やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

通常学級か支援学級か・・・1

2015年07月05日 | 通常学級か支援学級か・・・

息子は、現在、通常学級に在籍しています。

通常学級か支援学級か、どちらが本人にとってよいのか・・・入学する前からずっと悩んできた問題です。

 

入学前に、発達相談の心理の先生から「支援学級」に入ることを勧められましたが、正式に診断を受けていなかったことと、幼稚園での成長ぶりに安心していたこともあり、「絶対、通常学級でもだいじょうぶ」という気持ちが、私の中にありました。

就学前相談を受け、小学校の先生とも話し合い、先生方に幼稚園の様子を見に行ってもらって、通常学級で学ぶことになりました。

 

けれど、今、何をしなければならない時間なのか、目まぐるしく変わる状況の中で、息子はなかなか理解することが出来ずに、落ち着かない状況が続いて、1週間にたとえ1時間でも、「本人がのびのびと授業を受けられる時間」があった方がいいと、5月から、週1回の通級教室に通うことになりました。

 

2年生になって、クラスメートにからかわれたり、息子の机だけ廊下に出され、筆箱や教科書を女子トイレに置かれるなどのいじめが起こりました。

息子は、会話でも何でも、人より理解するのに時間がかかるので、みんなのペースからずれてしまったり、完全にフリーズして動けなくなってしまったり、または、癇癪を起こして大声を出してしまったり・・・確かに、他のお子さんからすると、付き合いにくいところがあるとは思います。

 

また、クラスでは班活動が多くて、例えば、班全員が帰りの支度が出来たら、その班から先生と挨拶をして帰るということがあり、早く支度が出来ない息子と、息子を急がせるために、声をかけたり、手伝おうとしてくれるお友達との間でトラブルが続きました。

 

その頃、通級の先生から、支援学級に入った方がよいのではないかというお話がありました。

私は、息子がクラスで辛い思いをしているなら、支援学級で学ぶ方がいいのかもしれないと思い、息子に話をしました。



「なんで、ぼくだけ、なかよし(支援学級)に行くの?」と、不安そうに聞くので、

「なかよし学級では、〇〇の苦手なところを〇〇にあわせて教えてくれるよ」と、答えると、

「みんなと一緒に勉強したいねん」と、泣き出してしまいました。

 

当時、息子は、こども発達支援センターで療育を受けていたので、担当の先生に、「息子は、支援学級に入らなければならない程、重い障害を持っているのか」聞いてみました。

 

「障害が重いから支援学級に入るのではなく、支援学級で学ぶ方が本人の学びにプラスになるのであれば入った方がいいし、クラスで支援を受けながら学んでいく方がプラスになるのであれば、通常学級のままでもいいと思います」
と、言われました。

 

また、「支援学級は、通常学級でしんどい思いをしている子供が、自分らしく落ち着いて過ごせる時間を持てるという役割もあり、〇〇君にとって、そういう時間が、週1回の通級の時間で足りているのか、1日に1時間等、もっと必要としているのか見てあげないといけない」とも言われました。

 

それから、「〇〇君に対するクラスの雰囲気も大事だと思います。クラスの人達の理解があるだけで、落ち着いて過ごせるようになることもあります」とも。

 

後日、発達支援センターの先生方が、息子の学校での様子を見に行ってくださり、学校の先生に話を聞いてくださることになりました。


 


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