ゆっくりかえろう

散歩と料理

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大阪きつねうどん

2013-10-06 | ランチ
 エキナカうどん 旧大阪大鉄局の駅なか

 がっつりとした かむ楽しみを味わうことが出来るうどんです

 うどんはかまずに のど越しをたのしむものだという 一般の意見がありますが、そうじゃない昔から関西にある噛むうどんです。

 昔は 何処のうどんも大阪ではかんでました。

 讃岐うどんはのど越しを楽しみますが あれはあれこっちはこっち ぐにゅぐにゅした噛み応えをたのしみましょう
どちらが正しいとか どちらが間違っているとかありません。自分の舌と好みを信じましょう。
美味しいんですから。

もののけ、ぞろり

2013-10-06 | 読書
高橋由太氏著 時は桃山時代、徳川家が豊臣家を滅ぼさんとしている時代を舞台に

宮本武蔵の弟子とその弟を主人公に 天下人家康と豊臣家の暗闘 そして妖術による合戦を描いたもの。

…ではありますが、本格お気楽時代劇。ギャグ漫画の台本のようなキャスト ストーリー展開設定など本格的時代劇ファンには ちょっとつらいかも。

この時代の有名武将が沢山でてきます、彼方此方の奇談小説のアイデア拝借みたいな継ぎ接ぎ部分が多く ちょっとこれで小説を作るかと思うと 随分思い切ったことです。

主人公兄弟の目的が 失敗した人体錬成の為失われた弟の身体を取り戻す… あれれ、まんま鋼の錬金術師でしょ?

身体の小さいキレやすい兄と冷静な弟とか いくらなんでも キャラクターの性格まで真似るなんて やり過ぎ?と思いますが パロディなんですかね。

作者の他の作品の例にもれず 断定を怖がる表現はネット世代特有の揚げ足とり対策と思われます。

興奮しやすい主人公と常に冷静な脇役などパターン化もあります。

やはり漫画の脚本なんですかね。私には物足りないですが 今の世代には分かりやすいのかも。

全体にハチャメチャなのですが お涙頂戴がないクールさとか やたら正義を振り回さないところなのは 新しい世代の読み物を感じ 自分自身 頭を切り替えて読んでいくべきなのだなと思います。