「行きましょう!」と言う事に。


この男、「テンヤで鯛がボッコボコ」と言えば日本中どこへでも行ってしまうのかもしれない。


で、予約や細かい事はN村君に任せて、オイラはいそいそとリグる。


かなり深いところも攻めるらしいので、0.6号のラインを200m巻き、


普段使っている0.8号も150mに巻き直した。


当日はN村君の家まで行き、そこからは乗せてってもらう楽チン釣行。


3時過ぎにN村君宅を出て、高速を一路敦賀へ、それからは海岸沿いの道を20kmほど…。


5時過ぎに目的の港に着いた。


整備の行き届いた港に、きれいに手入れされた船が止まっている。


竿を出し、リールをセットしていると軽トラに乗って船長がやってきた。


「よろしくお願いしますぅ~」と感じの良さを前面に押し出しご挨拶すると、


「言う通りやってくれたら大きいのが釣れますよ!」と自信満々の船長。


釣り方を聞くと、


「中層をゆっくりと巻き上げるとコツコツきます、しっかり喰い込んだ所で合わせてください」だって…。


それって、カブラの釣りじゃないの?


「ひとつテンヤでしょ?」と聞くと、


「そうですよ、でも底では喰いませんよ、巻き上げの誘いが一番喰いつきますね~」


あらら、えらい事になってきたね~、


「ひとつテンヤは名前だけで、鯛カブラや鯛ラバの釣りみたいだね~」とN村君と囁く。


それでも来た以上は「釣りを楽しむ」のが釣り人の使命。


色々思う所もありながら、とにかく出船となった。