やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

考え続けてしまうようです

2024年01月21日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

インフルエンザの熱が下がってからも、ずっと咳が続いて、どんどんひどくなって、再び受診したら気管支炎になっていました。

 

人にはうつらない咳だと言われたものの、このご時世、人の目も気になるし、突然咳き込んで止まらなくなるので辛かったのですが、ようやく復活!

 

昨日は、息子のメンタルクリニックの日でしたが、体調不良で長い間実家の弟の様子を見に行くことが出来なかったので、私は実家に帰ることにして、主人に息子を病院に連れて行ってもらうことになりました。

 

「どうやった?」

と、主人に聞くと、

「ポジティブに~みたいな感じで、いつもと一緒!」

と・・・。

 

息子に聞くと、

「『認識するのがしんどくて、何をしたらいいかとか、どうすればいいかとか、自分が好きなことは何かとか、それで誰かを傷付けたりせえへんかとか、ずっと考え続けてるからしんどくて、一日ぐらい何も考えずに休みたい。』

ってことを言ったら、

『ずっと考え続けてるから、一日ぐらい考えなくてもだいじょうぶ。

って言われた。」

と・・・。

 

「みんな、思ってるより何も考えてへんで。」

と、私。

 

「みんなは何も考えずに普通にやってることでも、自分が何も考えずに何かしたら、やらかしたり、人を傷付けてしまうから・・・。」

と、息子。

 

「だいじょうぶやで。

人を傷付けたくないって気持ちがある人は、失敗はあっても、そうそう人を傷付けたりはせえへん。

考えなくてもだいじょうぶって言われても、気になって不安で考えてしまうから問題やねんけどな~。」

と、私。

 

年末年始はこのままの薬でいきましょう、と先生に言われていたので、薬の変更があるのかもと思っていましたが、いつも通り、「リスパダールOD錠0.5mg(2錠)と、レクサプロ錠10mg(1.25錠)、ツムラ加味帰脾湯エキス顆粒5g(3包)、ビオフェルミン錠3錠、頓服としてエチゾラム錠のみ30日分0.5mgを一日2錠まで」を処方され、次の診察は5週間後になりました。

 

25日から単位認定試験が始まりますが、息子は、すでに元旦からずっと不安だったみたいで、本当の意味でゆっくりすることはできなかったようです。

 

電車に乗ったり、人とすれ違ったり、教室に入って座席に付いたり・・・。

試験の成績云々で不安になるならともかく、そこに自分が存在して、何かをすることで誰かを傷付けたりしないかという不安。

 

そんなこと考えなくていいのに、純粋に何かをするために、学んだりサッカーをすることに息子の気力を費やせたらいいのに・・・。

 


対人過敏

2023年12月26日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

昨日は、息子のメンタルクリニックの日でした。

 

「調子はどうでしょうか?」

と、先生に聞かれ、

「部活とか授業とか頑張って終了したのに、『頑張らんなあかん』って緊張してる状態がずっと続いたままで、しんどくて限界で、叫んでしまいそうな感じです。」

というようなことを、息子は言っていました。

 

先生は、それをカシャカシャとパソコンに打ち込みながら、

「お母さんから見てどうでしょうか?」

と、私に聞きました。

 

「この数日は特に不安が強くて、『こっち来て!』『傍におって!』と、何度も言ってくるし、お風呂に入っているときさえドアの傍で待っててほしいという感じでした。

それと、サッカーの試合をしているときに、チームメイトがみんな自分に見えて、何か言ってくるみたいなことを言っていました。」

と、私が言うと、

「何か言ってくるわけじゃない!

自分が他の10人になって自分を見てるというか、うまく言われへんけど、『これでいいのか?』って威圧されてる感じ・・・。」

と、息子は言いました。

 

「そういうことってあるのでしょうか?」

と、私が先生に聞くと、

「私も、そういうケースは初めて聞いたのですが、被害妄想的な感じなのか、統合失調症的な感じなのか・・・、統合失調症だと、例えば、両親は本当の親じゃなくて、見張られていて・・・などと言われる方もいらっしゃいますが、彼は統合失調症の感じではないと思います。

いずれにしろ、今飲んでいるリスパダールやレクサプロは、そのどちらにもというか、幻聴や不安など幅広く対応しているお薬です。」

 

