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やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

「落ち着かへん!」「どうしよう…。」「だいじょうぶ?」

2017年10月22日 | 日記(息子・小6)

これでもか、というくらいに雨が降り続いています。

水曜日に運動会が出来たことが奇跡のようです。

 

さて、息子は、運動会の翌日から調子が悪くなってしまいました。

そして、金曜日は定時に登校できず、久々に学校に遅れる旨の電話をしました。

運動会までは応援団の朝練を一日も欠かすことがなかったというのに、どうしたことでしょう?

運動会で力を使い果たし、疲れがピークになってしまったのでしょうか?

 

木曜日の夜から体や思考が動かなくなってしまったかのように、宿題は出来ないし、何を聞いても「分からん!」を繰り返すばかりでした。

また、落ち着かずにハグしにくるというよりは、私にぎゅ~っとしがみついている感じで、

「落ち着かへん!」「どうしよう…。」「だいじょうぶ?」

を繰り返すのです。

 

「何か心配なことある?」

「何が、『どうしよう?』って不安なん?」

と、聞いても、ただただ

「分からん・・・。」

と、言うのです。

 

あれだけ運動会で頑張り、応援団もやり切って、息子の自信になったと思っていたのに、「何がどうして?」と、信じられない気持ちです。

 

息子との話の中で一つ気になることがあり、担任の先生に聞いてみました。

「家庭科では、今、何をしているのでしょうか?

〇〇に聞くと、『エプロン』って答えたのですが、エプロンは5年生の時に作ったはずだし、そう言うと、『分からん』って、言うのです。

昨日は、何を聞いても『分からん』って答えていたので、ただしんどくて考えられないだけかもしれませんが、家庭科での様子はどうでしょうか?」

 

先生は、

「ナップサックを作っています。

あ~、もしかすると不安の原因かもしれませんね。」

と、思い当たることがあるような感じでした。

「『ゆっくり、落ち着いてからでいいから、学校においでや。

ナップサックは、一緒に説明しながら作るから心配いらんで。』って、〇〇君にお伝えください。」

と、仰ってくださいました。

 

結局、その日、息子は2時間目から登校し、元々2時間目が通級教室での授業だったので、通級の先生とお喋りしながらナップサックを作ることになりました。

3時間目からは通常教室に戻り、普通に授業を受け、友達とも楽しく過ごせていたようです。

  

 けれど、家に帰って来てからは、また不安で落ち着かない息子。。。

 

「落ち着かへん!」「どうしよう…。」「だいじょうぶ?」 

そう言いながら、しょっちゅうまとわりついてくる息子に、私も同じことを感じてしまいます。

 

この重さ、息苦しさ、「どうにかして!」という思い・・・。

これがそのまま息子の辛さなのでしょうか。

息子がこれを常時感じているのだとしたら、本当にしんどいことです。

 


小学校最後の運動会

2017年10月19日 | 日記(息子・小6)

今日もしとしと雨が降っています。

一昨日のお昼3時頃から昨日の昼過ぎまで雨がやんで、昨日の午前中にいたっては晴れ間が広がっていました。

運動会のために天が動いてくれたのでしょうか。

 

昨日が雨なら運動会は中止となり、金曜日にダンスや組体操など演技だけを発表会という形で、たとえ雨でも体育館で1学年ごとに行われることになっていました。

なので、こうして小学校最後の運動会を無事に行うことが出来て、本当に良かったです

 

プログラムの順番が雨天仕様となり、ダンスなどの演技が優先的に行われましたが、昼過ぎからポツポツと降り始めた空模様もなんとか持ちこたえ、各学年の演技、競技は全て終了しました。

全員参加の大玉転がしと整理体操、PTA種目が中止となっただけです。

 

6年生の組体操は、通常なら運動会の最後、クライマックスにくるものですが、雨が降らないうちにと10時頃に行われたので、例年のように演技後に感極まって泣いている児童も保護者も少なかったように思います。

