やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

息子の頭の中に・・・

2015年05月14日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

太陽が眩しく、まだ5月だというのに、真夏のような暑さです。

毎年、4月に学年が上がって新しいクラスに変わるので、息子も、新しい環境に慣れようと必死に頑張っているせいか、この時期、とてもしんどそうに思えることがあります。

 

その上、今年は、新学期が始まって二日目の4月9日、鬼ごっこをしている時に、転んで右腕を骨折してしまったため、右手をシーネギプスで固められて思うように動かせません。

幸い、息子は左利きではあるものの、元々手先が不器用な子なので、片手しか動かせないストレスは相当なものだと思います。

 

先月半ば、一人でゲームをしていた時です。

「この~、邪魔するな~! 消えろ! 消えろ! 」と叫んだ挙句、

「くそぉ~、お前のせいで負けたんじゃ~!」と、泣きわめきます。

「ゲームで負けて泣きわめくんやったら、最初からしいなって言ってるやろ!!」と、怒っていた私でしたが、どうも違うようです。

 

頭の中を、何かのイメージがぐるぐる回って、彼が何かに集中しようとするのを邪魔するらしいのです。

それは、車に乗っている時や、友達と遊んでいる時、宿題をしている時にも現れるようです。

漢字の中にある何本かの線だったり、「虫歯になるで!」というような言葉だったり、紫の穴???のようなものだったりするようです。

一度、しりとりをして、頭の中を切り替えようと試みましたが、うまくいきませんでした。

「ママ、消して~!」と言われても、私にはどうすることもできないのです。

 

日頃お世話になっている子育て総合センターの先生に相談すると、彼は、元々、気持ちの切り替えが苦手なところがあるのに、4月から環境が変わったストレスと、右手が動かせないストレスが重なって、気になることが頭から離れずに苦しんでいるのかもしれないということでした。

もうすぐギプスがとれ、新しいクラスにも慣れてきたら、おさまるかもしれないと。

 

5月に入って、彼が泣きわめくことは少なくなりました。

私が、過剰に反応していちいち怒らなくなったせいかもしれません。

音声チックのように、いつの間にかなくなりますように。。。