「この子には、薬が効かないということでしょうか?」

 

「いえ、原因が薬で対応できないところにあるのだと思います。

感覚過敏の対人過敏ではないでしょうか。

実は、感覚過敏のお薬は存在しないのです。

薬で治るものなら、感覚過敏の人はどんどん減っているはずですよね。

安心できる環境で、自分に合った生き方を見つけていくことが大事です。」

 

年末年始をはさんでクリニックが休みになるので、薬はそのまま変えずに、「リスパダールOD錠0.5mg(2錠)と、レクサプロ錠10mg(1.25錠)、ツムラ加味帰脾湯エキス顆粒5g(3包)、ビオフェルミン錠3錠、頓服としてエチゾラム錠0.5mgを一日2錠まで」を処方され、次の診察は4週間後になりました。

 

息子は、小さい頃から、聴覚、味覚、触覚と感覚過敏に悩まされてきました。

感覚過敏には、対人過敏というのもあるのですね。

 

広汎性発達性障害の特性からトラブルになることが多く、人から叱責されたり、バカにされるようなこともあったりして、息子は人と関わるのが不安で怖くなってしまったのだと思っていました。

 

それもトラウマ的に不安の原因になっているとは思いますが、一緒にサッカーをしているチームメイト10人が、それぞれ自分のことをどう思っているのか、そして、「自分はこの対応で間違っていないのか?」と常に意識しながら動いているわけですから、それは緊張するし、疲れるはずです。

 

電車に乗っていても、教室で授業を受けていても、ああ本当に辛かったんだなと、今更ながら再認識しました。

 

息子には、「他人本位じゃなく、自分本位で生きたらええんやで。人にどう思われるかじゃなく、どう生きていくかの方が大事やで」と、よく言い聞かせていたのですが、感覚過敏となると、自分の意志とは別で、自分ではどうしようもないところがあるのです。

 

「もう一回、カウンセリング受けてみいひん?」

と、息子に聞くと、

「いや、疲れるからいい。」

と・・・。

 

「そやなぁ。

今は部活優先で、受けたくなったらでいいか~。」

 

まずは、一ヶ月間のお休みを、親子でゆっくり過ごしましょうか・・・。

 

 


7倍も!?

2023年11月21日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

昨日は、息子のメンタルクリニックの日でした。

 

「調子はどうでしょう?」

と、聞かれ、息子は、

「レポートをするのが、前ほどしんどくなくなってきました。」

と、答えていました。

 

「それは、良かった!」

 

他に息子が何も言わないので、

「お母さんから見て、どうですか?」

と、聞かれました。

 

「一日一枚レポートをすると決めて、頑張っています。」

と、答えると、

「他に何かありますか?」

と・・・。

 

「『誰かが見てる!』って、よく言うけど、それはいいの?」

と、息子に聞くと、

「いい。前ほどちゃうから。」

と・・・。

 

「では、このままの薬で様子を見ましょう。」

と、次の診察は5週間後になり、「リスパダールOD錠0.5mg(2錠)と、レクサプロ錠10mg(1.25錠)、ツムラ加味帰脾湯エキス顆粒5g(3包)、ビオフェルミン錠3錠、頓服としてエチゾラム錠のみ0.5mgを一日2錠まで30日分」を処方されました。

 

あっという間に診察終了。

 

サッカーの試合が終わって、息子の不安が少し落ち着いたのでしょうか?

試合前日は緊張し過ぎて、なかなか眠れなかったようですが・・・。

 

試合の後はゆっくりすることに専念し、スクーリングには行かず、レポートを一日一枚だけすることにしました。

 

息子曰く

「普通やったら、一日寝たらまあまあ元気になるけど、疲れがとれるのに一週間かかって、人の7倍疲れることが分かった。」

と・・・。

 

7倍も!?

