やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

それが今の息子

2022年03月03日 | 日記(息子・高校生)

息子は、ビニール製のボールを蹴りながら部屋の中をぐるぐるぐるぐる回っています。

 

何時間もそれは続いていて、私が何か言ったり、聞いたりすると、

「頭が動けへん。」

とか、

「ごめん、寝させて!」

などと言って、布団を敷いて寝転んでしまいます。

 

そうして、しばらくすると、

「ママ、来て!」

と、私を呼び、

「怖いから、横におって!」

と、腕にしがみついてきます。

 

「横におるから離して!」

と言って、私が息子の隣に寝転ぶと、私から体を離して手だけ繋いでいる状態になり、またしばらくすると手も放して一人で寝たり、寝ながらスマホを眺めたりするようになります。

 

そこで、私がそーっと起き上がって離れようとすると、

「どこ行くん?」

と、また私の腕にしがみついてくるので、 私が息子から離れられるのは、息子が寝てしまうか、息子の気持ちが落ち着いてからになってしまいます。

 

「向こうに行っても、家の中におるんやから、ここからでも見えてるやろ?」

と、私が言うと、

「向こうにおるママは、『概念』ちゃうかって、心配になってくるねん!」

と。

 

「概念?」

と、聞き返すと、

「本当のママじゃなくて、イメージみたいなもの。」

と。

 

だから、息子は、何度もぎゅーっとハグしにくるのかもしれません。

 

この2週間は部活がなかったので、前述のようなことの繰り返しの毎日です。

唯一、リフティングをしたり、走ったりは続けていますが、今日も息子の叫び声が家まで響いてきました。

 

「みんなに迷惑をかけてるのは分かってるし、正直申し訳ないとも思うけど、どうしようもないねん。

頭で体を動かせられへんから、声で動かすしかないねん!」

と、息子。

自分を鼓舞する声なのか?

 

私には理解出来ないけれど、そういうこともあるのかもしれません。

それが今の息子なのでしょう。

カウンセリングが休止中で、先生に聞くことが出来ないのが残念です。

 

部活がなかったお陰で、息子のエネルギー消費が少なくて、なんとか通信制高校に願書提出、また面接に行くことが出来ました。

作文があると思っていましたが、中学校からの進学する生徒のみだそうで、息子は面接のみで終わりました。

 

本人は、

「いらんことを言ってしまったかも・・・。」

と、心配していましたが、

「午後には合格通知を発送するから、心配せんでいいよ。」

と、先生に言われたので、通学の意思確認だけだったのでしょう。

 

部活に参加している週だったら、息子に外出する余力は無かったかもしれません。

放課後等デイサービスも長期休みにしておいて、結果的には良かったのでしょう。

 

まずは、週一回の登校を目指す!

 

私も一緒に電車通学することになりそうです。