やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

私のカウンセリング1

2018年06月11日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

ここのところあまり調子のよくない息子、先週の火曜日はついに学校から連絡がきて、息子を迎えに行くことになりました。

3時間目の途中で具合が悪くなり、3~4時間目は保健室で休んだそうですが、回復しないため電話がかかってきました。

家に帰って来てからは、落ち着かないなりに元気でしたが、不安そうな息子を毎日学校へと送り出すのは辛いです。

 

息子は、6時30分頃起床。

7時45分に家の前で近所の友達と待ち合わせをしていて、一緒に登校しています。

朝起きると、朝食を食べて、トイレに行って、顔を洗って着替えをして、お弁当や水筒・干しているスパイクなどを鞄に詰めて出発するのですが、息子はぼーっとしたり、歩き回ったりしていてなかなか準備が進まないことがあります。

この1週間は特にそうで、7時15分頃から5分おきぐらいに息子に声をかけて準備を促すのですが、それでも間に合わなくて、私が鞄に諸々詰めてやって、なんとか45分に送り出す、という感じでした。

 

金曜日は、玄関を送り出してからも息子がまた戻って来てハグしにくる、それを2回繰り返したので、さすがに、

「落ち着いてから、学校に行くか?」

と、声を掛けました。

「いや、行ける。だいじょうぶ!」

と、息子は学校に向かいましたが、送り出す方も胸が締め付けられる思いです。

 

メンタルクリニックで、20分程カウンセリングの時間を私にもらいました。

 

息子の不安が強いこと、特に朝は調子が悪くてぼーっとしているときが多くて、私が声をかけたり準備をしてやって、なんとか時間通りに送り出しているけれど、それでいいのか?

息子のペースで準備させて、遅刻してでも不安が治まってから学校に行かせる方がいいのか?

学校へ行くと楽しそうにしていることが多いが、調子が悪くなることもあって、家でゆっくりさせてあげた方がいいのか、でも、遅刻したりしてしまうと、そのままずるずる学校へ行けなくなってしまいそうで不安だったり、私に迷いがあることを伝えました。

 

「〇〇君の意思はどうでしょうか?

学校へ行きたがっていますか?

行くのを嫌がっていますか?」

 

「学校へは行くものだと思っています。

小学生の頃は遅刻しても私と一緒に登校出来たけれど、中学校では職員室に行って自分で遅刻届を出さないといけないらしく、それが嫌だから、『絶対遅刻はせえへん!』と、言っていました。」

 

「〇〇君が学校へ行く意思があるなら、それでいいと思います。

行きたくないのに無理に登校させるのはよくないので。

朝の準備をパターン化して習慣付けるようにし、お母さんが手伝いながら自分で出来ることを少しずつ増やしていくといいと思います。」

 

調子が良くなれば、息子も自分で準備が出来ると思うのですが、中学校に入ってからはまだ持ち物の管理がうまくいかず、「ちゃんと出来るかな?」と不安が強くなって、余計にうまく出来ないのだと思います。

でも、なんとか学校へ送り出している今の状況が間違いではないようで、少し気持ちが楽になりました。

 

「ハグはどうですか?」

と、聞かれ、

「息子の中でもしかしたら時間を数えているのかもしれません。

長くてもだいたい30秒で離れるようになりました。」

 

「減っているってことですね。」

「はい。ただ、不安は確実に増えています。」

 

「不安の原因は何だと思われますか?」

「『ちゃんとしなければ』と思って頑張っているのですが、うまくいかないことが多くて、『出来るかな?』『だいじょうぶかな?』と不安に思うあまり、やらなければならないことに集中出来なくて余計にうまく出来ない、そんな悪循環に陥っている気がします。」

 

「例えばどんなことに不安を感じているようですか?」

「色々です。明日の持ち物だったり、『宿題が出来るかな~?』だったり、ずっと先の夏休みの部活のことだったり、カーペットの向きとか、不安に思う必要のないことまで不安に思って落ち着かなさそうにしています。」

 

カウンセリングの時間は1時間なので、私が時間を使ってしまうと息子のカウンセリングが少なくなってしまいます。

息子に早く代わってあげなくてはと、焦る気持ちもありながら、もう少しだけ話を続けることにしました。