太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

保険に頼る、頼らない生活

2022-01-30 09:12:13 | 日記
 余談だが朝TVを点けると電気自動車(EV)の蓄電池生産分野において日本の遅れが議論されていた。大臣とHモト氏がゲストである。その中でHモト氏が、電気自動車に必要な電気が大元では化石燃料に頼っていては脱炭素効果には疑問が残るとか言っていた。勉強不足も甚だしい。氏は化石燃料を使う内燃機関を動力として使う場合とモーターが動力源になる場合のエネルギー効率の違いが分っているのだろうか。当然効率の高いモーターは(化石)燃料自体の消費が少なくて済む。半分以下になるだろう。燃料消費が少なければその分化石燃料消費は減らせる。TVに出過ぎて勉強する時間は無いのだろう。この分野でゲストに呼ぶTV局もどうかしている。消費の電力化の効果は他の分野でも効果がある。
 本題に戻る。若い頃は各種保険は掛け捨てのようで何だか損をしているように思っていた。また医療制度についてもあまり頼りにはしていなかったが昨年家内が大きな手術をして有難みが少し分かった。特に国民健康保険の高額医療費支給は助かった。一定額以上の医療費には負担の上限があり約1割の負担で済んだことだ。ただこの制度は月単位の精算であり、入院が月を跨ぐとそれぞれの月で負担は生じる。10月の入院で1回目の手術、11月に2回目の手術をしたんがそれぞれの月で負担金が発生した。入院期間は1ヵ月弱だったのでもし11月だけで終わっていたら負担金は1回で済んだ筈だ。それでも負担の都合で入院期間をこちらで定めることなど出来ない。病院と患者の都合に任せるしかない。介護保険については今までは夫婦ともに健康であったのでこれも何だか勿体ない気がしていた。今回家内が要介護認定されたので玄関に手摺を設置するが補助が出ると言う。また別の団体保険では入院給付がありこれも助かる。掛け捨て損と思っていた各種保険も有難いと思うようになった。今更子供を頼って金を借りるなど恥ずかしい思いをしなくて良さそうだ。保険を信用しなくなったのは以前海岸に停めてあった(勿論駐禁の場所ではない)車のフロントガラスにサーフボードを当てられて割られた(多分風に煽られて当たった)ことがあり車輛保険で修理したら翌年保険料が馬鹿に高くなって保険給付に近い額が増額されたことがあってからだ。民間の損害保険はやはりセコイ。コロナの医療体制が散々批判されているが国は法の範囲内で出来る限りの努力はしていると思う。厚生年金保険料だって天引きの頃はバカ高いと思っていた。いざ年金暮らしになると贅沢さえしなければ何とかやっていける。もし給付が無ければ今頃餓死していた。公的な保険は使ったからといってその後個人的に保険料が高くなることは無い。皆で支えるから。また民間のように保険料に利潤の上乗せなどない。保険は頼らない生活に越したことはないがいざと言う時は頼りになる。何だか厚労省の回し者のようになってきたがOBではない。
 接種券が届いた。今度は24時間予約受付とのことで早速ネット予約を試みた。1,2回目と同じく集団接種会場にしたら何と1ヵ月あまり予約は埋まっていた。郵送で接種券が届いて3時間後である。3月初旬に接種なのでまたその日まで健康に留意しなければならない。体調が悪くなると接種自体を当日できないだろうから。1,2回目がファイザーだったが今度はモデルナである。特に拘りはないのでどちらでも構わない、2種混合でも構わない。多分ひと月後はオミクロンも峠を越えているであろう。だからと言って感染リスクが大幅に減っている訳ではないだろう。ここは国のやることを素直に信頼して打つ。

 


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