通院途中の追突事故で修理に出していた車が戻ってきました。
車の後ろ下部を2枚、新しいものに変えてくださったそうです。
きれいに洗車し、内部までしっかり掃除してくださり、ピカピカになって返ってきました。
ケガのない事故だったので言えることですが、少し得した感じです。
けれど、戻って来た車に初めて乗ったとき、なんだか違和感を感じました。
車をバックさせた時、後ろを写すバックモニターが少し感じが違う気がするのです。
モニターに映るナンバープレートの存在感が大きくなった気がして、とても気になるのです。
申し訳ないけど、車屋さんにもう一度来てもらって1時間程調整してもらったのですが、そもそもホンダの純正のモニターなので角度とかも変えられないし、あまり効果はありませんでした。
ぶつかったときに歪んだのでは?と思ったのですが、そんな形跡はなくカメラに傷も付いていません。
事故でナンバープレートが少し歪んではいたそうですが、それもきれいに直っています。
不思議だなぁと思いつつも、私が違和感を感じるだけで、バックモニターとしての機能はきちんと果たしているため、そのうちきっと慣れてくるでしょう。
笑い話ですがもう一つ不思議なことがあって、何も入っていないはずのトランクに、見覚えのない工具と幼児用スリッパの入った袋がちょこんと置いてあったのです。
「あれ? 修理してくれた人の忘れ物?」
幼児用のスリッパって!?と、不思議な気がしましたが、とりあえずバックモニターの件も兼ねて車屋さんに連絡しました。
でも、これ、実は我が家のものだったのです。
トランクの下を、私は見たことがなかったのですが、タイヤを交換するときの工具とかが備えつけられているのですね。
幼児用のスリッパは、そう、遠い昔の息子のものです。
息子が幼稚園児だった頃、脳炎を患った父のお見舞いに行くときに履いていたものです。
まさか、未だに残っているとは思いもしません。
トランクの下に入り込んで眠っていたのですね。
息子の足のサイズは、今では小学生ながら27.5センチです。
無我夢中だったあの頃、高次脳機能障害を持つ父とどう向き合うか悩んだ日々、小さな息子・・・。
色んなことが脳裏に浮かんできて、目頭が熱くなってきました。
束の間のタイムスリップ。
息子はもうすぐ中学生ですよ~!