太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

プロならば

2019-09-10 09:37:20 | 仕事に関すること

台風一過の秋晴れとは行かず、猛暑である。日差しは秋の気配があるものの南から吹き込む風は熱波二日目である。あと少しの我慢が続くかどうか。能天気(脳天気とも書くらしいがNO天気である)なことを言っているが、先日は大型トラックと電車が衝突するという悲惨な事故があった。トラックは切り替えしを繰返し何とか踏み切りを通過しようとしていたようだ。先日片側2車線の広い国道を走っている時、前の大型トラックがハザードを点滅し出した。故障か何か事故でもあったのかと思い、スピードを緩めた。大型トラックは2車線を斜めに跨いで止まった。よく見ると道路の傍に中古車屋建屋の細い入り口がある。どうもトラックはそこにバックで入れようとしている。荷下ろしだろうか。見た目は入口の幅の方がトラックの幅より狭く見える。10トンのロングでバンタイプの荷台である。後ろはサイドミラーでしか確認のしようがない。高い運転席を見ると若いお姉ちゃんがサイドミラーを見ながら運転している。これは相当切り返しで時間が掛かるだろうと思っていたら何と1発でゆっくりと収めてしまった。トラックの長さは12mくらいある。一度も窓を開けて後ろを見ていなかったし、良く通る道だが大型トラックが出入りするところなど見たことが無い。多分初めての場所だったろうがあまりに見事な運転である。車がほゞ収まったところで運転手に拍手を送ったらお姉ちゃんは運転席から笑顔でペコリと頭を下げて挨拶を返した。こちらは家のガレージでも車庫入れで毎回少し曲がってしまうのに流石にプロである。今回踏み切り事故を起こした運転手も当然プロである。プロであるだけに思い通りに行かない時は焦ったであろうし、電車が来るのが見えたとしたら頭の中は恐怖というより真白になっただろう。

郊外を走っていると偶に暴走族のように爆音をならし猛スピードで走る車に出会うことがある。田舎ほど道はよく整備され、走る車も少ないから我が物顔である。流石に集団で走る連中はいないが、明らかに改造車風だ。多分田舎の広い庭のガレージから出て来たのであろう。こんな道なら誰でも暴走できるぞ。暴走のプロなら都内に行ってそのスピードで走ってみろ、この田舎もんがと聞こえないから呟く。釣り場の若い人と話していた時、偶然近所の薬品会社に勤めていたことがあるとのこと。あの会社は社名が入っている車なのに運転が荒っぽいと言うと、もう辞めた会社なのにすみませんと謝る。時々血清なんか運ぶ仕事が入るからスピードを出してしまうことがあると言う。知らぬこととはいえこちらこそすみませんだ。運送会社でも会社によって随分荒い運転をすることがある。××梱包と言う会社だ。昔はF通運も凄かったが今はどうか。S川は最近随分安全運転で礼儀正しい。50ccの郵便配達は慣れすぎか横道の出入りで結構危ないことがある。路肩にスタンドだけで斜めに止めるのも気を付けて欲しい。車道側に倒れたらOUT。

自称太陽光発電セミプロとしては水上設置のメガソーラーの火災について記録にとどめておかなければならない。13.7MWでダム湖という内水面に設置されたものでは多分日本では最大のものと思われる。内水面という未利用地であり、貯水の蒸発も抑えられるから一石二鳥と思われたが落とし穴があった。多分設計上耐風圧設計が十分でなかったか係留方法が甘かったのだろう。台風でぐちゃぐちゃに吹き寄せられたアレイから出火している。消化活動は日中は太陽電池が発電しているから感電の危険もあり夜を待つしかない。原因調査はこれからだろうが落雷によるものだったら痕跡は残る。太陽電池はショートしただけでは発火しない。寧ろ完全に短絡してくれれば閉回路になり安全(ホットスポットは別)である。問題はプラスマイナスの出力端が適度な間隔で近づくか周辺の導電体にアークが飛ぶ場合である。近くに燃えやすいものがあれば引火する。写真から見る限りケーブルの被覆が燃えているというよりプラスチック(高密度ポリエチレン)のフロートに着火したようである。耐候性や対腐食性に優れているとはいえプラスチックであり一度燃えると石油である。フロートからさらにモジュールの充填剤にも燃え移ったかも知れない。火災に至る条件が何重にも重なったと想像する。普段波など殆ど無い穏やかな内水面ではあるが吹きっ曝しの場所である。初めての設置方法なら過剰なくらい安全設計をし、それから徐々にコストダウンなどの限界設計に移るべきであるがどうだったのだろう。台風により甘い係留方法のアレイがごちゃごちゃに吹き寄せられ、その後快晴になって発電が始まり、アークが飛んで周辺材料に引火した。これが経緯だろうが内水面や洋上など今後の設置場所として有望であるだけにメーカーや設計者は隠す事無く原因究明をし、業界の知恵として共有して欲しいところである。

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