在庫が無くなったので古本屋に行った。大体月に３冊のペースだ。自民党のパー券キックバック問題が大変なことになってきた。TVなどのマスコミも大騒ぎだ。今回珍しいのは何時もは政権寄りの政治評論家がこぞって問題視していることである。これだけ世の中騒がしくなると特捜のいつもの尻すぼみはないのでは。大阪地検特捜が担当していれば別だが。リーダーがいなくなると瓦解は早い。負け馬には乗りたくないと言ったところか。意外と野党がおとなしいのはブーメランを気にしてのことだろう。しかし素直な疑問は残る。問題の金の流れの図式がよく報じられるが素人にも分かるようなやり方をプロの会計責任者が果たしてするのだろうか。政治資金収支報告書は公開される。どこかで伝票が途切れると分かる筈である。もっとも最初にパー券を購入した領収書を市場から全て搔き集めることは不可能なのでここを狙ったか。いやそれでも領収書を発行した控えはある筈で入金額は調べればある程度分る。残されるのは派閥と個々の政治家の結託である。ノルマを超えた分は一応受け取るが領収書は発行しない。勿論そちらでも出金伝票は起こしていないだろうね。その分キックバックするからそちらでも領収書は起こさないでくれ、まあ頑張り賃だな、大元の入金総額を調べようがないから大丈夫だよとなる（口裏合わせ）。口裏合わせは証拠が残らないから結局大元の入金額を銀行振り込みから丹念に洗うしかないのだろうか。そこまでして金が欲しいかと思ってしまう。今B級読書は推理小説を読んでおりつい探偵の気分になってしまった。
今朝の朝刊は殆んどこの事案（事件化していなければこういう表現か）について報じていない。まさかと思うが竜頭蛇尾、何れ蜥蜴の尻尾切り？小説より先に決着？日大よりこちらに興味があるのだが。日大に知り合いはいない。政治家は過去何人か顔見知りがいたが現職にはいない。鬼籍に入ったか落選中である。パー券を購入しなかったので資金ショートしたのかも知れない。