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やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

もうすぐ2023年!

2022年12月31日 | 日記

2022年が終わります。

 

今年は息子が通信制高校に転学したので、大阪市内の学校まで息子に同行するため、なんと外出することが多かったことか!

 

息子の不安が強いので、学校内の生徒サロンで待たせてもらっていたため、都会のど真ん中に出かけながら買い物をする余裕はありませんでしたが、息子の調子が悪くなったときに気持ちを落ち着かせるため、色んな喫茶店で休憩し、ついでに美味しいものをいただきました。

 

なんとか必要最低限の授業に出席し、残り10分の6は「NHK高校生講座」を観て書く視聴レポートで代替してもらうため、後期は19講座の視聴レポートを出すことになりました。

 

20分の番組をテレビやラジオで視聴し、内容を400字にまとめ、200字の感想を書くのですが、現状では、息子が内容をまとめることは難しく、私が前もってまとめたものを写して、感想は息子自身が書くようにしています。

 

先に視聴して400字(しかも、びっちり書かないと受け取ってもらえない)に内容をまとめ、それから息子と一緒に視聴するため、私は二度番組を視聴することになります。

 

この年になっての高校生ライフ・・・。

若返るといいなぁ~

 

ラジオ英語会話も、今でも続けています。

ラジオ体操はいつの間にかやらなくなってしまいましたが・・・。

 

また、今年も筋腫を小さくするために、6月から11月まで6回のリュープリンの注射を受けました。

筋腫は思ったほど小さくなりませんでしたが、いつかは閉経するでしょう。

 

息子は、サッカー部に入部しました。

 

月に2回ほどの部活動ですが、自分が一番下手だからと、サッカーを教えてほしいと、今月から体育の家庭教師に来てもらうことになりました。

 

発達障害コースで申し込みましたが、特に発達障害の勉強をされているとかではなく、大学のサークルでフットサルをしていたという大学院生が先生です。

 

サッカーを教えてもらうというより、お喋りしながら一緒にボールを蹴っている感じでしたが、息子は友達とこういうことがしたかったんだろうな~と、見ていて思いました。

 

主人は、体重90kgを維持し、高血圧は今も薬でコントロール中です。

残業が全くないので、体力的にも余裕でワールドカップのために早起きし、大いに楽しんでいました。

 

下の弟は調子を崩すことも多いけれど、「就労継続支援B型事業所」に週4で通えるようになりました。

たくさんの本を読み、自分でも文章を書いているようです。

 

上の弟は血糖値が873mg/dlまで上がり(基準値は70~110ぐらい)、脱水症状と意識障害を起こして救急車で運ばれ、しばらく入院しました。

退院後に、とあるローカル番組の取材を受け、弟の洋食屋のオムライスがテレビで紹介されました。

体調に気を付けながら、好きな仕事を続けています。

 

義母は、今年は入院することもなく、通院の間隔も1ヶ月から1ヶ月半に延びました。

 

やっぱり健康が第一ですね~!

 

2023年の目標は、

心も体も大事にして、気負わず、やれることをやっていこう!

 

この一年、拙いブログをご覧くださり、息子を、私達家族を応援してくださったみな様、本当にありがとうございました。

 

2023年は、世界中が明るく穏やかな一年となりますように!


ガタがきてます!

2022年09月15日 | 日記

息子の通う通信制高校は後期が始まるまでの長い夏休み中なので、息子にあまり変化はありません。

 

悪くはなっていないませんが、良くもなっていません。

相変わらず、

「ママ、一緒やな?

どこにも行かへんな~?」

と、確認したり、ハグしに来たり、ぐるぐるぐるぐるぐる部屋中を歩き回ったりしています。

 

私と二人で過ごしているから、親離れができないんじゃないかという気がしますが、

「後期が始まったら頑張るから、今はママとゆっくりしてたい。」

と言うので、どこにも通うことなく、まったりと長い夏休みを過ごしています。

 

そんな中、16年半暮らしている我が家にあちこちガタが出始め、その対応に追われています。

 

網戸がガタっと外れ、戸車が割れていることが分かりました。

主人に戸車を外してホームセンターに持っていって同じ物を注文するようお願いしたのですが、主人は戸車を留めているネジを外そうとして、ドライバーでネジ穴を壊してしまいました。