って、感じです。

 

息子のしんどさを分かっているつもりで、分かってはいませんでした。

何でこんなことぐらいで?と、思ったりすることがしばしば。

 

7倍疲れるなら、そうなるよね・・・。

 


このまま応援し続けよう

2023年11月08日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

長らくブログから遠のいています。

 

右の二の腕が痛くてあまり自由に動かせません。

上下に動かすのは痛くないのに、前後に動かすのが辛いです。

 

それに加えて、インターネットに繋がらなくなりました。

ルーターが古すぎてとっくにサポートが終わっているので、長い間アップデートされないままでいたらしく、買い替えるしかないようです。

たま~に繋がることはあるのですが、半ばパソコンを触るのを諦めていました。

 

さて、4日は息子のメンタルクリニックの日でした。

やはり、これだけは記録し続けたいと思い、恐る恐るパソコンに向かっています。

 

息子は、翌日の5日にサッカーの試合があったため、緊張していたのか、数日前から調子が悪かったです。

なので、通院するとエネルギーがなくなって、試合どころじゃなくなると言うので、私だけがクリニックに行って来ました。

 

「調子はどうでしょうか?」

と、先生に聞かれ、

明日、サッカーの試合があるので、数日前から調子が悪くて、今日は父親と家にいます。

自分が一番下手なので、みんなに迷惑をかけたらどうしようと、ものすごく緊張しているみたいです。

本人も、

『見て、考えて、動いてと、一度に色んなことをするサッカーは、自分が一番苦手なことや。』

と言っていました。

『向いてないからやめようと思ったんやったら、いつでもやめていいんやで。』

と言ったのですが、

『やめたら、後悔すると思う。』

と、言っていました。」

 

「未だに、一人で電車に乗れない、学校も、すぐ近くで私が待機していないと教室で過ごせない、調子が悪いときは、家の中でも私から離れるのが不安みたいで、お風呂も扉の前で私が立っていないと入れないときがあります。

進路を考えないといけない時期なんですど、この先が全然見えなくて、あと1年半で、自信が付くようなことがあって、普通に学校に通えたり、普通に働けるようになることってあるのでしょうか?

サッカー部で、息子が一番下手なせいもあって、体を動かすことも苦手で、コミュニケーションも上手くないので、見ていて辛そうなときがあります。

サッカーのせいで調子が悪くなっているような気がして、このままサッカーを続けていて、自信が付くことがあるのでしょうか?」

 

息子が横にいれば聞けなかったことを先生に聞いてみました。

 

「サッカーで自己肯定感を高めるということは、これまでお話を聞く中では難しそうですね。

それが終わってから、引退して一区切りついてからになると思います。

今の状態でサッカーをやめることは、失敗体験を積み重ねただけになる可能性があります。

『苦手なサッカーに向き合って、最後までやり切った』と、本人がそう思えることが大事だと思います。」

 

「今のまま、応援してあげたらいいのでしょうか?

本人に付き添って、一緒に部活や学校に行くから、ますます私から離れられなくなっているんじゃないかと思ったり・・・、でも、『頑張って自分で行きや!』って突き放したら、一歩も出られなくなってしまうんじゃないかと思ったり・・・。」

 

「今は、このまま付き添ってあげるしか仕方ないと思います。」

 

「私は、今の対応を続けていていいですか?」

 

「いいと思います。

彼のタイミングで変わるときが来ますので、また教えてください。」

 

「リスパダールOD錠0.5mg(2錠)と、レクサプロ錠10mg(1.25錠)、ツムラ加味帰脾湯エキス顆粒5g(3包)、ビオフェルミン錠3錠、頓服としてエチゾラム錠0.5mgを一日2錠まで」を処方され、次回は息子と一緒に16日後に通院することになりました。

 

後1年・・・。

部活を引退するまでは、このまま苦しい時間が続くのかな?

 

苦しいけど、苦しいばかりじゃない。

 

片道2時間かけて部活に参加し、不安を乗り越えて全国大会にまで行って・・・。

あと1時間のスクーリング、あと1枚のレポート、人の何倍もしんどい思いをしながらやり切ったときの達成感。

 

それは、きっと息子も感じていることではないでしょうか。

 


レクサプロを1.25錠に増やす

2023年10月07日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

6日金曜日は、息子のメンタルクリニックに行って来ました。

7日、8日がだんじり祭で道が混雑するため、診察を一日早めました。

 

「調子はどうでしょうか?」

と、先生に聞かれ、

「学校が始まることもあって、調子が悪いです。

強迫性障害の症状が出て、何回も確認してしまいます。」

と息子は答えました。

 