私自身もじ~んとこみ上げるものはありましたが、父の遺品であるカメラで息子を追うのに夢中になっていました。

息子はみんなより頭一つ背が高く、すぐに見分けることが出来るのですが、何分体が大きいために組体操の土台となって、顔すら見えないことが多かったです。

 

応援合戦のときも、応援団として堂々とした息子の姿に胸が熱くなりましたが、目頭がうるうるする程度で済んでいました。

 

食事休憩の後、一番最初に6年生の騎馬戦があり、息子の出番は終了しました。

その後、各学年の競技が順に行われました。

もう真剣にカメラを構えることもありません。

 

運動会の学年ごとの競技は決まっているので、全て息子がその学年に行ったものです。

1年生の「玉入れ」

2年生の「かぼちゃのデカパンリレー」

3年生の「綱引き」

4年生の「台風の目」

5年生の「棒引き」

 

ああ、もう滂沱の涙です。

私が見ているのは、目の前の子ども達ではなく、同じ学年だった頃の息子でした。

 

毎年、運動会の時期は大変でした。

1年生のときは、少しだけみんなより動作が遅れ、いつも先生が横に付いてくれていました。

2年生で音声チックが出ました。

3年生では、「何か入っているかもしれない」と、普通に物を食べることが出来なくなりました。

思えば、これが強迫性障害の始まりだったのかもしれません。

順調だと思えた4年生、3日前に体調を崩し、前日に熱を出しました。

5年生では、強迫性障害をぶり返してしまいました。

 

そうした大変さを抱えながら、いつも一生懸命だった息子。

負けなかった息子。

全ての運動会を私に見せてくれました。

 

最後の運動会でも、6年生として、応援団として、頼もしい姿を見せてくれました。

 

ありがとう! 誇りに思うよ!!


おつかい

2017年10月15日 | 日記(息子・小6)

雨で、運動会が延期です。

明日は代休で、火曜日と水曜日が運動会の予備日となっていますが、予報では木曜日までずっと雨になっています。

どうなるんでしょうか・・・。

 

予定がはっきりしないため、いつにも増して息子は落ち着かない様子で調子が悪そうです。

ここ数日は自分の部屋では眠れず、寝室で眠るようになりました。

 

さて、雨の予報であっても、晴れて運動会になることを想定してお弁当の準備はしなければなりません。

運動会といえば、おにぎり。

息子は、お弁当の中でもおにぎりが一番好きだと思います。

なのに、我が家の塩が残り少なくなっていることに、昨日の夕方になって気が付きました。

 

これは、大変!

主人が車を使っているし、この雨だと自転車にも乗れません。

もし、歩いて買いに行って、運動会前に股関節の調子が悪くなると一大事です。

 

息子に、おつかいに行ってもらうことになりました。

「『塩』を買ってきてね。

『アジシオ』じゃなくて、普通の『塩』やで。」

と、言うと、

「どうしたらいいん?」

と。

 

「コンビニの人に、『塩、ありますか?』って聞いたら、教えてくれるから。」

「『アジシオ』持ってきたら?」

「『普通の塩ありますか?』って、聞いてみて。

『塩』とか『食塩』って書いてるのがいいねん。

もし、なかったら、イズミヤで買って来てね。

お駄賃に、〇〇の好きなパンでもアイスでもお菓子でも、何か一つだけ買ってもいいからね!」

 

コンビニまで歩いて5分、さらにそこから5分もかからない場所にイズミヤ(スーパーマーケット)があります。

 

「イズミヤのどこで買ったらいいん?」

と、聞くので、

「1階の食品売り場。調味料とか売ってるところ。『菓子』とか『調味料』とか書いているプレートで探すか、お店の人に聞いてね。」

と、教えました。

 

息子は、欲しいものが特にないせいか、あまり自分では買い物をすることがありません。

せいぜい、ノートがなくなってイズミヤに買いに行ったり、明日のパンがなくて、コンビニにおつかいに行ったりするくらいです。

息子に千円を渡し、少しドキドキしながら送り出しました。

 

