太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

真に受けちゃダメ

2018-05-23 08:21:18 | 社会観察

日大のアメフト加害者側の選手が記者会見を開いた。後悔と反省の日々をすごしていること、何よりも被害者への謝罪の気持ちは十分伝わったように思う。アウトレイジの世界で親分が子分に、バカヤロー殺(や)れと言ったのは本当に殺せと言ったのではない。それくらいの強い気持ちで相手の組みにぶつかれと言う意味だ。でも若頭は本当にやらなければ破門だと言いました。この組みが好きだし破門されたらこの先何をして行ったら良いか。バカヤロー若頭もお前が一人前になるようにと思って言ったのが分からねえのか。何だか似ていると思ったら新聞のコラム欄にそっくりの喩えが載ってしまった。記者会見を聞いた世の中の大方は指導者側の大人らしい姑息な言い訳は見破っている。成人した選手とは云え監督が絶対権者であることには変わりはない。絶対賢者とは大違いである。

日大と言えば高校野球にも沢山の姉妹校が出て来る。スポーツ名門グループなのだろう。社長も一番多い?それは学生数による確率の問題でしょう。大学は成人も混じるチームだが今後心配なのはもっと無垢な高校生である。春の選抜でピッチャーに、強豪である相手チームの4番にぶつけろ、それも最初の対戦でだ。もし4番が夏の甲子園に出られなくなったら優勝を狙ううちは得だろう。と監督やコーチに指示されても真に受けちゃダメ。本当にぶつけてケガをさせたら、相手にぶつけるくらいの強い気持ちで内角を攻めろと言ったので野球では良くかけるハッパ゚ですと逃げられる。危険球で一発退場になる君がベンチに下がっても叱られることは無いかも知れないが問題になった時擁護はしてくれないと思うべき。スポーツ名門校はレギュラーになれずベンチにも入れない選手が山ほど応援席で声を枯らしてしる。代わりは幾らでもいると思った方がよい。

興業であるプロレスですら、抱えあげて真っ逆さまに頭から落とすとか、急所を蹴るのではなく掴んで離さないとか言った必殺技は使わない。最低限のルールはある。アメフトは危険を伴うスポーツだけにルールはより厳しいはずである。遠い昔の記憶で母校にも大変弱いアメフトチームがあった。ただ、プロテクターがロボットのようで恰好よくそれなりの人気はあった。今回の事件でアメフト人気は相当落ちるだろう。絶対にサッカーには追いつかない。ラグビーにも相当水を開けられるだろう。結局アメリカ限定スポーツになるのではないだろうか。高価なプロテクターが必要なこともボール一つで世界に普及したサッカーと差がある。アメフトに興味は無いが大人の世界の見苦しさを教えてくれた1件ではある。



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