 

結局、タウンページで市内のガラス屋さんを探し、交換してもらいました。

戸車本体は500円だそうですが、網戸の調整費と併せて4000円かかりました。

車で10分ぐらいの業者さんなので、出張費はかからなかったようです。

 

交換の3日後、網戸の開け閉め時に引っ掛かりが気になったので、再び調整に来てもらいました。(もちろん無料)

網戸を調整するを様子を傍で見ていたので、これからは自分で出来そうです。

 

また、給湯器が5月頃から調子が悪くなり始め、お湯を使っているときに給湯器が止まって水になることがあります。

電源を入れ直すとすぐにお湯は出るのですが、秋に向かうこの時期、「設置までお日にちがかかります。交換はお早めに!」との家電量販店の広告を見て、そろそろ交換しなくてはダメだと、お店に行ってきました。

 

「リンナイのエコジョーズ24号のオートタイプ」を希望していたのですが、なんと2か月待ち!

他の機種も1ヶ月半ぐらい時間がかかるとのことでした。

 

11月に水のシャワーを浴びることになるのは辛いので、ネットで色々探すことにしました。

正直屋さん、キンライサーさん等、即日交換可能と書いている業者さんも、リンナイのその機種はなく、ノーリツの同等の商品を提案されました。

 

そうなると、余計にリンナイの機種が欲しくなります。

同メーカーでないと、もし、リモコンの大きさが小さかったら壁の色褪せ状態が違って目立つかもしれないし・・・。

 

「9月中にリンナイのエコジョーズオートタイプ24号、もしくはその20号タイプ(今使っているのは20号なので)に交換を希望しています。なければ、ノーリツの機種の最安値(164800円)を提示してくださっている業者さんを検討しています。」

と探したところ、見つかりました!

しかも、市内の会社で、アフターフォローもしっかりお願い出来そうです。

 

家電量販店では21万円で広告が出ていた給湯器。

キャンペーンやポイント還元で実質196600円と計算していましたが、その会社で164500円で交換していただけることになりました。

 

ただし、家電量販店では製品保証が10年付いていますが、こちらは3年のみ。

工事による不具合のみ、工事保証が10年付いています。

 

今のリンナイの給湯器は16年以上使っているので、3年の製品保証でもだいじょうぶだと思っています。

 

その他、お風呂のドアの取っ手が壊れたり(これは瞬間接着剤で補修済)、トイレの便座に大きなヒビが入ったり、ご近所では外壁の塗り替えをされるお宅が増えてきて(工事の金額にびっくり!)、うちもそろそろ必要かなと思うものの予算がありません。

 

16年半という年月、息子も大きくなるわけです。

私も体のあちこちにガタがきてますしね。

 

これから家電製品も次々買い換えが必要になってきそうで怖いです。

 

 


ささやかな楽しみ

2022年09月02日 | 日記

9月になりました。

雨続きというか、一日のうちにゲリラ豪雨的な雨が降る時間帯があって、晴れていてベランダに洗濯物を干しても油断は出来ず、お天気アプリを確認しながら部屋にベランダにと移動させています。

 

息子の高校は、8月末から修学旅行中です。

7日からは林間学校と行事続きのようですが、こんなに雨が多くてだいじょうぶでしょうか?

 

息子は参加しないので、後期が始まる10月4日の始業式までは長い長い夏休み中です。

読書感想文をあきらめてからは、息子のやるべきことが何もなくなりました。

 

サッカーを観たり、動画を観たり、のんびり過ごしてはいるようですが、やはり落ち着かなくなってぐるぐるぐるぐるボールを蹴りながら部屋の中を歩き回っています。

 

2時間、3時間と回り続けることもあって、そのエネルギーをどこかで使わせてやりたいと思うのですが、息子自身は、

「家でママとゆっくりしてたい!」

と、フリースクールや放課後等デイサービスの見学に誘っても、その気はないようです。

 

あと一ヶ月はのんびり過ごしていていいのだと思う反面、まだまだ一か月以上もこんな生活が続くのかという気持ちになります。

 

息子が動画を観ている隣の部屋で、私は読書やラジオ英会話の勉強をしています。

それと、10月に2年8か月ぶりに小学校の読み聞かせが復活するという連絡があって、今は読み聞かせ用の本探しもしています。

 

試しに本を音読してみると、悲しいくらい声が出なくなっていました。

 

読み聞かせはマスクしたままでするのかな?

