20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
毎日更新。児童文学情報・日々の暮らし・超高層からの眺望などニュース満載。

作家・杉山亮さんのHPから

2011年03月27日 | Weblog
やっと本が届けられそうです。
Iさん、ありがとうございます。
よろしくお願いいたします。
 
また、盛岡で3.11絵本プロジェクトが立ち上がったそうです。岩手県に在住の児童図書編集者・末盛千枝子さん(すえもりブックス代表)の提唱で、盛岡のボランティア団体・NPO等が立ち上げたられたそうです。
たいへんな状況なときですのに、ほんとうにすごいです!頭の下がる思いです。
詳細は、拙blogの「被災地への絵本・児童書・マンガを・・・」の日のコメントをお読み下さい。
こちらからもお願いできるようです。

↓は、作家杉山亮さんのHPからです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

3月11日に起きた地震についてはみんな、心を痛め、また、自分になにができるんだろうと考えているかと思いますが名古屋でおもちゃばこフォーラムを主催している石丸良枝さんが中心となって被災地に絵本・児童書を送ろうという動きが起きてきました。

で、ぼくも相談をもちかけられて最初は現地は今てんやわんんやだろうし、大人と子どもでは必要なものが違うと思いつつも、でも、今は食料や暖房具やガソリンが優先だといえばそれはそうだろうし、いきなり絵本だけ送りつけられても向こうもこまるだろうし、第一届け方がわからないし、もう少し様子を見て…なんて考えていたら石丸さんが、ジョイセフという団体に連絡をとってじょうずに話をまとめてくれました。
すばらしい行動力です。

「ジョイセフ」で検索してホームページを見てもらえればと思いますが途上国の妊産婦と女性を守るをキャッチフレーズにしたNGOです。
ふだんはアフリカやアフガンなどでさまざまな活動をしていますが今回の地震では自国での支援活動にすでにのりだしています。

具体的には粉ミルクや紙おむつを送っています。また、男のぼくにはピンとこなくて申し訳ないのですが生理用品や下着もほしいといいだすのに勇気がいる人もいるそうで送るんだそうです。

で、ここでそういうものといっしょに絵本や児童書も渡せるようにすれば、ピンポイントで子どもがいるところに確実に届くということです。

それはいい。
大人ばかりのところに届けられても誰も喜ばずに、逆にじゃまなだけかもしれないけれどこのルートならば…
絵本や児童書があればとりあえず、子どもたちがいい時間を過ごすことができるし、心を遠くに遊ばすことができます。
また、その間、大人たちは復興に向けて、ほかのことができます。

で、その石丸さんの提案にぼくものります。

みなさん、自宅にある絵本・児童書で、もう、読まないなという中でおもしろいのをぜひ、送ってください。
(でも、つまらなかったもの、あまりにポロポロのものはやめてください。被災地はゴミ捨て場ではないのですから)
そのあたりはそれぞれの常識でお願いします。
新品を買う必要はありません。
それなら、義援金にした方がいいですから。

で、うちを倉庫にしてある程度、段ボール箱でまとまったところでジョイセフ経由で現地へということになります。
もしかしたら、向こうまで直接誰かに車で持って行ってもらうことになるかもしれませんがその時にはまた、車を提供してくれる人や運転してくれるボランティアを募集します。

向こうでは助産婦さん経由で手渡ししますが助産婦さんだけで手がまわらなければもう少しおちついてきたら現地で読み語りやってる人や司書さんや文庫をやっている人やしかるべき人にコンタクトして配布を手伝ってもらえるようになるといいなと思います。
向こうでも、子どもたちに絵本や児童書を渡したいけれど現物がないと残念な思いをしている大人は大勢いるでしょうから。
それに助産婦さんも忙しすぎるようですし。

で、とりあえずは小淵沢の家に絵本・児童書を集めなければなりません。
みなさん、どうぞ、送ってください。近くの方は電話かメール(このホームページのおたより欄)で連絡をくれた上で直接持ち込んでくれてもかまいません。
もちろん、送料も本代も一切だせません。
お互い、身銭を切りあうということでお願いします。

住所
408-0044
山梨県北杜市小淵沢10060-464
杉山亮
電話0551-36-5566

なお、このページはコピーしてどんどん
心当たりのあるところ、あちこちに送ってください。
ぼく自身はネットやっていながらその方法を知らないんです。とほほ。
どうぞ、よろしくお願いします。
コメント (10)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ごめんなさい。 | トップ | 柚子とすだち »
最新の画像もっと見る

10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
春の日の花と輝く (りょう)
2011-03-27 12:12:59
これ、高校時代、合唱際の課題曲でした。
そんな日も近い。

動き始めましたね。
さっそく、杉山亮さんのメッセージ、
拙ブログに転載させていただきます。
たいして、宣伝効果はありませんが・・・
まずは陶芸教室の生徒たちに話して、
いく冊か集めたいと思っています。
微力ですが、参加させてください。
返信する
Unknown (やかん)
2011-03-27 12:45:03
 純子さま

