20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
毎日更新。児童文学情報・日々の暮らし・超高層からの眺望などニュース満載。

久しぶりのお魚屋さん

2022年10月20日 | Weblog
            

こんな肉厚で、大きなブリの切り身が、二切れで450円。
近所のお魚屋さんです。

ちょっと遠いので、この数年、行っていなかったお魚屋さんです。
何しろ並ぶ。1時間以上、夏でも冬でも並ぶ。
それで敬遠して、お魚は高島屋と決めていました。
ところが、八百屋のお姉さんで並んでいたら、知らないおばさんが、後ろに並んでいる私に、「あの、魚屋さん、もう行列ができていましたよ。物がいいからと、プロのお店屋さんまで買いに来るそうです。築地や豊洲に行くのよりいいと」と、お話かけてくださいました。

そういえば、お引っ越ししたばかりの頃、友人たちが、買い出しツアーとか言って我が家に遊びがてら、5人くらいで集まったことがあります。

そうそう、もう一組、4人のメンバーがいらっしゃいました。
娘が小学生だった頃の、ママ友です。

うちでランチをした後、友人たちは、お魚屋さんや、いろんなお店に立ち寄り、どっさりのお買い物を持って、帰って行きました。
私はツアー客を旗を持って案内するガイドのように、友人たちをあっちへ、こっちへ連れ回しました。
懐かしい思い出です。

そんなことを思い出しながら、久しぶりに行ってみようかなと、行きました。

物価が高騰していて、皆さん、お買い物にも工夫をしています。
知らない人にまで「あそこは、品物がよくて、安い」そんな情報を流してくれます。

そんなふうに、知らない人と情報交換しあって、安くて美味しいものを買う。
人間の体は、食べ物が重要な役割を果たしていますから・・。

先日、仕事仲間の友人に、電話で
「健康のためとはいえ、いろいろよく続くよね。普通、1〜2年で飽きちゃって、体にいいなとは思っても、めんどくさくなって、やめちゃうじゃない。それを10年も20年も。ず〜と続けて・・・。それがすごいと思う。飽きっぽいって言葉、何に対しても、一つも持ってないものね」

えへへ、感心されたのか、呆れられたのか(笑)。

すべてのことを、とことん、とことんやり続ける、私のしつこいくらいの根気強さを、見抜かれていることに、笑ってしまいます。
でも、こうした愚かしさを内包した、それが丸ごと、自分なんですから仕方ありません。
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せっかちは、私だけではなかった(笑)。

2022年10月19日 | Weblog
             

今年も、ブルガリ のアイコン。
セルペンティが、ビルに巻かれています。

銀座ブルガリ の、クリスマスの飾り付けです。
夜になると、グリーンの目が妖しく、美しく光ります。

先日の日曜日。
歩行者天国を歩いていて、見つけました。
毎年、ブルガリ はチェックしていますが、10月の半ばにもう飾られていたなんて!!
私より、ブルガリ はせっかちでした。

イタリアでは「蛇」は古典的なモチーフだそうです。
ですが、ローマ時代は『罪』『悪』『誘惑』の意味があったそうです。
 でも、今は『幸運』や『再生』の象徴として用いられることが多いとか。

アクセサリーもセルペンティの腕時計、ブレスレッドなどが店内には飾られています。

そういえば、ここ数年、ブルガリ の「ブルガリ イル・リストランテ ルカ・ファンティン」、イタリアンに行っていません。

Myブームというのがあって、そのころは、いろんな仕事仲間や、友人たちと、
「銀座でランチ」というと、「じゃあ、ブルガリ にしない?」と。

それから歩いていて、やっぱり数年行っていないなとおもったのが、ポーラビルに入っている、「銀座シェ・トモ」のフレンチ。

ま、近頃は銀座は、三越の地下で食材を買ったり、お化粧品を買ったり。
鳩居堂で、封筒類を買ったり・・・。
たまにGINZA6に行ったり・・・。
メインで着るお洋服を買いに、お気に入りのブティックに行ったり・・・。
決まったところへ行って、直行で帰ってくるという、合理的な動き方しかしていません。

銀ブラなんて、遥か遠くになりにけり、という感じです。

その日も、プランタン銀座がなくなり、マロニエゲートビルになり、そこに4階まで入っている大きな「ユニクロ」店舗。
そのユニクロで、夫は温かいズボンと、温かいチェックのシャツ。
私も、黒のレギンスパンツを買って、帰るところでした。
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津軽こけし

2022年10月18日 | Weblog
            

昔から抱いていたコケシとは、ずいぶんイメージの違う、津軽コケシです。
昔のままでは、人気が出ないのでしょう。

こけしの土着的な味わいが消え、とってもモダン。
でもあの土着性も、風土を感じ、とても好きです。
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インボイス制度勉強会