恐らく、息子はもっとドキドキしていたでしょう。

コンビニに塩がなかったのか、息子が家を出て20分を過ぎた頃から、私のドキドキにソワソワが加わりました。

 

30分過ぎた頃、「ただいま~!」と、やっと息子が帰ってきました。

コンビニの袋とイズミヤの袋を提げて。。。

 

「コンビニになかった?」

「うん。イズミヤでな、レジの人が『810円です』って言うから、お金足りひんかったらどうしようって、ちょっとパニくった!」

と。

「81円の間違いで、ほっとしたわ~。」

 

息子は、コンビニに塩がなかったので、先にお駄賃のアイスだけ買ってしまったようです。

ハーゲンダッツのクッキー&クリーム、287円。

塩がどれくらいの値段か全く知らないけど、残金713円あればだいじょうぶだと思っていたそうです。

 

いやいや、アイスを先に買うのが問題です。

20分以上アイスを持ち歩いたら、融けてしまうでしょう!

なぜ、先にアイスを買うのか? 

しかも、ハーゲンダッツ。。。

 

アイスを買うのは、買い物の一番最後やで。

融けるやろ~!

イズミヤで買ったら良かったのに。」

と、言うと、

「そうやった!」

と。

イズミヤなら、ドライアイスだって付けてくれます。

 

塩81円に、お駄賃のアイスが287円。。。

あ~、『好きなパンでもアイスでもお菓子でも・・・』と、言った私が悪い。

『100円前後の』って、付け加えるべきでした。

 

でも、親子とも勉強になりました。

 

融けたハーゲンダッツのアイスは、再び凍らせて食べてもおいしかったそうです。


調子の良い時間

2017年09月29日 | 日記(息子・小6)

2学期が始まって、1ヶ月が経ちました。

運動会の練習など目まぐるしい時期で、息子が調子を崩した時もありましたが、ここにきて随分落ち着きました。

 

学校でいっぱいいっぱいになってしまう時があって、授業を抜けて通級教室でゆっくり過ごしたり、一人だけ遅れているという図工のポスターを描いたりと、通級教室でリラックスさせていただいていたそうです。

また、宿題がその日に出来なくても、調子の良い時にやって提出すればいいことにして、宿題が溜まってくると通級の時間を使って宿題をするなど、息子の負担や不安を減らす配慮をしてくださいました。

 

運動会の練習と応援団の練習と・・・。

私から見ると無理し過ぎるのではと心配しましたが、息子に悔いなくやり切ってもらいたい、と、先生方も応援してくださり、息子は本当によく頑張っています。

たとえ、授業や宿題が出来なくても、自分でやると決めた「応援団」をやり切ることが出来れば、息子の大きな自信になると思います。

 

何より驚いているのは、息子が遅刻することなく、応援団の朝練に参加していることです。

気持ちが落ち着かず、なかなか時間通りには登校出来なかったのに、毎日、通常より早く登校していく息子を信じられない気持ちで見送っています。

それに、不安の強い時には、朝、登校するまでにすでに10回以上あったハグが、日に1回とか、気付けば、全然なかったなぁ…という日があるのです。

 

調子が良くなったといっても、実はまだ、1週間程しか経っていません。

 

そのうちまた、調子の悪い日もやってくるでしょう。

覚悟はしています。

けれど、今、この調子の良い時間が、一日でも長く続いてほしいと願っています。

息子にとって最高の「小学6年生の運動会」を経験することが出来ますように。。。

 


参観の後で・・・

2017年09月16日 | 日記(息子・小6)

昨日は、授業参観がありました。

社会の授業で江戸時代の学習でしたが、班ごとに話し合ったり発表したりと、息子も楽しそうに授業を受けていました。

 

なぜか、息子だけ筆箱がありません。

鉛筆1本と、小さな小さな消しゴムをポケットティッシュの中から出したり入れたりしながら使っていました。

小さすぎて失くさないように気を付けているのだと思います。

 

