20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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正しくない夏休みのすごし方

2008年09月16日 | Weblog
 娘がまだ出産の気配がないので、今日は朝からお夕食の支度をして会議に出かけようと思っています。
 午後2時からは児文協の出版企画部の部会へ。その後、夕方5時からは同じく児文協の運営委員会です。
 
 夏のあいだは、さほど会議もなく静かな日々でした。しかし夏もおわり、いろいろが稼働しはじめてくると、とたんにせわしない気分になります。
 町は、夏も秋もなく変わらず動いているというのに、この年になってもなお、私にとっての夏は、いつだって特別な時間です。
 
 日常はいつでも、どこか強迫観念のようなものに追いつめられながら格闘しているというのに、夏になるとなぜか、「夏休みなんだもん」と言い訳みたいに時間を無為に過ごす習性があります。
 夏休みの、ゆったりとした空気感のなかを漂っている自分がいます。
 やらなくてはならない宿題が、ふたつもあるというのに。
 そうしては、秋の今頃になると、無性に焦った気持ちになります。
『ライ麦畑でつかまえて』の、ホールデン少年のように。
 おちこぼれみたいな心境で。

 そんな愚かしいことのくり返しをしながら、私はいったい何回、夏を見送ったというのでしょう。
 
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4 コメント

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Unknown (ムーン)
2008-09-16 12:16:00
しばし、ご無沙汰いたしております。
いつも変わらず、話題豊富なブログ、楽しませていただいております!
本当に、夏休みは、過ぎてみてから「あ~、貴重な一ヶ月、なんとなく無為に過ごしてしまったような…、やり残したことが沢山あるような…」と思うものですね。加藤さんのように、とても忙しく過ごされている方でも、そうなのだな…と、ちょっぴり安心いたしました。お嬢様、もうすぐなのですね。どうぞ、お大事になさってくださいませ。
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Unknown (加藤純子)
2008-09-16 22:00:55
ムーンさん

この度は、雑誌「日本児童文学」への掲載、おめでとうございました。
とってもステキな詩でした。そのまま絵本になりそう・・・。

今日は会議で、今帰宅したため、(それでも皆さんよりひと足早く帰ってきたのですが)コメントが遅くなってしまいました。
明日のBeはご欠席とか。残念です。
私は娘がまだだいじょうぶというので、今日は事務局からカギを借りてきました。そんなわけで明日はうかがうつもりです。

子ども創作コンクール、くもん出版から携帯に電話が入ったり、メールがきたりとあわただしく夕方ご連絡をいただいたのですが応募総数が例年の2,5倍だそうです。うれしい悲鳴です。
また選考委員会につきましては、ご連絡させていただきますがよろしくお願いいたします。
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お疲れさまでした。 (ひでじぃ)
2008-09-17 07:02:10
純子さま
きのうはお疲れ様でした。いいメンバーでうれしかったです。娘さん、どうですか。その日がいい日でありますように。いい誕生日になりますように。
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Unknown (加藤純子)
2008-09-17 09:34:47
ひでじぃさん

昨日はお疲れさまでした。
2時から8時まで6時間ですものね。今朝は肩がぱんぱんです。
でも、すっごく楽しかったです。
これから、お買い物にいって、その後そのときのことをblogにでも書こうかなって思っています。
企画のいろいろが成功するといいですね!
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