ちらり~ん日記

ちらり~んは我が家の猫の名前。美味しい料理が出来たとき書き留めておきます。
忘却の彼方に飛んでいかないように・・・・

イタリアリストランテ GEN

2012年04月09日 | 外食
昨日も100㌔超走ってきました。詳細は旦那さんのブログに載せています。

今回は日南の「イタリアリストランテ GEN」に行くのが目的です。
前回のホテルシーズン日南までが私にとって最南下地点ですが、美味しいものを目指してもう少し足を伸ばしてみることにしました。
まさに馬に人参状態です(笑)

電話で予約を入れると、今日は午後から用事があるので13:00まで営業とか。
なら12時までに着こうと頑張って走りました。

からす貝のジュレ

実のところ器の色に見とれて、どれがからす貝か分りませんでした。
でもジュレがほどよいだしと口当たりで、珍しさも伴ってアッという間に食しました。

天然すずきと野菜のトマトパスタ

当たり前だけど、家で作るトマトソースの味とパスタの絡み具合が全然違っていました。

タコときのこのオイルスパスタ

こちらは私が注文した分。
メニューを見た段階で、オイルソースなのでペペロンチーノ風のパスタかな?と思っていたのですが、想像と全然違ってました。
トマトと野菜の味がほんのりと効いていて、とてもマイルドなソースです。
とても美味しかったので、旦那さんに「ホラッ、食べて!」っと半分以上は渡したかな?(笑)
美味しいものは共有したいですもん。


午後から休みということで、お昼のメニューはパスタランチのみでした。
「でも、ここを目指して頑張って走って来たから何か他のものも作って下さい」
とお願いして、しばし考えていたシェフのG君、
「春野菜が揃っているから蒸し物をします」と取りかかりました。
「ふ~ん、野菜の蒸し物ね~」と温野菜のイメージを抱いていたのであまり気が進まなかったのですが・・・・

目の前に置かれた初めて見るこの瓶の正体は何?と思っている内に、魔法のように鍋から野菜が生まれてきました。

春野菜の蒸しソテー

うるい・こごみ・そら豆・きのこ・スティック菜の花・ふきのとう・ミニアスパラ・もみじがさ・山椒・プチベール・トマト・食用菊

すずきのだしとアンチョビで時間差でそれぞれの野菜を蒸し煮にし、アンチョビの臭みを取るために白ワインを少しふり、アクセントに山椒をふり、最後にパスタの茹で汁をほんの少し入れてトマトでソースを作り・・・・・

説明を聞いているだけで、Gシェフの料理に対する姿勢が伝わってきました。本当に創造することが好きな青年です。


青い丸印はすずきで摂った魚のソースをプクプクと泡立てたものです。
心憎い演出ですね。(二代目君もここで絶賛しています)
そして赤い丸印は、気になっていた瓶の中身で  タスマニア産粒マスタードでした。

初めて食して、プチっと口の中で弾ける食感とアクセント!虜になりました。
帰宅してネットで検索して専門店を見つけたので、これについては後日アップしますね~

リコッタチーズのアイス

チーズの味には詳しくないので、味も良く分らなかったのですが、大人のアイスの感じがしました。

カプチーノ

これでお腹いっぱいになりました。



お店の前の通りです。食事中の会話で
「この日南市のメインストリートでも信号が3回変わっても、猫1匹も人も通らない事もある。だからその分、自由が利く利点もある・・・」
と話していたG君。



最後にメニューを載せますが、彼の創造力を膨らませるお手伝いをするためにも、地元で食文化を継承、発展させる若者が育つためにも、頑張って又ここに来たいものだと思いました。

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2 コメント

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料理も (まろ)
2012-04-10 09:59:44
さりながら、私の目はまな板の上の包丁に…
もしかしたら、グローバルですかねえ。
いっとき憧れでしたが、似たようなものを安値で買いました。柄と刃先が同じ、というのが清潔でいいと思っていましたが、プロは柄をどんどん換えるから関係ないみたいですね。
包丁、好きです。
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まろさんへ (ちらり~ん)
2012-04-10 13:28:14
会話の中で「日南まで来るのに普通の自転車でもOKか?」と言う話がでました。
「とてもムリで、やはり走りやすさを求めれば、それなりのものが欲しくなる」から
「料理でも道具の占める位置は結構高くて、良い道具はそれなりの仕事をしてくれる」と話が弾みました。

私はその時目の前の瓶に夢中で、まな板の包丁まで目が行きませんでしたが、確かに言われてみればグローバルの包丁の様ですね。
ササッと切れ味が良さそうでしたから。

まろさん、お目が高い!
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