太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

政治家の顔から

2015-11-07 07:50:16 | 社会観察

だからどうなんだ、と言うことでもないが政治家ほど「人」が顔に出る職業は無いのではと思う。ある程度実績も知られ人となりも多少分かって「顔」を見る場合はやっぱりそうだったかと後付けで顔を判断する場合もあるが、新しい大臣とかの役職に就いた人などその「顔」から色んな事を想像してしまう。「坊っちゃん顔」「悪代官顔」「裏のありそうな顔」「頭の切れそうな顔」「生理的に受け付けない顔」「上品な顔」「野卑な顔」など様々であるが、今スキャンダルになりそうな大臣など典型である。人の魅力は二面性にあると思う。強面だが実生活では実に良いい人であり期待を裏切る悪役はある意味、人として魅力的である。ただし、1:1の二面は裏表となり信用出来ない。表8:裏2くらいが丁度良い。やぶにらみの強面顔でも少年のような趣味を語る時のはにかみ顔や、顔に似合わず強引なおぼっちゃま顔でも偶に「ちょっと疲れました」とか垣間見えると「ああこの人は実は」と思う時がある。どれも似たりよったりの顔になるのが経済界のトップ連中である。如何にも知識や経験の自負、自信に溢れた画一的な上品さで何処の誰だったかが分からなくなる。上品さが綻びた裏の顔は謝罪会見で普通に見ることができる。

現役の頃、若い部下達に「完璧に見える上司に部下は心底からは付いて行かない。厳しく冷静で知的で完璧主義で理論家ほどしんどい上司はいない。そのような人が偶に『しまったと』と後ろ頭を掻く時始めて部下は安心してついて来る。」と言ったら「頭掻き過ぎではないでしょうか」と言われギャフンとなったことはあるが。

さて自分の顔だが、決して好々爺顔になっては行かないことが残念である。どちらかと言うと「何時も何か言いたそうな、しかも不満を抱え、ちょっと突っかかると10倍返しで文句を言いそうな」、言わば油断できない引退した棟梁のような顔になりつつあるように思う。若い人や後輩に決して偉そうになんかしませんよ、みんな寄ってらっしゃい、と心の中では思っているのだが残念ながら顔には出ていないようである。

急に顔を変えるわけには行かないが、普段8が出て入れば常に反面の2の部分を自覚していればあなたの魅力も倍になる、と言うところまでは分かっているのだが。



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