授業が終わってから、息子に筆箱をどうしたのか聞くと、

「多分、通教教室にあると思う。」

とのこと。

でも、実際は、机の横にかけられていた手提げかばんに入っていました。

息子あるあるの一つなので、私は、参観中からそんな気がしていました。

 

参観後、担任、通級の先生と3人で話をする機会がありました。

通級の先生は、

「今日は、通級の時間もぐったりとしていました。

〇〇君はあんまりそんなことないのですが、授業が終わってからもだら~っとして、教室に帰らずにそのまま座っていました。」

と。

 

「応援団の練習が始まって、かなり疲れているみたいです。

昨日も早くから寝てしまい、宿題が出来ずに朝起きてやろうとしていたのですが、一部しか出来なかったみたいです。」

 

「自分から『宿題出来へんかった。』って、言いに来てくれました。

『この連休中にやったらいいで。』って、本人には言ってます。」

と、担任の先生。

 

実は、息子は自分から応援団に立候補したわけではありませんでした。

応援団は、6年生3クラスから12人ずつ、計36人が出ます。

1クラス35人なので、ほぼ3分の1。

立候補だけで集まらず、担任の先生がみんなに話をして募ったところ、息子も「やってみようか」という気になったようです。

 

「初めてのことは特に、『どうしたらいいんやろ?』とか『だいじょうぶかな?』っていう気持ちで、精神的に疲れてしまうのだと思います。

あんまりしんどそうなので、本人に『先生に言って、やめさせてもらう?』と聞いたのですが、『絶対やるんや』って、言ってました。」

 

「お家では、かなりしんどそうですか?」

と、通級の先生から聞かれました。

「落ち着かなくて、宿題とかも集中して出来ないみたいです。

ちょっと話しかけても、『うわ~っ!』という感じで、耳に入らないときもありますし・・・。」

「ハグは増えてますか?」

「ものすごく増えてます。

『落ち着かせてよ~!』って、言いながら・・・。」

「〇〇君、お母さんよりずっと大きくなられたのにね。」

「ぎゅっ、とされると息が止まりそうです。」

「かと言って、今やめさせると、心のバランスを保てなくなる可能性がありますしね。

他に代わるものが見つかるといいのですが・・・。」

 

担任の先生は、

 「応援団の練習、声も出てるし、本当によく頑張っています。

確かに〇〇君にとって大変なことだと思いますが、去年の今頃とは全然違うな~とも感じています。

去年は笑顔がなくて常に緊張しているような状態でしたが、今年は笑顔も見られ、友達とリラックスして喋っている姿も多く目にしています。

〇〇君なら出来ると、私は思っています。」

と。

 

私も、そうあってほしいと願っています。

 

「頑張り過ぎる子なので、パンパンになり過ぎて爆発してしまわないか心配ではありますよね。」

とは、通級の先生。

「通級で、運動会のことや応援団のことを聞いてみたら、『去年経験したから、頑張り過ぎないように気を付ける。』と、言っていました。

ガス抜きになるようなことをしながら、なんとかやりきってほしいですね。

〇〇君、声も大きいし、いい声しているので、迫力ある応援が出来ると思いますよ。」

 

先生方もそれぞれの立場で息子のことを思い、 力になろうとしてくださっています。

気になることがあれば連絡し合いながら息子を見守っていこう、ということで話は終わりました。

 

運動会まであと1ヶ月。

10月15日に行われます。 


泣き叫ぶほどのことなのか・・・

2017年09月08日 | 日記(息子・小6)

2学期が始まりました。

息子は、今のところ、少し落ち着かない様子はあるものの、夏休み終盤に比べるとかなり落ち着いているように見え、学校にも遅れずに登校しています。

 

待ちに待った金曜日は、土曜・日曜と休みに続く嬉しい日。

学校から帰ってくると、すぐさまサッカーゲーム(ウイニングイレブン)を始めました。

 