 いつも情報をありがとうございます。本や絵本を送る取り組みのこと見聞きして、私もいくらかでもお役にたてたらと思っていました。東京ほどはないのですが、こちらにもいくらか子供が小さいときに読んだ本があります。岩手にいながら一度関東方面に送ってというのもなあと思っていたところ、盛岡の情報。盛岡へは毎日行っていますし、持っていくか、あるいは郵送するか、検討したいと思います。
 純子さまも、どうぞお体を大事になさってください。
返信する
Unknown (加藤純子)
2011-03-27 13:23:44
りょうさん

ありがとうございます。
「春の日の花と輝く」私もだいすきな曲です。数日後のblogに、その歌のことを書く予定つもりでした。

杉山さんのblogを貼り付けましたら、すぐにご自宅にお送り下さったというお電話を元編集長のかたからいただいたり、反響があってうれしいです。

先日のblogでもたくさんの人たちからお問い合わせをいただき、ほんとうに皆さんの、「なにかしたい」と思っていらっしゃるお気持ちが伝わってきます。
りょうさんも、よろしくお願いいたします。
返信する
Unknown (加藤純子)
2011-03-27 13:28:16
やかんさん、

お父さまのご介護でたいへんなところ、ありがとうございます。
盛岡でも末盛さんたちが動き出されたようです。
3.11絵本プロジェクト、ぜひ応援してください。
よろしくお願いいたします。
やかんさんこそ、お体お大事にね。
また
お目にかかれるのを楽しみにしております。
返信する
絵本プロジェクト (藤井)
2011-03-28 06:00:28
ご無沙汰しております。
おはなしエンジェルでお世話になっております杏の母です。
大阪の絵本の会でも、絵本を通じて何かをしたいという動きが出ていますが、ここまで具体的ではまだありません。
昨日のブログを友人、知人に紹介してもよろしいでしょうか?
そして、本を送るにあたり最低冊数は何冊と決められているのでしょうか?
少ない冊数であれば、より広く活動は広がるとおもいますが、向こうでの仕分けの手間を考えると・・・示していただければ幸いです。
返信する
Unknown (加藤純子)
2011-03-28 07:58:24
盛岡で3.11絵本プロジェクトを立ち上げました。
藤井さん

ご苦労様です。
昨日もメールやお電話をいくつも頂戴しましたが、そのなかの情報に「杉山さんは現在お仕事で沖縄にいらしているらしい」というのがありました。
石丸さん・杉山さんルートもお忙しそうです。
ですから先日、コメントを下さった下のグループのところへお送りするのもひとつの方法です。
「現在、岩手県に在住の児童図書編集者・末盛千枝子さん(すえもりブックス代表)の提唱で、盛岡のボランティア団体・NPO等が立ち上がりました。絵本など児童図書を被災地の保育園・幼稚園・小学校に直接届けます。集荷場所は、盛岡市中央公民館(〒 020-0013盛岡市愛宕町14-1)です。3月27日、宮古・釜石の被災地で状況把握です。
詳細は090-7794-6642坂田まで。」

その際、送った日にち。絵本何冊、児童書何冊か。
お名前・ご住所・メール・電話・FaXなどを書き入れた紙を、同封してください。
できましたら、杉山さんのhPと、上記、盛岡の送付先も入れていただいたほうが確実です。

それではよろしくお願いいたします。
返信する
3.11絵本プロジェクト (杏の母)
2011-03-28 16:35:55
情報をありがとうございます。
盛岡のほうへ一度連絡をとってみます。
          杏の母
返信する
Unknown (加藤純子)
2011-03-28 17:16:21
杏ちゃんのお母さま

いろいろよろしくお願いいたします。
杉山さんもご連絡がとれるようになったらしいです。
藤井さんは人脈をたくさんお持ちでいらしゃるので、よろしくお願いいたします。
返信する
Unknown (おおぎ)
2011-04-03 15:51:27
 先日、盛岡の中央公民館に絵本と児童書を運んできました。公民館の保管所には、全国から送られてきた段ボールがだくさん。
 これを仕分けして(?)被災地に運び、子供に手渡すというこれからの方が大変なことだと思います。10年前の体力があれば、そちらの方でもお手伝いしたいところなのですが、申し訳なく思いました。
 岩手県立美術館に立ち寄り、常設の船越保武の彫刻などに見ほれて帰り、その夜家でプロジェクトのことをいろいろまた検索したところ、代表の末盛千枝子さんは船越保武氏のご長女ということを知りました。すばらしい方がたくさんいらっしゃる事を知り、励まされた一日でした。
 
返信する
Unknown (加藤純子)
2011-04-03 16:42:07
おおぎさん

わざわざお運び下さったのですね。ご苦労さまでした。
そうでしたか。そう言う状況のなか、皆さんおやり下さっているのですね。

ちなみに末盛さんは、舟越保武のご長女でいらして、天童荒太の『永遠の仔』(幻冬舎)の表紙の彫刻を作られた舟越桂さんのお姉さまでもいらしゃいます。
JBBYの理事でも有名な方です。
品のいいおばあちゃまという方ですね。
盛岡には、あるいは岩手のご出身には、すばらしい方がたくさんいらしゃいます。秋田もね!

20日はお帰りにならないわね。
今度お目にかかれるのはいつでしょう?その時にいろいろお話をうかがわせてください。
返信する

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事