やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

泣き叫ぶほどのことなのか・・・

2017年09月08日 | 日記(息子・小6)

2学期が始まりました。

息子は、今のところ、少し落ち着かない様子はあるものの、夏休み終盤に比べるとかなり落ち着いているように見え、学校にも遅れずに登校しています。

 

待ちに待った金曜日は、土曜・日曜と休みに続く嬉しい日。

学校から帰ってくると、すぐさまサッカーゲーム(ウイニングイレブン)を始めました。

 

ところが、思うように試合を運べず、息子はイライラ。

どうやら、部屋に唾を吐き捨てたようです。

それを見ていた父親に注意され、さらに息子のイライラは大きくなり、結局試合も負けてしまって、イライラを抑えきれずに外へと飛び出していってしまいました。

 

怒りを鎮めるために息子はよく走りに行くのですが、この日は、走っても走っても気持ちを鎮めることが出来なかったようです。

帰ってくるなり2階の自分の部屋に入って、「うぉーっ!、うぉーっ!!」と、声変わりした低い声で獣のように泣き叫んでいました。

 

一応枕を押し当ててはいるようなのですが、全く効果なし、そこら中に息子の叫び声が響き渡っていました。

少し涼しくなってきて、我が家は窓を全面開放していますし、そういうご近所さんも多いと思います。

息子の叫び声が、ご近所さんにどんな風に響いたでしょうか・・・。

 

息子が唾を吐いたのも初めて(私は実際に見ていませんが・・・)で、ここまで長い時間叫んでいるのも初めてです。

防音の部屋なら気が済むまで叫ばせるのもいいかもしれませんが、周りのお宅には小さなお子さんもいます。

 

息子の部屋に入り、「いい加減にしろ!」と、怒鳴りたい気持ちを抑えて、息子に聞いてみました。

「〇〇は、何を怒ってるの?

何に対してそんなに腹が立つの?」

 

息子は、枕に顔を押し付けたままです。

 

「この前読んだ『はだしのゲン』に、ゲンが泣き叫んでるシーンがあったやん。

お父さんとお姉ちゃんと弟が焼け死んで・・・。 

〇〇にとっては、ほんまにそこまで泣き叫んで怒らんなあかんことなんかな?」

 

そう言って、私は息子の部屋を出ました。

 

それから叫び声は聞こえませんでした。

でも、いっぱい泣いたのでしょう。

部屋から出てきた息子の目は真っ赤でした。

 

2学期が始まって、息子は、私が思うよりもずっと気を張っていたのかもしれません。

やっと1週間が終わり、休みを前に気持ちが緩んで感情のコントロールを失ってしまったのでしょうか。

それとも、学校でまた何かあったのでしょうか。

 

息子にもっと話を聞きたいけれど、なかなか難しくて、今はこちらの思いを伝えて、見守るしかありません。

 

明日は、メンタルクリニックの日です。