20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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ホスピタリティ

2013年03月04日 | Weblog

            

 銀座ミキモトの前を通るたび、この言葉が浮かびます。

 ここにはいつも、季節の花々が咲きそろい、通りを歩く人びとに微笑みを投げてくれています。

 

 でも今回は、そこに宣伝のプレートが・・・。

 宣伝もなにもなく、無償で季節を楽しませてくれるミキモトのホスピタリティがステキだと思っていたのですが、背に腹は替えられぬ・・でしょうか。

 今回はしっかり、ミキモト真珠発明120周年記念の宣伝が打ってあります。

 今から120年前とは、明治31年。

 時は伊藤博文や大隈重信が活躍していた時代です。

 その時代に真珠の養殖がはじまり、日本橋の丸善もインキを製造販売はじめたといいます。

 片や黒田清輝の裸体画掲載の雑誌が、発売禁止に。

 まだまだ文化は、未成熟な時代だったようです。

 

 今夜は、第二回文学賞委員会です。

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