ところが、思うように試合を運べず、息子はイライラ。

どうやら、部屋に唾を吐き捨てたようです。

それを見ていた父親に注意され、さらに息子のイライラは大きくなり、結局試合も負けてしまって、イライラを抑えきれずに外へと飛び出していってしまいました。

 

怒りを鎮めるために息子はよく走りに行くのですが、この日は、走っても走っても気持ちを鎮めることが出来なかったようです。

帰ってくるなり2階の自分の部屋に入って、「うぉーっ!、うぉーっ!!」と、声変わりした低い声で獣のように泣き叫んでいました。

 

一応枕を押し当ててはいるようなのですが、全く効果なし、そこら中に息子の叫び声が響き渡っていました。

少し涼しくなってきて、我が家は窓を全面開放していますし、そういうご近所さんも多いと思います。

息子の叫び声が、ご近所さんにどんな風に響いたでしょうか・・・。

 

息子が唾を吐いたのも初めて(私は実際に見ていませんが・・・)で、ここまで長い時間叫んでいるのも初めてです。

防音の部屋なら気が済むまで叫ばせるのもいいかもしれませんが、周りのお宅には小さなお子さんもいます。

 

息子の部屋に入り、「いい加減にしろ!」と、怒鳴りたい気持ちを抑えて、息子に聞いてみました。

「〇〇は、何を怒ってるの?

何に対してそんなに腹が立つの?」

 

息子は、枕に顔を押し付けたままです。

 

「この前読んだ『はだしのゲン』に、ゲンが泣き叫んでるシーンがあったやん。

お父さんとお姉ちゃんと弟が焼け死んで・・・。 

〇〇にとっては、ほんまにそこまで泣き叫んで怒らんなあかんことなんかな?」

 

そう言って、私は息子の部屋を出ました。

 

それから叫び声は聞こえませんでした。

でも、いっぱい泣いたのでしょう。

部屋から出てきた息子の目は真っ赤でした。

 

2学期が始まって、息子は、私が思うよりもずっと気を張っていたのかもしれません。

やっと1週間が終わり、休みを前に気持ちが緩んで感情のコントロールを失ってしまったのでしょうか。

それとも、学校でまた何かあったのでしょうか。

 

息子にもっと話を聞きたいけれど、なかなか難しくて、今はこちらの思いを伝えて、見守るしかありません。

 

明日は、メンタルクリニックの日です。


9月1日

2017年09月03日 | 日記(息子・小6)

秋晴れの気持ちのいい日が続いています。

夏の間、蒸し暑くてほぼ点けっぱなしでいたエアコンも一休み。

ほっと落ち着くこの2~3日でした。

 

さて、9月1日、2学期最初の日の息子はというと、集団登校でみんなと一緒に登校することが出来ました。

しか~し、前日にあんなにしっかり準備をしたはずなのに、学校から帰ってきた息子は、

「雑巾なかった!」

「工作どこにあるん?」

と???

 

「えっ?、前の日に自分で用意したやろ~!?」

「工作は、お道具箱と一緒に手提げに入れたんと違うの?」

 

ランドセルを開けると、中には雑巾2枚、きっちり入ったままです?

こんな大きなものがどうして目に入らないのか??

そもそも、自分で用意をしたのに、入っているはずとは思わないのか???

 

「お道具箱の手提げ袋は? また、どっかに置き忘れたん?」

と、聞くと、

「あ~、分かった分かった、ちゃんとあるから!」

と、逆切れして、うるさそうに言い返してきます。

 

学校に電話をしようかと思いましたが、月曜日に自分で探して提出できるか、しばらく様子を見ることにしました。

息子がしっかり準備をするところをこの目で見ていただけに、理解出来ない不思議な気持ちになります。

もしかすると、学校で何か気になることがあって、そのことに気を取られてしまっていたのでしょうか・・・。

 

そういえば、帰ってきてからの息子は、いつも以上に落ち着きがありませんでした。

その日は、友達と公園で待ち合わせをしていたらしいのですが、誰も来なくて、一人で小一時間程ボールを蹴って帰ってきました。

友達とのやり取りも、いったいどんな感じだったのでしょうか・・・。

 

