やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

サッカーをやめたい・・・

2016年05月13日 | 日記(息子・小5)

試合が近付いてくると、不安で不安でたまらなくなってしまう息子。

実は、試合だけでなく、練習の前にも不安を感じてしまうようです。

 

色んなことが不安になっているのだろうけど、その一番は、タイム走。

「だいじょうぶかなぁ、ちゃんと走れるかなぁ。。。」

と、心配になってしまうようです。

 

毎週、しかも何日も前から不安が始まるので、気持ちを切り替えることが苦手な息子は、とうとう辛くてたまらなくなってしまったのか、昨日、泣きながら、

「サッカーをやめたい。観るだけの方がいい。」

と、言い出しました。

 

大好きなサッカー。でも、思うようにはいきません。

当然です。週1回のサッカースクールに通い始めてから、まだ1年も経っていないのです。

クラブに入ってからも、たった1ヶ月半。

 

下手で当然。これから技術も体力も身に付けていくのです。

だから、そこまで悩んで、不安になる必要はありません。

 

試合や練習でうまくいかないことよりも、それ以前の、

「うまくいかなかったら、どうしよう。」と、いう不安に押しつぶされてしまったようです。

気持ちを切り替えられなくて、何をしていても、

「だいじょうぶかな?」「どうしよう?」が、頭から離れないのだそうです。

 

息子の特性を考えると、今すぐやめさせるべきなのか、このまま努力させるべきなのか・・・

どうしたらいいのか、どうすることが正解なのか、本当のところ私にも分かりません。

 

息子には、

「〇〇は、サッカーが好きでも、もしかしたらサッカーするのは向いてないんかもしれへん。

もし、そうやったら、サッカーやめて、他に自分に向いていることを探そう。

・・・でもな、まだ、〇〇に向いてないかどうかは分からへんと思うよ。

全力で頑張ってみな、本当に向いてないんかなんて分からへん。

それやのに、今、走れるかどうか不安やからってやめてしまうと、後で後悔するんとちゃう?

夏まで、もうちょっと頑張ってみいへんか。

それで、向いてないと思ったら、やめていいから!」

 

息子は、目にいっぱい涙をためながら、頷きました。

「夏って、いつまで?」

「3か月ぐらいは頑張ってみんと分からへんと思うよ。」

 

そんなに辛いのだったら、すぐにでもやめさせてあげたいと思いました。

強迫性障害をぶり返す心配もあります。

 

でも、息子には、これから先も何かをしようとする時、そもそも普段の日常生活の中でも、人より大きな不安が付きまとってくるのです。

だからこそ、乗り越えさせてあげたい。

たとえ、サッカーをやめることになっても、不安だからやめるのではなくて、自分に向いていないからやめるのだと思えるように頑張ってほしいのです。

 

あと、1か月半。

その猶予は、親として、息子にしてあげられることがないかを探す時間でもあります。

 


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