20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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「へんしんアンソロジー」(全五巻)くもん出版刊

2008年12月07日 | Weblog
 このたび、くもん出版から「へんしんアンソロジー」全五巻が同時発売になりました。
 注目すべきは、このアンソロジーのなかに、子どもたちの作品が何編か入っているということです。
 子どもたちの作品というのは、「子ども創作コンクール」に入賞した変身をテーマにした作品を選びだし、このアンソロジーに入れたのだそうです。
 大人の作家たちに混じって、子どもたちの作品が入っている。
 それも同じ「変身」というテーマの。
 どうです? おもしろい企画だと思いませんか。

 へんしん1は『真夜中のホラー大会』
 へんしん2は『世界一しあわせな鼻くそ』 
 へんしん3は『ぶたのたたり』 
 へんしん4は『ヒーローはだれだ』
 へんしん5は『魔女の話し相手』になります。
 それぞれの刊には、人間がある日とつぜん動物に変身したり、石に変身したり、いろいろなものに変身したお話がのっています。
 
 ちなみに私の作品は、へんしん3『ぶたのたたり』に掲載されています。
 表題作の「ぶたのたたり」は麻生かづこさんの作品です。
 私の作品は、飼い猫の「シュンスケ」に「ボク」が変身してしまったお話です。
 大好きなサッカー選手の名前までつけて、あんなに可愛がっていた「シュンスケ」が、近頃ふてぶてしくなり、まるで「ボク」を侮蔑するような視線をときどき投げかけたりしている。しゃくにさわった「ボク」は、あいつの髭をハサミでちょん切ってやったり・・・。さて、物語はそこからどんな展開になるでしょうか。
 タイトルは「ネコがわらった日」
 ソフトカバーで手にとりやすい本です。書店で見かけましたら、ぜひお読みになってください。 
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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
さすが (yesnid(虹乃))
2008-12-07 21:08:31
さすが、うまい企画ですよ。
子供には変身願望がありますからね。
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Unknown (加藤純子)
2008-12-07 22:00:25
yesnid(虹乃)さん

先日はお世話になりました。
yesnid(虹乃)が男性だとわかってみると、やっぱり文章が男性でした。(って、意味不明?)

この企画は、編集者のHさんが昨年あたりから「なにかに変身するっておもしろくない?」とこだわっていらして、とうとうそれが形にしたものです。
でも企画を立て、それに説得力を持たせるのってなかなかたいへんみたいです。
yesnid(虹乃)さんも、なにかおもしろい企画をお持ちですか?
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Unknown (yesnid(虹乃))
2008-12-08 23:12:32
え、児童文学のですか?
それはまったく考えたことないですね(^_^;)
返信する
Unknown (加藤純子)
2008-12-09 09:44:37
yesnid(虹乃)さん

yesnid(虹乃)さんは、お菓子作りとか、お料理とかがお得意なのですか?
季節風の新人の方々、力をつけていますね。
いろいろな場面で、「やっぱり季節風のひと?」と、唸らされています。
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料理 (yesnid(虹乃))
2008-12-09 11:33:45
料理は好きですが、得意ではありません。
特に、最近はごぶさたですね。
返信する
Unknown (加藤純子)
2008-12-09 12:34:04
yesnid(虹乃)さん

私は作るの、大好きです。
でもyesnid(虹乃)さんの作品でお菓子作りのお話がありましたよ。
返信する

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