ハマヒルガオ

ハマヒルガオ（浜昼顔）=【Calystegia soldanella】


ホリガオ科ヒルガオ属

生活型：多年草

日本全国の海岸の砂浜に生育します。
砂浜に長い地下茎を伸ばして繁殖するので
大きな群落となることが多いです。
花びら（花冠）は5枚がつながたもので
それぞれの主脈の部分に白い帯状の線が入ります。
名前は、海岸に生えるヒルガオという意味。
葉の形が腎臓形で、質が厚く艶があります。
ヒルガオ=【Calystegia japonica】や
コヒルガオ=【Calystegia hederacea】
とはこの葉の形で区別できます。



　　　　　　　　　　　　写真上部に腎臓形の葉


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山家心中集　　雑歌

旅の道に草深し、といふことを
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　西行法師

　旅人のわくる夏野の草しげみ
　葉ずゑに菅の小笠（をがさ）はづれて

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