だとしたら、はっきり聞き取れるような声を出さなくては・・・。

 

のどのケアや、最近さぼり気味になっていたラジオ体操もしっかり頑張って、それに肺活量を鍛えた方がいいかもしれません。

 

なんだか楽しみが増えました!

 

 


弟のひきこもるきっかけ

2022年07月01日 | 日記

2週間に一度、私は実家に帰って、末の弟と過ごす時間を作っています。

たいていは昼からの半日なので、昼食を一緒に食べ、買い物をして、ごみ出しなど少しの片付けをするのがやっとです。

 

その中で特に昼食を食べながらのお喋りタイムは大事です。

息子の近況や、私の愚痴も聞いてもらいながら、弟の話に耳を傾けます。

 

現在、弟は週に4回、昼から2時間だけ「就労継続支援B型事業所」に通っています。

 

20年以上ひきこもっていた弟が「就労継続支援B型事業所」に通い始めたのは、去年の9月。

最初は週2回から始め、今では週に4回となりましたが、それがやっとで、今でも体力のなさを感じるそうです。

 

ひきこもっていた頃の弟は、庭の手入れなどをしてくれる余裕がありましたが、今はそれどころではなく、裏庭の雑草が私の背丈ほど伸びていますが、今の私にも雑草を抜く余裕(時間)がありません。

 

「就労継続支援B型事業所」では、月に一度面談があるそうです。

先日の面談で、弟がひきこもるきっかけになったと感じる出来事を話したそうで、事前にA4のコピー紙5枚にまとめておいたという文書を読ませてくれました。

 

その5枚の文書は、実は50枚もの文書を書いた後で、削って削ってまとめたものだというから驚きました。

 

詳しいところまでは書けませんが、ざっとこんな話でした。

 

中学生の頃、よく騒いで問題を起こすA君が、自分の物を誰かに盗まれた、誰かが持っているはずだから持ち物検査をしてほしいと騒ぎ出し、驚いたことに担任がそれを認め、持ち物チェックをすることになったそうです。

 

結局、A君のカバンからその物が見つかり、

「な~んだ、俺が持ってたんか!」

というようなことを言って、笑って済まそうとしたので、

「人を泥棒扱いしといて、それはないやろ!

みんなに謝れ!!」

と、弟がブチ切れ、怒鳴ったそうです。

 

そこから、日頃からA君のことをよく思っていなかったクラスメートからも非難の声が上がるようになり、いじめ的なことをする子が出たのかもしれません。

気が付けば、弟がいじめの首謀者のようになっていて、何度も担任から説教されたり、反省文を書けと言われたそうです。

 

ところが、弟は、

「いじめなんてしてない!

おかしいことをおかしいと言っただけや!」

と、認めることは出来ません。

 

そのためなのか、弟は、担任から見せしめのように説教され続け、反省文の書き直しを何度も何度も命じられたそうです。

 

結局、いじめたとされる生徒と親が呼び出され、順番にA君親子に謝る場が設けられたようです。

 

「ほんまにいじめてないんやな?」

と、母に念を押され、弟は、

「いじめてない!」

と、答えたそうです。

 

順番にみんなが謝っていく中、最後に母は、

「私は、『いじめていない』という息子を信じます。

納得してもらえないなら、出るところに出る覚悟はあります。

人を疑うなら、それなりの覚悟があってのことでしょうね!」

というようなことを言って、席を立ったそうです。

 

その後、別の教師が追いかけてきて、

「若い教師がすみませんでした。」

と、母と弟に謝ったそうです。

それからは、その出来事について全く何もなかったようにされてしまったということでした。

 

そのことがあってすぐに弟がひきこもったわけではありませんし、原因の一つにしか過ぎないのでしょうが、弟の中では、理不尽なことにどう抗えばいいのか?、という大きな不安になったようです。

 

50枚も書き綴ったというこの出来事に、

「何十年も昔のこと、よく覚えてるね!」

と、言うと、

「ひきこもってたから、後の歴史がないから・・・。

何度も何度も繰り返して、どういうことなんか考えてた。」

と、弟は言っていました。

 