2022年10月17日 | Weblog
            

段階的に始まると言われている、インボイス制度。

フリーランスの書き手、画家にとっては、大変な時代になりそうです。

今日は、午後2時から、オンラインにて、日本児童文学者協会では、専門家の方をお招きして、わかりやすいように教えていただきます。
専門の税理士の方にお願いしております。

他の団体の方も、同じ仲間として、ご一緒にフリーランスの立場でお聞きになりたい方は、気軽にどうぞ、と2つほどの団体にお声がけしましたが、一つの団体は、すでに、専門家をお呼びして、勉強会が終わっているとか・・・。

もし、お聞きになりたい方は、児文協の会員ではなくても、お声をかけてください。わたしにこっそりメールをください。
わたしから、ZOOMの人数制限上、まだ大丈夫かを事務局に伺って、URLを送っていただくようにいたします。
時間的にご無理な方は、見逃し配信もあります。

個々には、結構、お誘いしていますが・・・。
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高島屋の文房具屋さん

2022年10月16日 | Weblog
            

             

高島屋の新館に入っている、文房具屋さんです。
ここに行くと、必ず葉書などを買ってきます。

12月になったらすぐに、ヨックモック のクリスマスバージョンを、送り。
後日、カードをつけてクリスマスプレゼントを。
息子夫婦の女の子は、お誕生日お祝いも、そこにプラスします。

「どのカードにしようかな」
まだ、10月の半ばだというのに、せっかちです(笑)。

そうそう、ヨックモック のクリスマスバージョン。これです。

             

中身は、いつもと同じですが、この缶が、特に女の子たちの孫には、大好評です。
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ミモザアカシア

2022年10月15日 | Weblog
             

             

ミモザは、春のお花かと思っていました。
ガーデンハウスにお買い物にいったら、売っていました。

クリスマスリースにもできるらしいです。

一軒家だったら、こんなクリスマスリースを玄関ドアに飾るのも、素敵でしょうね。
見るだけ、ということが多いです。
でも見るだけでも、幸せな気持ちにしてくれます。
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新しくなりました

2022年10月14日 | Weblog
            

「自動火災報知器・インターホン・非常放送機器その他の工事」が、昨日は、午後1時から2時45分までかけて終了しました。

覚えられるかしら?
というようなタッチパネルでの対応です。

昨日は夫も家にいたので、わたし一人では覚えられないだろうと思ったので、良かったです。

火災報知器も新しくなりました。
インターホンや、なにかあったときの非常音。
すごいおとが、館内に響き渡ります。

          

ベッドルーム入り口のモニターも、タッチパネルで、新しくなりました。

これまでもフロントと、インターフォンの電話でやりとりできましたが、これからは全て、タッチパネル。

これまでは、マンション入り口に、いらして、インターホンを押してくださるとお顔が見られました。
でも今度は、玄関のインターホンも変わり、玄関先でも、お顔が見られるようになりました。
マンション入り口からも、玄関からも、両方、お顔が見られるようになりました。

夫と交互に玄関に立ち、練習しました。
「あ、見えた、見えた!」
おもちゃを買ってもらった子どものように、はしゃぎながら。

全てタッチパネルでの操作です。
早く覚えなくちゃ。

それにしても、5〜6人いらした工事関係の人たちの、感じのいいこと。
皆さん、ニコニコやさしく、丁寧で、親切です。

清水建設が施工したマンションなので、系列会社のシミズ・ビルライフケアの方々です。
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秋の夕暮れ

2022年10月13日 | Weblog
            

ベランダから見た、秋の日暮れ。
陽の落ちるのが、早くなりました。

今朝は、やっと美容院の予約が取れたので、美容院に行ってきます。

午後からは、「自動火災報知器・インターホン・非常放送機器その他の工事」が家に入ってやってくださるようです。

インテリジェントマンションと言うことで売り出された、うちのマンションの、リビングに設置してある機器が、すべて新しく替わるそうです。
うちはリビングでインターホンがなっても、例えば、夫は書斎で、私は仕事部屋でドアなどを閉めていると、聞こえません。
それで、ベッドルームの入り口に、インターホンを別個、取り付けてもらっています。
それはドアを開け放したままにしているので、夫の書斎にも、わたしの仕事部屋にも聞こえます。

夫にも「ピンポン」と一回なったら下。二回なったら玄関。
そう説明してあるのに、無意識に、インターホンに走って行ったり、玄関に走って行ったり・・・。
ま、出てくれるだけ、昔とは違って、大成長しましたが(笑)。

エレベーターを全部新しくしたり、一階のフロアにはエアコンが付いたり、いろいろ入居してきたときより、最新式になっています。
壁の塗り替えや、テニスコートの塗り替え・・・。
いろいろ工事をやっています。

