今朝、起きてすぐに父から電話が・・・・。
こんな早い時間に何だろう・・・と電話に出ると
「パクが散歩していたら、いなくなった!探しに来てくれ!」っと。
いつもCocoちゃんとお散歩するお山の階段を下りている途中で
持っていたリードを一瞬離してしまったら、
パックンは階段から雑木林の中に走っていき、
足が悪い父は捕まえようにも追いつかず
パックンはどんどんと茂みの中に入っていったらしいのです。
朝食も食べず急いで準備し
Cocoちゃんを連れていつものお山に。
父と合流し「パク~!!パク~!!パク~!」っと
探し始めました。
父は足が悪いので階段の下の通路からパックンを探し、
私は土手を上がって雑木林の茂みの中でパックンの名前を
必死で呼びながら探しました。
なかなか出てこないので、弟も呼んで
3人で山の階段、茂みの中、通路・・・・
とにかくあちこち探したのです。
雑木林の森ですが、すぐ横には抜け道になる道路があり
住宅街にも面しています。
道路に出てしまい、車にひかれたら大変!
もうなりふり構わず
「パク~!パク~!パク~!」っと何度も何度も呼びました。
住宅街の人にも、犬がいなくなって探しているのが分かるように
大きな声を張り上げて・・・・。
売れ残った犬達を
山に集めて飼育していたという環境にいたパックン。
Cocoちゃんなら絶対に雑木林には入りませんが、
パックンは、うちに来る前は山の中で生活していたので
道なき道をどんどんと入ってしまうのです。
その上、毛の色が茶色なので
土や枯れ葉の色と同化して、どこにいるのか分からないのです。(+_+)
名前を呼びながら動く物が無いか、必死で辺りを見回しながら探していたのですが
全くいる気配がありません。
車にひかれたり、崖から落ちたり・・・・
悪い事を想像したら悲しくて、
私は半泣きで、
ぬかるむ雑木林の木々をかきき分けて
声を張り上げてパックンを呼びました。
弟が父に
「もしかしたら、
車に戻ってくるかもしれないから
車の所に戻ったら!」っと言ったので
山の上の駐車場から下の駐車場に移動していた父が、
また車で山の上の駐車した場所にに移動しに行きました。
そしてすぐに父から電話が。
「パクがいた!」っと。
父が車で最初に停めていた場所に戻ったら、
パックン、駐車していた道から家の方向に向かって歩いていたらしいのです。
通り過ぎる車は、
リードも付けないで歩いているパックンの横を
徐行していたようで・・・・。
父が「パク~!!」と呼んだら
喜んで飛んできて
パックン無事、保護。
「よかった~!( ;∀;)」
私は安堵で涙が溢れてきました。
でも、つけていた首輪とリードはなかったとの事。
実はパックン、父が可愛がり過ぎて
太ってしまったので頭よりも首の方が太くなってしまい
どんなに首輪を締めても首輪が抜けてしまうのです。
あまり締めると息が出来ないので(^-^;
抜けないように、気を付けてお散歩していたのでした。
私があんなに階段横の雑木林を探したのに、
1時間近くもパックンはどこで何をしていたのでしょうか・・・・。
とにもかくにも何事も無く
見つかって家族皆がホッとしました。
夕方、レッスンが終わってから
パックンがどこにいて
どこに首輪がひっかかってしまったのか
首輪とリードを探しに再度山に行ってみたのです。
朝はパックンを探したい一心で
雑木林の中を必死で歩き回りましたが、
暗い雑木林の中に入って
首輪とリードを探すのには、
気持ち悪くてすぐに諦めました(^-^;
探していた雑木林の南側は結構明るくて
子供たちが山遊びをするからか
道が出来ていて探しやすかったのですが、
途中には作りかけの深い側溝や
人間でも滑り落ちてしまうような崖もあります。
何事もなくて本当に本当によかったです。
家に戻ってよくよく考えてみたら
私や父が呼ぶ声が、聞こえていたはずなのに・・・・
何故パックンは1時間も姿を見せなかったのか・・・・。
リードと首輪が抜けてしまったという事は、
きっと木の切り株か何かにリードが引っかかって
一生懸命そこから戻ろうと必死に首輪を外そうと
もがいていたに違いありません。
自分の名前を呼ぶ声が聞こえているのに、
私や父の元に行きたくても行けなかったのです。
何とか首輪から解放されて、
必死で父を探して駐車した場所に戻ったのでしょう。
父が山の上の駐車場に戻るのがもう少し遅かったら、
パックンは家に向かって歩き出していたので、
朝で交通量の多い道を横切る際に車に引かれる可能性もありました。
先ほど、夜のゴーゴーに出かける際に
いつもなら喜んで出かけるパックンですが、
出かける前に玄関の前に座り込んで行こうとしないのです。
お散歩がパックンのトラウマになってしまったのでしょうか。
今日のタイトルは、「今朝、パックンが・・・・」の予定だったのですが
リードが引っかかり、自分を呼ぶ声を聞きながら
必死で首輪を抜こうともがいていたパックンを想像すると
パックンにとっては、
今日のタイトル「恐怖のお散歩」だったのかもしれません。
悪いのはパックンのリードを離してしまった父です。
今回の事で、
父は「パックンのリードを離してしまったら大変な事になる」、
パックンには
「勝手に行動すると恐ろしい目に遭う」
という教訓になったかもしれません。
心なしか疲れたように見えるパックン。
パパがリードを離したせいで、
怖い思いをしたね。
パックン、本当によく頑張りました!
追伸
公園に到着して父と合流した私とCocoちゃん。
Cocoちゃんはいつものようにウンチを済ませ、
Cocoちゃんを父に任せて山に入った私。
そこでCocoちゃんがとった驚きの行動。
パックンと違ってリードを付けていなくても
いつも半径5m以内の距離で私の後ろを付いてくるCocoちゃん。
私が土手を登って山に入ったら、
何といつも年のせいでヨチヨチ歩きのCocoちゃんが、
私の後を追って土手を上ってきたのです。
こんな斜面を登れるなんて!っと普段のCocoちゃんの歩きからしたら
驚きの行動でした。
流石Cocoちゃん!何があっても私の後ろ半径5m以内の距離でついて来る!
「俊敏な動き」と「私への忠誠心」に驚きでした。
「あたちはCocoちゃんよ!アホパックンとは違うんだから!」