弟にも広汎性発達障害があります。

もしかすると、正論をぶつけて、それでA君を傷つけるようなことがあったのかもしれません。

 

問題児とはっきり分かるA君と違い、見た目には問題のなさそうな弟にも本当はサポートが必要だったのだと思います。

 

知らないうちに加害者になったり、被害者になったり・・・、息子のことを思い出しました。

 

「息子を信じます。」と言い切ってくれた母の言葉が救いです。

 

 


5度目のリュープリン治療

2022年06月16日 | 日記

前回の最後のリュープリン治療から半年が過ぎ、昨日から5度目の治療を行うことになりました。

 

目まいや頭痛などの貧血症状に加え、お腹の張りと、直近の生理の出血量があまりに多くて不安になったため、生理が終わってすぐに診察を受けました。

 

筋腫は、10cmぐらいのと11cmぐらいのがあるそうです。

あと、小さいのがいくつか・・・。

 

いつも初回の注射は生理が始まって1~5日目までに受けていたので、次の生理が始まってからだと思っていましたが、いきなり昨日、7日目のタイミングで治療を始めることになりました。

 

リュープリン治療は子宮筋腫を小さくするため、4週ごとにリュープリンを注射して女性ホルモンを抑制し、卵巣機能を低下させ、偽閉経状態にするという治療です。

骨密度が低くなる等副作用もあるので、6ヶ月を超える投与が出来ません。

 

前回治療前は、大きい筋腫は15cmぐらいと8cmぐらいでした。

 

6回のリュープリン治療で、筋腫は一回りから二回りぐらいは小さくなりますが、治療を止めるとまたすぐに大きくなってしまいます。

それでも確実に貧血はよくなるので、入院や手術を望まない私にとっては、閉経までリュープリン治療で逃げ切るしかありません。

 

もうすでに体の不調とともに半年ごとにやってくる治療だと覚悟はしていますが、毎月一万円ぐらいかかる治療費はかなりの負担です。

 


なんだかんだで幸せなGWでした

2022年05月10日 | 日記

コロナワクチン接種で、ゴールデンウィークの前半は調子が悪くて何も出来ませんでしたが、後半はまずまず充実した日々になりました。

 

実家に帰って、下の弟と一緒に掃除をしたり、糖尿病による緊急入院から復帰した上の弟のお店にランチを食べに行ったり(夜中のローカル番組の取材を受けたらしく、近々お店がテレビで放映されるらしい)、母の日には義母を家に迎え、ピザでお祝いしました。

 

そして、やっぱり、息子と過ごす日々。

 

5月6日。

「水彩画 屋外の風景」という課題に挑戦するために、近所の高台にある公園に出かけました。

 

ちょうど小学生が校外学習に来ていてにぎわっていたので、息子はすぐにギブアップ。

何枚か写真を撮って、家で絵を描くことにしました。

 

小学生の頃の夏休みの宿題のように私が「あ~してこうして!」というわけにはいかないし、とりあえず私は息子の横で私の絵を描くことにしました。

 

何枚かプリントアウトした写真の中から描けそうなものを選んで、同じ写真を見ながら息子と一緒に創作開始。

二人とも2時間ちょっとで描き上げました。

 

中学生以来三十数年ぶりに絵筆を握った私の絵は、中学生より下手かもしれません

 

「中学生並!?

『プレバト!!』の先生が見たら、間違いなく『才能なし!」やな。」

 

と、私が言うと、息子も、

「ママが中学生並やったら、僕は小学生や!」

と言って、二人で大笑いました。

 

 

上の絵は、私が描いたもの。

息子の絵は、昨日学校に提出しました。

 

絵の出来はともかく、無心に何かをする時間って、いいものです

 

そして、母の日は・・・。

 

義母が帰った後、

「夜ご飯作るの、手伝うわな!」

と、息子が言ってくれたので、うどんを作ってもらうことにしました。

 

初めてのことなので、私が横に付いて、

「お鍋に1200ccお水を入れて・・・。」

等指示しながらですが、全て息子が料理をしました。

 

おネギをたっぷりみじん切りにして、おあげは市販のものですが、立派なきつねうどんが出来上がりました。

 

写真を撮らずにすぐ食べてしまったのが心残りですが、義母が持ってきてくれたエンドウ豆ごはんと一緒においしくいただきました。

 

素敵な母の日です。

 

そして、とても幸せなゴールデンウィークとなりました!

