どもっ! k-5610っす。

旧ブログ(釣って釣られて)

釣り好きオヤジが言いたい放題、独断と偏見で綴るひとり言でごぜーます。

絵にかいた餅

2009-03-30 16:51:02 | 旧ブログ
なんやかんやで釣っていないのはオイラだけ。

船長も少しあきれ顔、そんな時にまたまたアタリ!

3度目なのでより慎重にまきあげる。

あと12m、ここで仕掛けを手に持ちかえて、あれ?

軽くなった。

3度目は間違いないだろうとタモを持ち近くまで来ていた船長も、無言で戻って行った。

あきらかにおかしい、何か特別な要因があるはず…。

するとやっさんが、「針先がなまってんのとちゃうか?」と一言。

チェックしてみると6本のうち3本が爪の上で滑って刺さらない。

なまりまくりである、でも人から借りた仕掛けにイチャモンつける訳にもいかない。

他にも、柔らかすぎる竿で慎重にやり取りするので、針が刺さっていないのかも?

と、言う事で、アタリが出てからは糸を止め、しっかりフッキングさせる事にした。

その時にはもう時合いも終盤で、一時のように入れ喰いではなかったが、なんとかアタリが出て早速試してみる。

ゆっくり巻きながら大きく竿が絞られてタイミングで「グッ」とこらえてやる。

少しドラグをきつめにして特別慎重な扱いをせず、普通に上げてきた。

引きの強さからすると、あんまり大きくは無い、せいぜい800gというところだろう。

手での手繰りにもあんまり抵抗する事もなく、わりかしすんなり上がって来た。

「やっとやの~」と船長が笑いながら掬ってくれたのは800を少し下回る、760gのきれいなメスだった。



その後も船中ではポツポツ、釣れていたが、やっさんに事件が起きた。

仕掛けを手で手繰っている時、鯛の逆襲で指に針が刺さった!

「あ~あ、やってもうた!」とお気楽に言っているので大して心配もせず、やじ馬で手元を覗きこむと、きゃ~~~!

小指の先に針先が半分以上刺さりこんでいる。

やり取りが出来ないので、船長が交替して魚は取り込んだ。

その後、船上緊急オペの開始。


これ以上は書かないでおこう。

見ているオイラは背筋が寒くなるほどなのに、本人は何ともない様子。


「この人おっかしいんか?」とちょっと思ってしまった。

どうやら、寒さで指先が痺れ、痛いのがわからんかったようで、帰りの車中では「ジンジンしてきた」と言っていた。

普通の人で良かった、とにかく一安心だ。

そんなバタバタもあり、揺れも少しましになってきたので、マイ仕掛けの修復を試みた。

ハリスを切り、もつれをとって結び直し、10分ほどで完全復旧。

先生の仕掛けにはお引き取り頂き、仕掛けをつけかえた。