割子蕎麦

　　催事にて　三つに分けてあるのは、そばの麺が適当な湿り気を保つためです。松平不昧(ふまい)公は蕎麦が好きですから　蕎麦を奨励しました。　
　但馬出石の仙石の殿様も同じです。あそこの皿蕎麦も分けて出します。関西人は見栄えで分けて出すと思っている人が多いですが　ギリギリの湿り気と水気を保つための知恵なのです。
　出汁がやや苦味が感じられ　カツオだけでなく　魚系の干物だしを足しているのかなと思いました。

ふぐのぶつ焼き

　大阪というところはつくづく食都だと思います。

　全国の一人当たりのふぐの消費量が一番だそうです。

　世間ではケチだ吝嗇だという人がいますが　安くて美味しくて　見栄を張らない姿勢は　大事なことだと思うし　お客さんへの本当のサービスだと思います。

見栄ばかり張って高いばかりで　本当の美味しさを味わっていない人は　大阪にはいないのです。

焼きふぐの美味しさは　他に較べるものが見当たりません。

東京の友人を連れて行くと　このフグ当たるんじゃないの？とか　本物じゃ無いでしょ？とか言われて　がっかりしました。

　そうい人の足元をみる思考回路は大阪人にはありません。

焼きめしランチ

　多く見えますが　野菜炒め　卵ときて　焼きめしは米をお茶碗半分位しか食べません。