太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

冗談抜きに

2019-09-12 07:59:43 | 社会観察

酷いことになってきた。丁度1年前が北海道のブラックアウトである。台風15号による停電は4日目に入るが未だに県内は斑停電が続いている。断水も相まって本当に深刻な状態になってきた。コンビニは休業しているか開店していても陳列棚に商品は殆ど無い。幸い我が家は停電も断水も無いがなるべく電気も水も節約するようにしている。だからと言って被災地域のためになるかと言うとそうでもないが原発事故の後の計画停電地域に何だか申し訳なくて節約していた状況に似ている。車だって泥だらけだが洗車は気が引ける。もしこの状態が何週間も続けば避難生活を考える人も出て来るだろう。それくらい大変な状況である。内閣改造など小さなできごとだ。今日明日の方が余程重要である。

各地の被災状況を見るとコンクリート柱が根元から倒れたり途中で折れたりしている。見る限り耐風圧荷重の基準が甘すぎるのではないかと思う。家屋に倒れたりしたら人命に関わる。少なくとも頭でっかちのトランスだけでも地下埋できないものかと思う。各地域の公共施設では携帯電話の無料充電サービスが実施されているがパソコンによるインターネットはどうしているのだろう。携帯電話でも似たようなアプリが入っているが代用しているのだろうか。出し入れする情報量は圧倒的に違うと思うが。しかしこの停電のニュースは意外に早く風化する。あと1週間も経てばたとえ復旧に取り残されたところがあっても忘れられるだろう。それにしてもこの国の送配電網は脆弱である。本当に世界で最も停電の少ない国なのだろうか。架空配電は復旧が容易と言っていたではないか。今日は少し涼しい。停電地域にはこれだけでも救いだろう。天候は風で迷惑をかけたから気温でお返しだろうか。世界一何とかとか誇大広告は止めて来たる首都直下、南海トラフ地震に謙虚に備えるべきである。

このところ何かと評判の悪い太陽光発電だが自立運転機能をうまく使って欲しい。