やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

思い入れが強すぎて・・・

2016年03月16日 | 日記(息子・小4)

昨日、通級の先生との懇談がありました。

約1時間、息子の学校での様子や、これからの課題をお聞きすることが出来ました。

 

息子は、自分の意見をしっかり発表出来るようになったりと、勉強でもその他の活動でも、積極的に取り組んでいるようです

ただ、「サッカー」のことで頭がいっぱいで、それから離れられないことが気になると言われました。

 

国語の授業などでも、息子が文を作る時は、全てサッカーがらみです。

絵を描く機会があれば、全てサッカー。

学期ごとのお楽しみ会で手渡す景品を手作りするのですが、そういうのも、息子は、セレッソ大阪のチームエンブレムを描いていました。

 

通級で、「うれしい(楽しい)と感じるのはどんなとき?」とか、「大好きなもの(こと)は?」という題でいくつか考え、みんなで発表し、それを聞いて質問する…という授業があったそうです。

それぞれ5つぐらい答えるのですが、息子は、セレッソ大阪や日本代表のことなどサッカーのことばかりだったそうです。

他の友達は、家族や友達とのことを答えていて、息子の発表に「サッカーのことばっかりや~!」と、友達からも声が上がったそうです。

 

授業以外でも、息子が話をする時は、ほぼ全てサッカーのことのようで、

「家族や友達の話が一切出てこないことが気になります。人との関わりの中で、心が動く、安らぐ…といったことを学習をしていきたいと思います。」

と、言われました。

 

高学年になると、子ども達も色々なことに興味を持つようになります。

息子はサッカー一筋で、しかも、自分の思っているサッカー以外は受け付けないところがあって、友達がサッカーのことで自分とは違う意見を軽く言っただけでも、ものすごく攻撃的にまくしたてる場面があったそうです。

普段は穏やかなのに、そのときは顔つきまで変わってしまっている…と、言われました。

 

また、体育の授業でサッカーをしたときにも、勝つことにこだわって、周りが見えなくなったり、ミスした友達を怒鳴ってけなしてしまったり…と、いうこともあったようです。

 

「サッカーが好きになって、外に遊びに行くようになったり、クラブに入ろうと思うまで運動をするようになったり、いい面もたくさんあるのですが、思い入れが強すぎて、友達から反感を買ってしまう…というようなこともあるので、注意が必要だと思います。」

 

先生は、この春から息子がサッカーチームに入ることもご存じで、

「学校はもちろん、クラブチーム内でも壁にぶつかることがあるかもしれないので、親御さんと学校とで連絡を密に取りながらサポートしていきましょう」

と、おっしゃってくださいました。

 

一つのことに、ここまで一途に一生懸命になれることは、悪いことではないと思うのです。

ただ、少しは周りのことにも思いを巡らせて、他の人の考え方や大切にしているものを尊重出来るようになってほしいです。

そして、「好き」とか「勝ちたい」という感情をコントロールして、自分も周りもしんどくならないよう、うまく行動出来たらなぁ…と、思います。

 

息子は、5年生になっても引き続き通級教室と、市のソーシャルスキルトレーニングに通うことになりました。

息子は、まだ10歳になったばかり。

私だって、10歳の頃は、自分のことばかり考えていたような。。。

 

まだまだこれからです!