20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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映画「わたしたち」

2017年10月09日 | Weblog

         

 昨日は久しぶりに、恵比寿ガーデンプレイスに行ってきました。

「YEBISU GARDEN CINEMA」に、映画を観に行ったのです。

 先日来、新聞の批評や、ネットなどで、とても気になっていた、韓国の若手女性監督の手による映画「わたしたち」を観に。

 小学生の主人公「ソン」の眼差しで、クラスでの人間関係、転校生との関係、家族の関係が描かれています。

 「ソン」の表情は、それらの関係性を、すべて物語るほどひたむきです。

 期待、戸惑い、落胆・・・。

 小学生たちの、まっすぐな想いが息苦しいほどに伝わってきます。

 ラスト、二人の目が合わさり、微かな笑顔が浮かんだ瞬間。目からぽろっと涙が・・。

 画面は真っ黒。静かに音楽とクレジットロールが流れて行きました。

 

 恵比寿ガーデンプレイスは一時、とても気に入っていて、写真の「ジョエル・ロブション」には、さまざまな友人たちと、なんど通ったことでしょう。

 当時は、シャトーレストランなどと言っておりましたが、だいぶ古くなって風格が出ていました。

 十数年前、結婚したばかりの息子夫婦と、娘夫婦と、わたしたち夫婦で、ここでクリスマスの夜を過ごしたなんてこともありました。

 

 でも、ここに映画館ができていたのを知らなかったので、もうかれこれ10年近く行っていなかったのかもしれません。

 「YEBISU GARDEN CINEMA」はこじんまりした映画館で、マイナーですが、いい映画ばかりをやっているようです。

(予告を見る限りにおいて)

 いい映画と、映画館。

 心地いい時間を過ごした、休日の午後でした。

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