「不安が強くなると、強迫行為をして、不安をなくそうとしてしているんです。

不安が強いときは、デパス(エチゾラム)を飲んで不安を抑えましょう。

2錠飲んで、まだ不安だったら、2時間後にもう一回飲んでもだいじょうぶですよ。」

 

「慢性的に薬を飲んでたら、いざというとき効かない気がするんですけど・・・。」

と、息子が言うと、

「僕も不安がどれだけしんどいか知っています。

薬で不安は一時的に抑えることしかできないけど、薬を飲んで不安がましなときに、楽しいこと、夢中になれることを見つけて、こう言っちゃなんですけど、その間に不安を忘れられるようになってほしいんです。

と、先生。

 

「先生、この子はサッカーが好きで、元気なときはテレビでも試合を夢中で観ているのですが、この頃はすぐ疲れて眠たくなって、寝てしまうことが多いです。

薬のせいで眠たいのかな?、と思うときもあります。

起きてるときは、ぐるぐる歩き回っていて、常に『誰かが見ている』みたいなことを言ってます。

強迫行為は、『虫を踏んでしまうかもしれない』と言って、見えない虫も気になるのか、普通に歩いたりできなくて、物を置いたりするときも、虫の上に置いていないかを何度も確認しています。」

と、私は言いました。

 

「虫を踏むことがあってもいいと思いますよ~。

優しいんですね。」

 

「はい、優しすぎるぐらい優しいと思います。」

 

「デパスは、不安を抑える代わりに眠たくなりますが、体質によってものすごく眠たくなる人もいるようです。

レクサプロを1.25錠に増やしてみましょうか?」

 

息子に確認すると頷きました。

 

「学校が始まるので、頓服のリスパダールの飲み薬も出していただきたいのですが、デパスを飲むのとどちらがいいのでしょう?」

 

「不安を抑えるのはデパスですね。

誰かが見ている、何かを言ってくるというような焦燥感やイライラを抑えるのはリスパダールです。

頓服として56回分出しときますので、様子を見て飲んでください。」

 

「リスパダールOD錠0.5mg(2錠)と、レクサプロ錠10mg(1.25錠)、ツムラ加味帰脾湯エキス顆粒5g(3包)、ビオフェルミン錠3錠、頓服としてエチゾラム錠0.5mgを一日2錠まで、リスパダール(リスペリドン)内用液1mgを56回分」を処方され、次の診察は29日後となりました。

 

11日から後期スクーリングが始まることが、息子にとって相当なストレスになっているようです。

 

それでも、

「サッカー部で結果を出せるようになりたい!」

というのが息子の目標なので、最低限の登校が出来るよう、これまで通り、励まし、付き添っていくしかありません。

 

サッカーという、大好きで夢中になれるものをすでに息子は持っています。

 

ただ、今の息子は気力も体力も十分でなくて・・・。

 

どうすれば、息子の不安をなくすことが出来るのでしょうか?

 

 


変わりはないけれど・・・

2023年09月12日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

9日、土曜日は、息子のメンタルクリニックの日でした。

 

「調子はどうですか?」

と、先生に聞かれ、

「今はそんなに調子が悪いわけではないけど、もうすぐ学校が始まるので、またぐっと落ち込むような気がします。」

と、息子は答えていました。

 

「あんまり気負わないようにね。

毎日の生活の中で、小さな楽しみを見つけてください。

何でもない小さなことを楽しめることが大事ですよ。」

 

「お母さんから見てどうでしょう?」

と、聞かれたので、

「全国大会の疲れが大きかったのか、まだ寝てばかりいます。

起きているときは、ぐるぐるぐるぐる部屋の中を歩き回っています。

毎日何時間も歩いているので、辛くないのかな?と心配して聞いたら、辛くないそうです。

むしろ歩きたいと言うので、辛くないんやったらいいか~と思って、歩かせてます。」

 

「そうですか。

辛くなったら、言ってくださいね。」

 

次の診察は4週間後で、「リスパダールOD錠0.5mg(2錠)と、レクサプロ錠10mg(1錠)、ツムラ加味帰脾湯エキス顆粒5g(3包)、ビオフェルミン錠3錠、頓服としてエチゾラム錠0.5mgを一日2錠まで、」を処方されました。

 

