やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

息子、塾に通い始める

2017年05月02日 | 日記(息子・小6)

2回の体験学習を経て、息子が塾に通うことになりました。

 

学校に登校するのも大変なのに、塾に通えるのか?

疲れて、学校の宿題さえ出来ないがことがあるのに、余計に無理をさせることにならないだろうか?

 

色々悩みました。

その上で、息子に私の思いを伝えました。

 

「勉強がだんだん難しくなってきて、この頃、『ママに教えてもらうと、イライラする』って、〇〇言ってたやろ?

ママの代わりに分からんところを教えてくれたり、勉強のことで相談できる人を見つけた方がいいと思うねん。

中学校に行ったら、〇〇のことをよく知ってくれてる小学校の先生は一人もおれへんし、教科ごとに先生も代わるから、分からんことあっても聞きにくいかもしれへん。

そんな時に相談にのってくれたり、〇〇の味方になってくれる塾の先生を、この6年生の間に探せへんか?

 

「だいじょうぶかなぁ?」

と、心配そうに息子が言うので、

〇〇がだいじょうぶな塾、だいじょうぶな先生を探せばいいねん。

学校みたいに義務やないから、嫌やと思ったらやめて、他に探せばいい。

〇〇がしんどいのに頑張って行く所じゃなくて、〇〇の力になって、〇〇の勉強が楽になるために行く塾やで。」

と、話をしました。

 

「体験行って、嫌やったらやめていい?」

と、聞くので、

「もちろん! 行きたいか行きたくないかを決めるのは〇〇や!」

 

息子が体験授業を受ける気になってくれたので、早速、個別指導の塾を申し込みました。

発達障害の特性があっても、個別指導はその子に合わせて指導するからだいじょうぶだとは聞いていましたが、事前の面談で息子のことを詳しくお話しました。

 

特性ゆえの疲れやすさや気持ちの不安定さから、学校の授業も受けられなくて、宿題も出来ない時がある。

たとえ、体験でうまくいっても、続けられないかもしれない。

事実、サッカークラブは、1ヶ月の体験期間は順調だったけれど、それから1ヶ月もしないうちに調子が悪くなり、日常生活さえままならないレベルにまでなってしまい退部せざるを得なかったこと。

それでも、思春期に入って、私に分からないことを聞きにくくなる前に、また、中学に入って慣れるまでの不安定な時期を乗り越えるために、息子の力になってくれ、息子が信頼出来る先生を探していることをお話しました。

 

塾では、「体が第一」「少しでも息子の力になれるように」との方針で、聴覚過敏にも配慮して静かな落ち着いた席で、まずは塾に通えることを目標にして、息子の様子を見ながら教えていただけることになりました。

欠席する場合の振替授業の申し込みも、本来は3時までだそうですが、当分の間は直前まで受け付けてくださることになりました。

 

学校の宿題をしなくてもよい金曜日を塾の日に選んで、週1回60分の授業を受けることになり、体験後には、息子も「通ってみようかな」と、決心してくれました。

そうして始まったばかりの塾ですが、息子は、もうすでに1回休んでしまいました。

 

その日は奈良に遠足に行った日で、息子は、家に帰ってくるなり爆睡してしまいました。

その様子と言ったら、疲労困憊フラフラになっていて、本当にたどり着くなり眠ってしまうという感じで驚きました。

30分位寝かせてから起こすつもりでいましたが、何度声をかけても起きません。

泥のように深く眠り込んでいました。

 

いつも思うのですが、遠足などのイベントがあった日の息子の疲れ方は尋常ではありません。

私が思う以上に、気を張って過ごしているのでしょうか。

特に、初めての場所に行ったり、初めてのことを行う場合、想像力の問題からなのか、不安が強くて疲れが酷くなるようです。

塾に欠席の連絡をし、自ら目を覚ますまで寝かせることにしました。

 

目を覚ました息子は、

「塾、終わっちゃった!」

と、慌てていましたが、

「来週、頑張ろな~!」

とだけ言って、一番聞いてみたかったことを聞きました。

 

「遠足、楽しかった?」

「うん! バスの中とお弁当の時が一番楽しかった!!」

 

嬉しそうに答える息子に、不安が吹っ飛ぶほど友達とはしゃいでいる息子の姿が浮かんできました。

「ほどほどにコントロールして」って、無理なんだろうな・・・。

全力全開! 楽しんで帰って来れて良かったね!!