偽木（ぎぼく）－(2)

これが
日本初の偽木（ギボク）の橋といわれています。

新宿御苑の
下の池
にかかっています。









脇に立っている案内にはこういう記述。

　この橋は、日本で最初の擬木の橋といわれています。
　擬木とは、木の幹に似せてコンクリートや石で
　つくったもののことです。
　明治38年にフランスから買ったもので
　三人のフランス人がついてきて現場で組み立てました。
　何度か修理されましたが
　当時の姿のまま残され現在に至っています。





輸入品でしたか。

フランス人の現地組み立て作業員もついてきたというのですから
随分高かったのでしょう。


この案内には
　偽
という字ではなく
　擬
という字を使っていますね。

夏の花(2)

ノアザミ（野薊）=【Ｃｉｒｃｉｕｍ　ｊａｐｏｎｉｃｕｍ】


キク科アザミ属

生活型：多年草

60種類以上ある日本のアザミの代表といえる種のひとつ。
秋咲きが多いなかでこれだけが春から咲くことで
他の種と区別できます。






新古今和歌集　巻第十五　恋歌五

題しらず
　　　　　　　　　よみ人しらず

　わがよはひ
　衰へゆけば
　白たへの
　袖の馴れにし
　君をしぞおもふ