息子の様子は前回からほとんど変わりなく、診察も書き記しておくほどのこともないけれど、息子が小学4年生のときからずっと記録し続けているので、やっぱり残しておくことにしました。

 

ずっとずっと先に読み返すことで何かが見えてくることがあるかもしれません。

 


細く長~く、他人と比べることなく・・・

2023年08月13日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

昨日は、息子のメンタルクリニックの日でした。

 

車検のため、代車を運転して病院に行かなくてはならないため、私は人の車を運転するのが怖くて、主人に運転してもらうことになりました。

息子が私に付き添ってほしいと言うため、家族3人での通院です。

 

「調子はどうでしょう?」

と、先生に聞かれ、息子は、

「全国大会が終わって、被害妄想みたいなのはなくなりました。」

と、答えていました。

 

「それは、良かったです。」

 

「でも、何をしたらいいか分からなくて、寝てるか、家の中をぐるぐる歩き回っているかだけです。」

 

「細く長~く取り組めることがあるといいですね。

太く短いのはインパクトがあるけれど、結構ダメージもありますから・・・。

細く長~く、他人と比べることなく、自分自身が楽しんで積み重ねていけるようなことを、『見つけよう』と思わなくていいから、待っていれば見つかりますよ。」

 

それから、私に、

「お母さんから見てどうでしょう。」

と・・・。

 

全国大会が終わってまだ疲れが取れていないのでしょう、ずっと寝てるか、ぐるぐる歩いているかです。」

 

「素晴らしい経験をされましたね!」

 

「はい、本当に良く頑張ったと思います。

まだ疲れているのが分かるのに、家の中を5時間、6時間と歩き回っているので、『疲れてるのになぁ。』『他のことにこのエネルギーを回せたらなぁ。』と思ったりします。

リスパダールを飲んで被害妄想的なものがましになったみたいですが、常用しているものを2錠から3錠に増やした方がいいですか?」

 

「今は被害妄想がなくなってるなら、その必要はないと思います。

調子が悪いときは、頓服で調整できますしね。」

 

「そうですね。

それと、エチゾラムが余ってきているので、一日2錠に減らしてください。」

 

次の診察は4週間後で、「リスパダールOD錠0.5mg(2錠)と、レクサプロ錠10mg(1錠)、ツムラ加味帰脾湯エキス顆粒5g(3包)、ビオフェルミン錠3錠、頓服としてエチゾラム錠0.5mgを一日2錠まで、」を処方されました。

 

カウンセリングがないので、10分も待ち時間がありませんでした。

12時の診察予約で、15分には会計終了です。

 

帰り道、久々に「びっくりドンキー」でランチを食べました。

 

息子は、「かつや」か「くら寿司」「ラーメン」かと・・・、色々考えて「びっくりドンキー」を選んだようです。

 

家族3人、たまにはこういうのもいいですね

 

 


頓服用のリスパダール内用液を1mgにする

2023年07月17日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

15日、土曜日は、息子のメンタルクリニックの日でした。

 

日曜日に息子のサッカー部の練習試合があったため、息子は通院で疲れてしまって試合に参加出来なくなることを危惧して、私だけが病院に行くことになりました。

 

「調子はどんな感じでしょうか?」

と、聞かれ、

「先月の診察から2週間ほどはぐっと調子が落ち込んで、リフティングすることもやめ、部活にさえ行けなくなりました。

でも、また、リフティングを始めて、少し走るようになって、部活にも行くようになったので、全国大会に行こうと覚悟を決めたんやなって思いました。」

と、答えました。

 

「それでも、電車に乗ったり、教室に入ることは不安みたいです。

7月の初めに私が調子を崩してしまったので、『一人で学校に行くから!』と言ってくれていたんですけど、出発直前にやはり調子が悪くなって一人で行くことは出来ませんでした。

〇〇が学校で授業を受けている間、私は買い物とかに行っててもいいんじゃないかと思うのですけど、学校で、すぐ近くの教室で待っていないとダメみたいです。」

 

何かあったときにすぐ駆けつけてもらえるように、ってことですね。」

 

「はい。静岡での全国大会も、一応そのつもりで、すぐ駆けつけられる状態にはしておこうと思っています。

心配なのは、電車とかでよく『誰かが威圧してくる。』と言ってることです。

『どんなふうに威圧されるの?』って聞いたら、『お前なんか死んだ方がいい。』みたいなことを言われるらしいです。」

 

「威圧というよりは、被害妄想ですね。

頓服で飲んでるリスパダールを増やしてみませんか?

