やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

春休み・・・

2017年04月03日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

「春休み、どっか行きたい所とか、やりたいことある?」と、息子に尋ねると、

「ない。ゆっくりしたい。」とのこと。

 

春休みに入って、学校に通うというプレッシャーから解放され、息子はのびのびと過ごしています。

春休み中6回の合同サッカースクールがあり、今のところ休みなしで4回通い、スクールのない日も近所の子ども達と集まって、公園や学校に行ってボールを蹴っているようです。

 

クラブをやめることになっても、サッカー大好き!

お陰で、よく食べ、毎日10時間ぐらいぐっすり眠り、また一回り体が大きくなったような気がします。 

去年の秋に買った160cmサイズの服がすでに小さくなっていて、休みの間に大人のMサイズの服を買い揃えました。

 

そんなに急いで大きくならないで~。

まだまだゆっくり成長してほしいな~。。。

 

また、昨年の秋から胸痛の経過観察で通っていた病院が終了になりました。

検査で心臓に問題がなかったものの、診察が終了するとあらためてホッとします。

 

春休みのちょうど中間に、メンタルクリニックにも行ってきました。

息子の実感としては、この1ヶ月の間、

「良くも悪くもなっていない。」

と、いうことでした。

 

「3学期が終了する3日前ぐらいから調子が良くなったように思います。

それまでは、何かちょっとしたきっかっけですぐ調子が悪くなる、という感じです。

サッカーをして遊んでいて急に不安になって、翌朝、リスパダールを飲んでも不安が治まらずに学校に遅れていった、ということもありました。」

と、私が言うと、

「学校へ通うストレスが大きいみたいですね。」

と、先生は仰いました。

 

今は春休みで息子の調子もいい感じなので、とりあえず、薬はこのまま「リスパダールOD錠0.5mg(1錠)と、レクサプロ錠7.5mg(3/4錠)、ツムラ抑肝散加陳皮半夏エキス顆粒2.5g」と、プラス「不穏時用のリスパダール内服液」が一緒に処方されました。

1か月後、新学期が始まって不安が強いようだと、薬を増やすことになるかもしれないそうです。

 

息子が部屋を退出した後、発達障害についての告知のことで先生に聞いてみました。

府からのグループ療育のお知らせが届いて、それは、自分の障害のことを知った上で、みんなと勉強する、悩みを共有し合う、というような感じの内容でした。

息子は申し込みませんでしたが、そろそろ息子も自分の障害のことをきちんと知った方がいいのではないかと思ったのです。

 

先生は、今の息子に告知することは否定的で、

「もっと分別が付くようになってから、中学生になってからの方がいいのではないか」

と、言われました。

ただ、息子に何か感じるところがあり、そのことで悩んでいるようなら話した方がいいのかもしれない、ということでした。

 

学校で過ごしていて、違和感を感じるようなことがあるようです

サッカーロボを制作する理科の時間にも、『自分だけが分からない』と言って、調子が悪くなっていました。」

と、私が言うと、

「次回、様子を見ながら、僕の方から少し話をしてみようかと思います。

いきなり障害のことを話すのではなく、もっとソフトに、『こういうことがあるよ』という感じで伝えてみようかと思います。」

ということでした。

 

告知はとても難しい問題で、本人と、本人を支える周りの人間にも十分な余裕が必要なようです。

私的には、自分の障害について知った方が、色んなことで納得がいったり、やり方が分かったり、また、グループ療育や家族会に参加することや本を読んで勉強することも出来るのでいいのではないかと思うのですが、やはり、合理的な問題だけで考えることは出来ません。

当事者である息子の気持ちを、私には想像することは出来ても完全に知ることは出来ないのです。

 

最近、反抗期の入り口にさしかかったのか、

「ママは口出しせんといて!」とか、「放っといて!」などと口にするようになった息子。

中学生になったら、もっとコミュニケーションが取りにくくなるような気がします。

障害については、いつかきちんと息子に伝えようと思っているのですが、タイミング、方法、共に難しい問題です。