 


コロナワクチン、3回目接種の副反応がきつい!

2022年05月04日 | 日記

4月30日、コロナワクチンの3回目接種を受けました。

 

毎回、息子と一緒に近所の耳鼻咽喉科クリニックで受けている(3回ともファイザー製)のですが、1回目の接種後の副反応は、二人とも注射した部位の腫れと痛みぐらいでしたが、2回目接種後は、私は37.6℃の微熱、息子は38℃を超える熱が出ました。

 

3回目の今回、接種の翌日に私が38.1℃、息子が38.3℃の熱が出ました。

ただ、2回目と違って、筋肉痛というのでしょうか、体中が痛くて、熱が下がった翌日も動けませんでした。

特にお腹が痛くて痛くて…、子宮筋腫も筋肉だからなのでしょうか?

 

やっと動けるようになったのは、5月の3日でした。

 

これだけワクチン接種後の副反応がきつくなってくると、次にまたワクチン接種を受けるかどうかは考えてしまいます。

かといって、万が一私がコロナに感染してしまって、持病のある弟や義母にうつすリスクも怖いし・・・。

 

一日も早くコロナウィルス感染症が収束することを願ってやみません。

 

 


上の弟、救急搬送される

2022年03月17日 | 日記

13日の夜、上の弟が救急搬送され、入院することになりました。

 

夜9時過ぎに、弟から、

「もう限界や。」

という電話がかかってきました。

 

言葉がゆっくりで、ろれつが回っていないようにも思えました。

 

半月ぐらい前から体調が悪くて、コロナかもしれないと思い、自営のオムライス屋を自主休業していたそうです。

でも、病院にも行かず、実家にも帰らず、お店で寝泊まりしながら回復を待っていたようです。

 

「なんでもっと早く連絡してけえへんの!?」

「救急車、呼びや!」

そう思いましたが、急いで119番に電話し、救急車を要請しました。

 

弟のお店の最寄りの消防署から、

「救急車が全部出払っていて、すぐに向かえないので、お姉さんがお店に駆けつけることは出来ますか?」

と、連絡がありました。

 

駆けつけるつもりではいるが、ここからでは時間がかかることを伝えると、

「搬送先もすぐに決まらない可能性があるので、とにかくお店に来てください。」

と、言われました。

 

私がお店に到着する直前にすれ違った救急車があったので、恐らくそれが弟を乗せた救急車だったのでしょう。

 

お店のシャッターをたたいても、電話をかけても応答がなかったので、再び119番に電話し、弟の搬送先を教えていただきました。

 

弟はコロナではなく、糖尿病だということでした。

 

血糖値が873mg/dlあり(基準値は70~110ぐらい)、脱水症状と意識障害を起こしかけていると言われました。

 

即入院となり、点滴で血糖値を下げる治療が始まりました。

 

日付が変わって2時頃、弟の意識もはっきりしているようなので、私はいったん帰宅しました。

でも、弟のこと、お店のことを考えてしまい、結局眠ることは出来ませんでした。

 

14日は義母のリウマチの診察日だったので、午前中は病院の送り迎えがありました。

息子の不安が強くて長時間の留守番が出来ないので、送迎はいつも病院の玄関までです。

 

主人に昼から半休をとってもらい、私は再び弟の病院に向かいました。

 

コロナ禍で、弟に会うことは出来ませんでしたが、意識もはっきりしているし、トイレまで自分で歩いているということでした。

 

5時頃、担当医から説明を聞けるということで、その間、弟のお店に行くことにしました。

 

弟は、実家まで1時間以上かけて帰るのはしんどいから、お店に寝泊まりしていると言っていましたが、休憩室があるわけでもなく、どうやら客席の長椅子で布団をかぶって寝ていたようです。

 

のどが渇いて飲み物を欲していたのでしょうか、飲みかけのコップや紙パックが散乱していました。

 

一日3回餌をあげているという熱帯魚の水槽があり、魚の匂いなのか、飲みかけの飲み物の腐臭なのか、少し異臭を感じました。

 

この日は、目に見える範囲の片付けをし、後日、冷蔵庫の中を掃除することにしました。

すでに半月も休んでいたとなると、食材なども傷んでいる可能性があります。

 