体も大きいし、2つ飲んでみて、もし、それでましになるようでしたら、常用しているリスパダールを増やしてみようと思います。」

 

「2つ飲むことにして、一日に何回まで飲めますか?」

 

「2つずつ2回飲んでもだいじょうぶですよ。

0.5mgを56回分出しておきますね。」

 

次の診察は4週間後で、「リスパダールOD錠0.5mg(2錠)と、レクサプロ錠10mg(1錠)、ツムラ加味帰脾湯エキス顆粒5g(3包)、ビオフェルミン錠3錠、頓服としてエチゾラム錠0.5mgを一日4錠まで、リスパダール内服液0.5mgを56回分」処方されました。

 

昨日の練習試合は、主人が付き添うことになりました。

私は、よしずを買いに行ったり、息子がいるといつも短時間で帰らないといけないので、久々にゆっくり買い物をすることが出来ました。

 

息子は、試合で1点ゴールを決めたものの、早い時間に転んで膝をすりむいてしまい、ベンチに下がることになったそうです。

 

部員、13人。

去年の全国大会は、人数が揃わず9人だけで戦って、一回戦で負けてしまったそうです。

 

今年はどこまでいけるか!?

 

息子の気力体力がどれだけ持つか分かりませんが、やれるところまでやればいい!!

 

夏の挑戦はもうすぐです。

 

 

 


全国大会へ

2023年06月17日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

息子のサッカー部は定時制通信制高校の大阪府春季大会で優勝し、全国大会に出場することが決まりました。

 

定時制通信制高校でサッカー部があって頻繁に部活が行われている高校は少なく、なおかつ息子達の高校はシード校だったので、準決勝から出場して2回試合に勝っただけで優勝です。

 

それでも、準決勝ではPK戦までもつれ、観ている私もハラハラしました。

息子は、準決勝と決勝の前半でプレイし、バテバテながらも精一杯頑張りました。

 

これで、息子がこの高校を選んだ目的の一つを達成!

次は、実際に全国大会に行けるか!?です。

 

4日に春季大会があり、その疲れのせいか、がくっと息子の調子が悪くなってしまいました。

 

「外に出たくない。」

「何人もの目が僕を威圧してくる。」

「頭の後ろ側が溶けてるみたいで、気持ちが悪い。」

またお風呂に入ったときに、呼び出し音を鳴らして、「扉の傍におって!」と言うようになりました。

 

そんな中で、今日はメンタルクリニックに行ってきました。

 

診察室に呼ばれたとき、息子はトイレに行っていたので、私だけ先に・・・。

 

「調子はどうでしょう?」

と、聞かれ、

「あまり良くないです。

常に誰かに見られて、威圧してくるみたいなことを言っています。

それに、『頭の後ろ側が溶けてるみたいで気持ちが悪い』と言うんですけど・・・。」

と、答えたところで、息子が診察室に入ってきました。

 

改めて調子を聞かれた息子が、

「部活と授業と2日連続で出ないといけないときがあって、そういうのも乗り超えていかなあかんと思っているけど、限界を超えてしまった感じになってしまいます。」

というようなことを言っていました。

 

「疲れですね。

そういうときは、しっかり休むことですね。」

と、先生。

 

「でも、もっとやれるようにならんなあかんので・・・。」

 

「だんだんやれるようになってきてます!

そういうときこそ、焦ったらだめですよ。」

 

「実は、サッカー部が全国大会に進むことになって、静岡での大会なんですけど、〇〇は『行きたい!』って、言ってますが、新大阪からチームでの団体行動なので、長時間、何日もだいじょうぶなのかな?って、心配しています。

2時間程の部活と1時間の授業で、それでもすごく疲れるみたいで、その前に電車に乗っているときも、誰かに威圧されてるみたいな気持ちになって、実際それで大声をあげたこともあるのですが、そういうことをして、周りの人から『なんやこいつ?』って攻撃されへんかが心配だったり、自分も攻撃してしまうんじゃないかと心配みたいです。」

と、私は言いました。

 

「それは、しんどいですね。

しんどいときは休むことが大事なんですけどね、こんな滅多に出来ない経験を、私から『無茶やからやめろ』と言うことは出来ません。

『行きたい』と思う気持ちがあるなら、頓服のリスパダールを飲みながら乗り切るしかないでしょう。

リスパダールの頓服をお出ししましょうか?

