2006年9月23日の記事
秋の花:フジバカマ
で
どうもこの花は
色が白いし
フジバカマではないんでないのというコメントをいただき
調査に努めておりましたが
結論が出ました。
ここに報告いたします。
結論は以下の三点であります。
■9月23日の花はフジバカマではない
(ヒヨドリバナのようであるが未同定)
■白花のフジバカマはある
■淡紅紫色のフジバカマも(当然)ある
まず
第一点の
■9月23日の花はフジバカマではない
というところから。
<以下は山と渓谷社刊
ヤマケイポケットガイド野の花60ページから引用>
フジバカマ(藤袴)=【Eupatorium fortunei】
キク科フジバカマ属
生活型:多年草
生育地:川の土手。
自生のものは肥えた土の堆積した
土手などに生える。
分布:本州(関東以西)~九州
花色:淡紅紫色、白色(総苞の色)
栽培品は色が濃いが自生のものは淡い
筒状花はほとんど白い。
花のつき方
:上部で多数に分岐した先につく
花びら:舌状花なし、筒状花5個
花の大きさ:総苞長7~8mm
葉の形:長だ円形、端にするどいぎざぎざがある
三深裂するが、上部の葉は裂けない
葉のつき方:対生
茎の高さ:1~1.5m
秋の七草のひとつで
日本のものは奈良時代に中国から渡ってきた
と考えられている。
自生のものは極端に少なく
絶滅危惧種に指定されている。
<引用終わり>
もう一回君津へ行って見て来ました。
葉っぱが違いますね
三深裂がありません。
上部で多数に分岐した先につく花
葉は対生、端はぎざぎざだが、三深裂していない
筒状花もほとんど白いけど
従って
フジバカマではなく
ヒヨドリバナではないか
と考えられます。
次に第二点の
■白花のフジバカマはある
これは
ご近所で見つけたフジバカマ
白花
葉は対生で、三深裂
淡紅紫色のものとそんなに離れていないところにありました
開花は白花の方が一週間ほど遅いようです。
最後に
■淡紅紫色のフジバカマも(当然)ある
花色は淡紅紫色だが、筒状花はほとんど白い
やはり葉は対生で、三深裂
最初の花は
花だけ見ていれば
あとの本物と見比べても
フジバカマの花にみえるよね
しつこいけど
あはは
あはは
・
新古今和歌集 巻第四 秋歌上
蘭をよめる
公猷法師
339
ふぢばかまぬしはたれともしら露の
こぼれて匂ふ野べの秋風
・
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秋の花:フジバカマ
で
どうもこの花は
色が白いし
フジバカマではないんでないのというコメントをいただき
調査に努めておりましたが
結論が出ました。
ここに報告いたします。
結論は以下の三点であります。
■9月23日の花はフジバカマではない
(ヒヨドリバナのようであるが未同定)
■白花のフジバカマはある
■淡紅紫色のフジバカマも(当然)ある
まず
第一点の
■9月23日の花はフジバカマではない
というところから。
<以下は山と渓谷社刊
ヤマケイポケットガイド野の花60ページから引用>
フジバカマ(藤袴)=【Eupatorium fortunei】
キク科フジバカマ属
生活型:多年草
生育地:川の土手。
自生のものは肥えた土の堆積した
土手などに生える。
分布:本州(関東以西)~九州
花色:淡紅紫色、白色(総苞の色)
栽培品は色が濃いが自生のものは淡い
筒状花はほとんど白い。
花のつき方
:上部で多数に分岐した先につく
花びら:舌状花なし、筒状花5個
花の大きさ:総苞長7~8mm
葉の形:長だ円形、端にするどいぎざぎざがある
三深裂するが、上部の葉は裂けない
葉のつき方:対生
茎の高さ:1~1.5m
秋の七草のひとつで
日本のものは奈良時代に中国から渡ってきた
と考えられている。
自生のものは極端に少なく
絶滅危惧種に指定されている。
<引用終わり>
もう一回君津へ行って見て来ました。
葉っぱが違いますね
三深裂がありません。
上部で多数に分岐した先につく花
葉は対生、端はぎざぎざだが、三深裂していない
筒状花もほとんど白いけど
従って
フジバカマではなく
ヒヨドリバナではないか
と考えられます。
次に第二点の
■白花のフジバカマはある
これは
ご近所で見つけたフジバカマ
白花
葉は対生で、三深裂
淡紅紫色のものとそんなに離れていないところにありました
開花は白花の方が一週間ほど遅いようです。
最後に
■淡紅紫色のフジバカマも(当然)ある
花色は淡紅紫色だが、筒状花はほとんど白い
やはり葉は対生で、三深裂
最初の花は
花だけ見ていれば
あとの本物と見比べても
フジバカマの花にみえるよね
しつこいけど
あはは
あはは
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新古今和歌集 巻第四 秋歌上
蘭をよめる
公猷法師
339
ふぢばかまぬしはたれともしら露の
こぼれて匂ふ野べの秋風
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