今回のCocoちゃんの治療の為に動物病院に何度も通ううちに、気が付いた事があります。それは、病院に通う殆どの犬や猫を連れてくる人は一人ではないって事。犬一匹、猫一匹に付き添いの家族がぞろぞろと診察室に入っていくのです。私のように一人で犬猫を連れて来る人もいますが、大半の人は夫婦や親子。病気の犬猫の数よりも付き添いの家族の方が多いのにビックリです。人間の子供だって病院に行くのに、両親揃って行く事はそうそう無いと思うのですが・・・。
そして入院ともなると、流石の我が家もCocoちゃんに会いに行く為に家族総出で行ったり、誰か欠ける事があっても毎日のように面会に行ったのですが、例えば父が入院したとしたら「今日行ったから、明日はいいか~!」っと毎日は面会に行かないよね~っと笑い話になるほどでした。私達をそうさせる物って何でしょう・・・・・。
不思議です。人間の子供は、血が繋がっていると思うからこそ人並み以上の愛情が沸くのでしょうが、犬猫は血が繋がっているわけでもなく会話が出来る事も無く、人間の子供のように成長の行く末の楽しみがあるわけでもないのに、ペットという枠を飛び越えて人間と同様の家族の一員になっているのです。血が繋がっていても段々と希薄になりつつある現代の人間家族が学ぶべきメッセージが、そこにあるような気がします。無償の愛を注ぐ理由、愛される理由・・・・・上手く言えませんが・・・・・。
・・・・・私に無い何かが、Cocoちゃんにはある!
・・・・・それ故に私とCocoちゃんは、母子家庭なのかも?!笑。
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「そうかも・・・・・」
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