お店の案内ボードには、臨時休業のお知らせと19日からお店を再開する予定、との旨が書かれていました。

 

病院には5時に到着しましたが、先生と話が出来たのは5時40分頃。

担当医は若い男性のお医者さんでしたが、忙しすぎてイライラしているのかな?という印象を受けました。

 

いきなり、

「特に何も話すことはないのですが・・・。」

と、言われたので驚きました。

糖尿病の知識のない私は、話してもらわなければ心配でたまりません。

 

血糖値が高いので、今は点滴で血糖値を下げていて、三日もすれば点滴が外れること。

その後、様子を見ながら治療法を探すということでした。

 

入院期間は、最低でも2週間ということなので、その間に、調子が良くなれば一度店に寄ることは出来ないか聞いてみましたが、

「絶対無理です!

特に今は、コロナがありますからね!」

と、怒られました。

 

「お店のことが何も分からなくて困っていて、こちらから電話してもショートメッセージを送っても何の応答もないのですが、まだ喋れるような状態ではないのでしょうか?」

と、聞くと、

「まだしんどくて動ける気持ちじゃないのでしょうが、受け答えはしっかり出来ていますので、お姉さんに連絡するように伝えておきます。」

と、言われました。

 

しばらくして、弟から電話がかかってきました。

 

まだ口が渇いていて、うまく喋れないみたいです。

メールをするように言いましたが、スマホでのメールのやり方が分からないそうです。

私の送ったメッセージも見ていないようでした。

 

会えないということがこんなに不便なのかと思い知らされました。

病院内のコンビニで筆記用具を買い、それを弟に渡してやるべきことを書くように看護師さんに伝えてもらいました,。

 

けれど、不便ではあるものの、弟の意識がしっかりしていて、従業員への連絡、仕入れの停止、予約のキャンセル等、本人に直接尋ねることが出来たので良かったです。

 

弟は、中学2年生のときに家出をしてから以後、健康診断などを受けたことはないと思います。

きっと、今まで、調子が悪くなっても自然に治癒するのを待つだけだったのでしょう。

 

そのうちに治ると、我慢して、我慢して・・・。

 

でも、私に連絡してきてくれて良かった!

 

もっと早くに連絡してよ!

と、思いつつも、最後の最後にちゃんと電話をかけてきてくれて、本当に良かったと思いました。

 


2022年の目標

2021年12月31日 | 日記

もうすぐ2021年が終わります。

毎年のことながら、あっという間の一年でした。

 

家族それぞれに色んなことがありました。

 

息子は、思い描いていたようには全日制高校に通うことが出来ませんでした。

来年2月には、通信制高校に入学願書を提出する予定です。

息子は、今出来ることをしようと、高校のサッカー部の練習に参加させてもらったり、リフティングや走ることを頑張ろうとしています。

 

主人は、「網膜静脈閉塞症」を治すために、血圧を下げようとダイエットに挑戦しました。

100kg前後あった体重が86kgになり、高血圧は今も薬でコントロール中ですが、「網膜静脈閉塞症」は完治し、眼科を卒業することが出来ました。

 

義母は、リウマチ、肺炎と入院が続き、11月にはまた腰を圧迫骨折してしまい、自宅療養中です。

来年1月には傘寿を迎えるので、それまでに元気になってもらいたいです。

 

義母は、サッカーが好きな息子の話し相手になろうと、テレビで観られる試合は必ず観戦して、試合内容や選手のことをメモしながら、息子の話し相手になってくれています。

「〇〇君の顔を見たら元気が出る。」

「〇〇君の声を聴いたら、痛みがましになった。」

と、〇〇の存在そのものを喜んでくれて、それを言葉で伝えてくれるので、とてもありがたいです。

 

弟は、メニエール病になったり、調子を崩すことも多いけれど、「就労継続支援B型事業所」に週に2回通うようになりました。

高校の国語の参考書を買って、勉強をしたり、小説を読んだり文章を書いたりと、表現する力を身に付けようとしているようです。

 

私は、筋腫を小さくするため、今年も7月から12月まで6回のリュープリンの注射を受けました。

5回目の注射の前の内診では筋腫が10cmぐらいあったので、あまり小さくはなっていないようです。

今度こそ閉経に持ち込めるといいのですが、どうなるでしょうか。

 