ああ~、心配は尽きませんが、息子を信じて見守るしかありません。

9月1日、毎年一番大変な2学期の幕開けです。

 


夏休み終了

2017年08月31日 | 日記(息子・小6)

夏休みが終わります。

42日間と長かったはずの夏休みも、なんだかあっという間のことでした。

今日眠ってしまえば、2学期が始まります。

 

息子を学校へと送り出さなくていい夏休みの朝は、なんとのどかで平和だったことか。。。

主人も就活中で夕方まで家にいるため、我が家の朝はとりわけのんびりしたものでした。

 

夏休みの宿題も完璧!

自由研究も工作も平和新聞も、本当に良く頑張りました。

何よりえらいなぁ…と思うのは、リコーダーの練習をたとえ1日5分でもほぼ毎日続けていたことです。

曲は、パッヘルベルの「カノン」。

指でリコーダーの穴をふさぐのが難しいのか、低い方のドとレの音がうまく出せないのですが、そのことさえ目をつむればとても上手になりました。

 

2学期の準備も、明日の準備も万端!

あとはもう、始業式から1週間は集団登校となるため、班長でもある息子が時間通りに登校出来るようにと祈るばかりです。

 

いよいよ夏休みの最終章は、家族そろってサッカー日本代表の応援です。

ロシアワールドカップアジア最終予選、今夜オーストラリアに勝てば、出場決定!

刻一刻とドキドキが募ってきます。

 

頑張れ、日本代表! 頑張れ、息子!!


平和新聞

2017年08月27日 | 日記(息子・小6)

夏休みの宿題で最後まで残ったのが、「平和新聞」でした。

本を読んだりテレビを観たりして、「平和」についての新聞をA4サイズの規定の用紙に書かなくてはなりません。

テーマが大きすぎて、息子は「どうすればいいのか、さっぱり分からない」といった状態でした。

 

まずは、息子に「平和」のイメージを聞いてみました。

なかなか思い浮かばないようなので、私が、

「ママは、家族みんなでご飯を食べたり、おいしいものをお腹いっぱい食べれること、かな。」

と、言うと、

「テレビ観ること。」

「ゆっくり寝れること。」

「サッカーしたり、サッカー観に行けること。」

など、次々に言葉が出てきました。

 

「『新聞』っていうのは、みんなに伝えたいことを読んでもらうために作るんやから、まずは、平和について、〇〇は何を一番伝えたいのか考えてみよう!」

 

そう言って、約1ヶ月の間に色々な本を息子に紹介しました。

限られた時間の中なので、読みやすい本、息子が興味を持ちそうな本を探すために、延べ20冊以上の児童書を図書館から借りてきました。

その中から8冊をいつでも手に取れる状態にしておくと、息子は5冊の本を読み終えたようでした。

 

真剣に読み入っている様子を見ると、息子にも感じることがあったのだと思うのですが、

「何が一番心に残った? どれを伝えたい?」

と、聞いても、

「分からん。何をどう伝えたらいいんか、全然分からん。」

と、言います。

 

そこで、本の中で、息子が「自分もそう思った」とか、何かを感じた箇所を書き出すことにしました。

 

子どもが戦火に巻き込まれる場面

自分以外の家族が死んでしまう場面

「胸が張り裂けそう」

「罪がない、知らない人を殺すのは、人殺しと同じ」

たくさんの言葉が出てきました。

 

また、空襲のことを描いた絵本「おかあちゃんごめんね」の話をしていた時に、主人が、

「〇〇のじいちゃんの家にも、焼夷弾が落とされたんやで。」

と言ったので、戦争の話が遠い夢物語ではないことを息子も感じたのではないでしょうか

義父は疎開をしていたので無事で、終戦後は養子に出されたそうです。

 