何日ぐらい行かれるのですか?」

 

「開会式と1回戦で最低でも1泊、決勝まで勝ち進めば4泊か5泊。」

と言うと、

「4泊や。」

と息子。

 

「まだ頓服のリスパダールは残っています。

全国大会は7月の終わりからなので、次の診察のときでもだいじょうぶです。」

 

次の診察は4週間後で、薬は引き続き「リスパダールOD錠0.5mg(2錠)と、レクサプロ錠10mg(1錠)、ツムラ加味帰脾湯エキス顆粒5g(3包)、ビオフェルミン錠3錠、頓服としてエチゾラム錠0.5mgを一日4錠まで、」となりました。

 

サッカー部でのみんなと一緒に全国大会でプレー出来たら、何かが変わるかもしれない!

という期待はあります。

 

その反面、電車や教室が苦痛なほど不安が強く、その上、疲れやすさのせいか1日12時間以上の睡眠が必要で、週に3日外出するのは困難という息子が、本当に乗り切ることが出来るのか?と、心配もあります。

 

息子には、

「だいじょうぶ! 何とかなる!

どうしても〇〇が調子が悪くなったときは、いつでも飛んでいけるように近くにおるから!」

と、言い聞かせてます。

 

主人は、仕事や猫の我愛羅のお世話で1試合観に来られるかどうのようで、実は、私、一人旅なんてものすごく不安なのです。

股関節が悪くてあんまり歩けないし、荷物もあんまり持てないし、方向音痴だったりするけど・・・。

 

何とかなりますように!!

 

 


通院証明書を書いてもらう

2023年05月21日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

20日は、息子のメンタルクリニックの日でした。

 

診察では、息子は、

「レポートをしようと思って、それは出来てるけど、他のことが何も出来てなくて、こんなんでいいのかなって不安になることがあります。」

というようなことを言っていました。

 

「いいんです!

前にも言ったように、小さな成功体験が必要なので、レポートが出来たことをもっと自信に思ってください。」

 

「それは分かっていて、そう思うようにはしているんですけど・・・。」

 

「お母さんから見てどうでしょう?」

 

「レポートを一日1枚やらないといけなくて、40分ぐらいで出来そうな分量ですが、かなり疲れてしまうのか、何度も休憩して一日かかって仕上げるのがやっとな感じで、他に何も出来ません。」

 

「疲れるのでしょうね。」

 

「今週は月曜と金曜に出なければならない授業があったのですが、登校出来ませんでした。

それで、学校にもっと配慮をしてもらえるように、通院証明書を書いていただきたいのですが・・・。」

 

「この前、書きましたよね。」

 

「毎年、提出しないといけないみたいです。」

 

「料金がかかりますよ。」

 

「はい。

前回、『広汎性発達障害』と書いていただいたのですが、『強迫性障害』とか『不安障害』とか、加えていただけないでしょうか。

授業の途中でしんどくなって教室を出ると出席を認めてもらえなかったりするので、電車に乗って登校したり、教室に座っているだけで、ものすごく大変で頑張っていることを分かってもらいたいんです。」

 

「そうですね。

分かりました。」

 

薬は引き続き「リスパダールOD錠0.5mg(2錠)と、レクサプロ錠10mg(1錠)、ツムラ加味帰脾湯エキス顆粒5g(3包)、ビオフェルミン錠3錠、頓服としてエチゾラム錠0.5mgを一日4錠まで、」を処方され、次の診察は4週間後になりました。

 

証明書には、傷病名「広汎性発達障害、不安障害」、特記事項に「不安、コミュニケーションの不得手、こだわり、強迫症状が遷延しており、現在通院中」と、書かれてありました。

 

証明書代3300円。

 

これで、今までより配慮してもらえるのかどうかは分かりませんが、先生方にもう一度お願いしようと思っています。

 

息子が本当に大変な中頑張ろうとしていることを分かっていただきたいのです。