義母と息子と自分、そして時々弟に付き添って、病院に通い続けた一年だったような気がします。

なので、家族そろって穏やかに過ごすこの夜、やっぱり幸せだな~と思うのです。

 

来年も病院通いは変わりないかもしれませんが、健康に気を付けようと、最近ラジオ体操を始めました。

「もっとすごい!大人のラジオ体操決定版」という本の付録のDVDを観ながら、ラジオ体操第一と第二をやっています。

まだ始めたばかりで、運動不足があまりにも長いせいか、体はボキボキ鳴るし、息も上がってしまいます。

 

たま~に忘れながらも続いているラジオ英会話と共に、ずっと続けていきたいなと思っています。

 

2022年の目標は、

気負わず、一日一日を大切に生きていこう!

 

こうあるべきと縛られず、今を大切にして、ご縁を大切にして、一日一日を積み重ねていきたいと思います。

 

この一年、拙いブログをご覧くださり、息子を、私達家族を応援してくださったみな様、本当にありがとうございました。

 

2022年が明るく穏やかな一年となりますように!

 

 


社会復帰して一年

2021年11月25日 | 日記

二十数年ひきこもっていた弟が社会と再び繋がるようになったのは昨年の11月のこと。

ちょうど一年が経ちました。

 

一年前、とうとう父の遺した貯金が底を尽きようとして、弟と二人で「若者サポートセンター」に就職の相談に行きました。

 

そこから、弟は仕事を探しながら月6~7万円ぐらいの生活保護を受けることになりました。

 

ところが、二十数年ぶりに人と繋がるストレスからなのか、弟はメニエール病になってしまいました。

 

耳鼻科と心療内科にも通うことになり、「広汎性発達障害」の診断を受けることになりました。

 

目まいや耳鳴りが落ち着いた9月からは、心療内科でカウンセリングをしている心理士さんが勤めているという「就労継続支援B型事業所」にお世話になることになり、午後から2時間、週に2回だけですが通うことになりました。

 

「就労継続支援B型事業所」に慣れるまでは、若者サポートセンターの担当の方が弟のことを気にかけてくださり、サポートしてくださっていたようです。

 

私が弟に会いに行けるのは、月に2回だけ。

弟のささやかな変化がとても楽しみです。

 

弟は、辞書を買い、よく小説を読むようになりました。

 

事業所等で話をするときに、何を話したらいいのか分からなくて話せずにいると、

「毎日、日記を書くといい。」

と、アドバイスされたそうです。

 

日記を書いていくうちに言葉を知らないことに気づいた弟は、小説を読むようになり、分からない言葉を辞書で調べるようになりました。

最近ではなんと、随筆のようなものも書いているらしいです。

 

弟が働く「就労継続支援B型事業所」では、月に2500円ぐらいの賃金をいただけるそうです。

他に、農作業のボランティアをしたときには、お芋や柿をいただいたそうです。

 

数時間の農作業を経験して、弟は、

「力仕事でも何でも働けると思ってたけど、もし、働きに行ってたら一日でやめてた。

体力が限界やった。」

と、言っていました。

 

車に乗れなくなり、自転車で事業所や買い物に行くようになった弟は、少しずつ体力が付いているのを実感しているようです。

(実家はどこに行くのも距離があるし、坂も多いのです。)

 

今週末にはウォーキングがあるそうですが、こうしたイベントは参加不参加は自由だそうです。

まだ他の利用者さんとは話をしたことがないという弟、もし体調が良ければ参加してみるといいのだけれど・・・。

 

まだまだ調子が悪くなることも多いようです。

 

福祉課の担当の方との相性が悪いのか、その方に会った後で弟の調子が悪くなることが多い気がします。

眠れなくなったり、食べられなくなったりする日もあるようです。

 

そんなときは、家の様子が違うのでなんとなく分かります。

弟も気力がなくなってしまうので、ごみを捨てたり、洗い物をしたりという、日常生活さえ手につかなくなってしまうからです。

 

2週間に一度しか会えないけれど、弟が一日一日精一杯生きている様子をしっかり見届け、ときに労い、ときに私の愚痴を聞いてもらいながら、これからも共に生きていこうと思います。