20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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パイプオルガン

2019年02月19日 | Weblog

           

           

 テレビで、パイプオルガンで、バッハの「トッカータとフーガ」の演奏をしていました。

 夜、この位置で見るのは、骨折した夜以来。

 トラウマがあって、リビングのこの位置に、なかなか行くことができません。

 でもパイプオルガンの素晴らしさに魅せられて・・・。

 すばらしい演奏でした。

 

 パイプオルガンといえば、上野の、芸大の隣にある、「旧東京音楽学校泰楽堂」です。重要文化財で、すごく古い建物でした。

 そのため、リニューアル工事をずっとしていましたが、再開しているようです。

 かつては、上野の森で、美術館巡りで疲れるとここに入り、時間が合えばパイプオルガンの荘厳な音色の、自動演奏が聴けたものです。

 異世界に紛れ込んでしまったような、静寂さの中で、床がギシギシするような昔の教室の中で、パイプオルガンの演奏を聴くのは、至福の時間でした。

 

 写真のは、テレビではありますが、音響も整えてあるので、ここで聴く音楽はサイコーです。

 また4Kの美しい映像も、すばらしいです。

 ただ、この場所で骨折したので、まだ、そのトラウマから抜けきることができず、それだけが気持ちに蓋をしたままです。

 そこから解放されるのには、もうしばらく時間がかかりそうです。

コメント
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