「戦争中は、楽しそうに歌を歌ったり、自分の好きなことをしていたら、『兵隊さんが命懸けで戦っているときに、何をへらへらしてるんだ~!』って、どつかれたりしたんやて!」

「学校でも、勇ましく戦うことが偉いって教えられてて、『人を殺したらあかん』とか『命を大切にしよう』なんてことを言ったら、『非国民!』って、白い目で見られたんやて。」

と、話すと、息子はとても驚いていました。

 

「平和と安全」という本は、息子が好きなランキング形式で書かれていて、日本は、平和度指数が出されている162ヶ国中6位殺人事件が少ない国としても、189ヶ国中堂々1位となっていました。

10万人あたりの1年間の殺人は、日本は0.3人であるのに対し、164位のブラジルでは21.8人も殺されていて、単純に計算すると日本の72倍以上も危険な確率となり、

「だから、安全な日本に家族を連れてきて、Jリーグでプレーをするブラジルの選手が多いんや。」

という話になりました。

 

第二次大戦以後、日本は戦争をしていませんが、世界各国で紛争は絶えず、1988年から始まったコンゴ内戦に至っては、鉱物の採掘権や民族間の対立など様々な要因があるとはいえ、死者が540万人以上もいることを知り、言葉もありません。

 

自分の国が平和で安全ならばいいのか?

どうしたら兵器を使わずに、世界中が平和に暮らすことが出来るのか?

・・・この本は問いかけているのです。

 

「平和」についてたくさんのことを学んだ息子ですが、また記事にするのが一苦労。

記事を書くことはもちろん大切な勉強ですが、一人ではなかなか難しくて、私が息子の言葉を「こういうことやね」という風に文章にしていくアドバイスをしました。

そうした過程で、息子自身が、一番伝えたいことを見つけることが出来たようです

 

A4サイズの新聞に書ききれることなんてわずかなものです。

けれど、それを作るために、本を読んだこと、調べたこと、知って、考えたこと、そうしたことは息子の大きな力になっていると思います。

 

話は変わって、学校の授業でも時々新聞を作ることがあるそうなのですが、

「一生懸命やってるのに、いっつもみんなより遅くて、最後の方は先生に手伝ってもらったりするねん。」

と。

 

そんな息子に一言、

「じっくり考えて作ったものって、いいものが出来ると、ママは思うで~。」

 


夏休み中から不安が募る・・・

2017年08月25日 | 日記(息子・小6)

夏休みも残りわずかとなりました。

2学期のことが気になり始めたのか、息子の調子が悪くなり、「落ち着かない、落ち着かない!」を繰り返すことが多くなりました。

 

先日、息子が「プールに行きたい」と言うので、車で50分程の場所にある隣の市のプールに連れて行きました。

息子は、市内のプールには行きたがらないので、いつも離れた場所にあるプールに連れて行きます。

この夏3度目のプール。

これが今年最後、もしくは、中学生になると親とはプールに行かないかもしれないから、本当に最後になるかもしれない、と、思いながら連れて行きました。

 

ところが、プールで泳ぎ始めてすぐに、

「なんか、落ち着かへん! しんどい・・・。」

と、言い出すのです。

 

少し休憩させて、

「〇〇のために来てるんやから、〇〇が『プールはもういい』と思うんやったら、帰ってもいいんやで。

ただ、今年のプールはこれが最後やからな。」

と、伝えました。

 

「どうしたらいいか分かれへん。」

と、いう息子。

プールに入りたい気はするのに、気持ちが落ち着かないそうなのです。

 

結局、早々にプールから引き上げることになりました。

 

また、町内会の地蔵盆の日、夕方、お寺の境内にお菓子をもらいに行くことになっていましたが、

「友達に会いたくない。。。」

と、息子は出かけませんでした。

 

夏休みが終わるまでまだ日があるのに、10日も前から調子が悪くなるなんて、なんだか息子が不憫です。

2学期も大変そうな予感はするけれど、せめて夏休み中は、最後までゆっくりのんびり過ごすことが出来れば・・・と、思ってしまいます。