どもっ! k-5610っす。

旧ブログ(釣って釣られて)

釣り好きオヤジが言いたい放題、独断と偏見で綴るひとり言でごぜーます。

てっちりは遠い夢?

2008-11-27 11:34:30 | 旧ブログ
淡路島での「てっちり」釣り。

朝6時に出船し、約5分でポイント着、アンカーをかけ、かかり釣りだ。


仕掛けは船長の特製仕掛け、針が10本も付いている。

こんなんで釣ったらてっちりの5人前や6人前は「あっ」ちゅう間に釣れそうだ。


天秤の重りを聞くと150号、そんなの持ってないので100に50をぶら下げて準備した。

仕掛けを投入、それでも艫の方に流れてゆく。

底までは31mほど、ゆっくり誘っていると、コンコンコン…、と小突くようなあたり。

向こう合わせでいいらしいので、電動のスイッチをオン!

コンコン言いながら10mほど巻き上げたところで、ふっと軽くなった。

ばれましたわ~、と再投入。

すぐにアタリがあるも、またまた巻き上げ途中にさよなら~!

気を取り直し、再投入。

またすぐにアタリがあるが、今度は飲ませる気でしばらく放置。

コツコツがゴンゴンに変わったところでスイッチオン!

リールのカウンターとにらめっこしながら、引きを確かめながら上げてくる。

15・10・5、あと3mや!と最後は手巻き…、あれ?

おれへんやん!今の今までひいてたのに、きィ~~~!


これには船長もあきれ顔、こんな事ないんやけどな~、おかしいな~、だと。


艫ではYさんが、アタリがあるだけでもええやんか!  さっぱりや。 と苦労していらっしゃる。

おいらも、いつもいつも負けてる訳にはいかないので、早く釣りたいと気が焦る。


なのに、何回やっても巻き上げ途中にバレてしまう。

そのうちにYさんがかけたようで、巻き上げている。

どーせバレるわい!と余裕で見ていたが難なく取り込んでいらっしゃる。

良型のてっちり(てっさ)。  そんなあほな!  

と、いつものごとく船上でドタバタやっていると、みるみる潮が緩んでくる。

ここからはあたりの連発!  1割台の打率をキープしながらも3匹釣れた。

と、潮が緩むと今度は餌取りの嵐。

もともと、ふぐが餌取りなのに、その餌をかすめ取ってゆく悪い奴!

「ハゲ」の野郎である。  あっ、○さんや、○さんのことじゃありません、念の為。


フグ仕掛けでは太刀打ちできず、アタリすらわからないうちにすべての針から餌だけ取られている。

Yさんは、胴突きのハゲ仕掛けを用意し、ぽんぽんと釣りあげる。

オイラははえ縄の漁師のように、餌つけに精を出すのであった。


それからはのんびりと船上で潮変わりを待つ、その間にYさんの竿をかっぱらって2ハゲ仕留めた。

船長や、他のお客さんと話しながら釣っていると、潮の向きが変わってくる。

「そろそろやぞ!」と船長。

自分の釣り座に戻り、餌つけをしていると、もうYさんが釣っている。

ようし!と放り込むとすぐアタリ!  かなりの引きで姿を見せたのは30cm超えの本日一番の大物。

竿を置き、糸を手繰り、抜き上げようとした瞬間! 帰らぬてっさとなった。

姿を見ていただけにショックが大きい、でも、と頑張り最後の一投。

誘っている時に突然大きなアタリでゴンゴン来た。

・・・、でもそこまで。

悔しさの残る釣行となった。

この針外れの謎を解明すべく、また性懲りもなく足を運びそうだ。