でも居住者は一円も払っていません。
毎月の、管理費と積み立て金で、すべて賄ってくださっています。

「マンションを買うなら、管理を買え」と言われますが、そのことを実感します。

今日の工事は、40分くらいで終わるそうです。
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お話エンジェル選考会

2022年10月12日 | Weblog
            
            

おはなしエンジェル子ども創作コンクールは、たくさんの子ども達に創作を通して物語の楽しさを体験してもらおうと、2000年の子ども読書年を記念して生まれたコンクールです。

応募対象は、幼稚園から中学生まで。
今年の応募も終わり、一次選考が済んで、今、二次選考に送られてきました。

今日は、二次選考、最終選考です。
今年も、ZOOMで行います。

子どもたちの発想のしなやかさ、豊かさには、毎回、びっくりしています。
今年もそんな作品と出会えました。

贈呈式は、11月27日(日)です。


これが終了したら、すぐ、同じく、今日は、夕方から、ZOOMで日本児童文学者協会の理事会です。
ZOOMのハシゴの1日です(笑)。
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秩父困民党

2022年10月11日 | Weblog
            

秩父に住んでいる、従兄弟のKちゃんが、椋神社の写真を送ってくれました。
(上)
「この季節になると、秩父困民党のことが、頭をよぎります」と。
ということは、農民たちの蜂起は、秋の今頃?

記憶力のいいKちゃんは、私の100倍も、昔のことを覚えています。
「ジュンコちゃん、それは高校一年の時の話だよ。記憶違いだよ」と、拙blogを読んで、訂正メールをくれたりして、正しい昔の話を思い出すこともしばしば。

彼は父方の従兄弟ですが、先日、私が、母方の従兄弟のOちゃんのことを書いて、その時、二人は、早稲田の法学部まで一緒で、仲良しだったという話を書いて、懐かしく思い出したようです。

奥さんと二人で、椋神社に行って、吉田町の、龍勢祭りを見てきたと・・・。
元気そうな、Kちゃんの写真も添付してありました。

もう何年もあっていませんが、お変わりありません。

そのメールを、懐かしく読み、椋神社の話を夫としていました。
秩父事件を描いた、「草の乱」という映画を、丸の内でやったのを、夫と見に行ったことがあります。

私は秩父の生まれなので、秩父困民党の話も、本もたくさん読みました。

父が生きていた頃から、母が亡くなるまで、お正月と、夏休みには、姉夫婦一家、弟夫婦一家、我が家の一家。
全員が、母の家にお泊まりに行っていました。

その子どもの頃からの思い出があるので、息子が
「今度は、自分たちの子どもに、同じような体験をさせてあげたい」と、始まった、我が家での、年二回のお泊まり会です。
これは、もう母が亡くなってからの話ですが・・・。

秩父の家にお泊まりした翌朝は、義兄の提案で、「今回は、どこどこへ行こうと」と、
三台の車を連ねていろいろ見て歩きました。

ある時、椋神社へ行くことになりました。
秩父困民党の農民たちが、貧しさの中で、年貢をむしり取られ、生きることもままならなくなり、この椋神社に集まり、のちに蜂起します。

その蜂起のきっかけとなった、椋神社そばの、切り立った谷も見てきました。
痩せ細った、農作物など何もとれないような、山また山に囲まれた畑です。
こんな場所で、必死に作物を作り、生き抜いていくのは困難です。
桑畑を作って、養蚕業も細々とやっていました。
そこで作った製糸は、横浜港からフランスに輸出されていました。
ところが、世界大恐慌により、製糸の大暴落。
農民の困窮は、さらに深まります。

その場所は、山の端に陽が隠れてしまうと、凍えるような寒さです。

秩父市のご出身である、近代フランス史がご専門の、井上幸治 さんの『秩父事件 自由民権期の農民蜂起』も読みました。
井上さんは、もう20年くらい前にお亡くなりになってしまいましたが、東大を出て、平凡社の編集者。そして神戸大学の教授になった人です。

また秩父に在住されていた、中澤市朗さんも「秩父困民党」の研究者として、有名な人でした。
兄の市朗さん、弟さん、ご兄弟で、東大出身でした。
その弟さんに、私は高校生の頃、英語の家庭教師をしていただいていました。
ですから、よく存じ上げている方々です。

私たちは、その後、車で移動し、山の上にある、札所二十三番。音楽寺に行きました。
目的は、そこにある碑です。
農民蜂起の合図は、その音楽寺の鐘でした。
この鐘が鳴ったら、秩父のあちこちから、もちろん市内からも農民が一斉に蜂起する。
有名な話です。そしてその音楽寺には、一つの石碑がありました。

            

「われら 秩父困民党 暴徒と呼ばれ 暴動といわれることを 拒否しない」

見つめながら涙がこぼれました。
ずっと胸に刻んでいる、民衆の権力への、自らの誇りすら感じさせる、抵抗の言葉です。
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