20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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花菖蒲の咲かない公園

2021年05月08日 | Weblog
          
          
          

もう花菖蒲が咲いているかしらと、公園を、往復2時間、歩いてきました。

今年は花菖蒲は、ちらほらしか咲いていません。
あとはまだ、葉が伸びきっていません。

何にもかもが、暖かく早かったのに。

青鷺が、棒のように池の上を立っていました。
あのあたりは、浅瀬なのでしょうか?

先日も、友人たちにおしゃべりしたのですが、「こんなblogでも注目してくださっている方がいらっしゃるの」と。
某雑誌の巻頭エッセイで、「SNSからの発信」というタイトルで、「20階の窓辺から」の情報発信について書いて欲しいと。

日記のような、些末な日常を綴っただけのblogなのに。
とても、とても恥ずかしい思いで、書かせていただいたの、と。
累計で700万人も購読者がいるの。だから今日も、たくさんの人がYouTubeをご覧くださっていると思うわよ。
そんな話の流れで・・・。

すかさず、彼女たちから「あ、有名ブロガーだ!」と茶化され・・・。
私にとっては、娘たちのような、年齢の友人たちです。
「カワコワ、カワコワ」と、かまわれています(笑)。
本当はもう、「カワカワ」だけの人生で生きたいのですけどね。
どうしても「コワ」も、ついてしまいます。「これ、やって、あれやって」が、「コワ」の原因です。

今時の若い作家は、大人です。
本音をきちんと、言いながら、その人の人間性が、くっきりわかる言葉。
物を書く人間の、真理を押さえた、本質的な言葉。
話していると、そうした言葉が飛んできます。

私が若い時だったら、先輩の作家に何かを言われたら、上っ面の口先での美辞麗句でごまかし・・・。
笑いの起きるような、人間としての本質をついた、気の利いたリアクションなどできませんでした。

その話をしたときの作家たちだけではなく、今時の若い作家の人たちは、みんな、本当に大人の方が多いです。
ご自分をきちんと、見つめ、そして自己確認しているからです。

私も、もっと、大人にならなくちゃ(笑)。
時代や、年代の違いにしていては、いけないですよね。
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