ジローのヨーロッパ考

デンマークやドイツの農家に長期(?)滞在、体験したり感じたことを綴ります。

デンマークでの農場体験・地域交流会補足

2014-11-02 18:04:35 | 日記
2012年6月中旬のデンマークです。年1回、近所の専業農家で開催される地域の交流会(ブログで紹介済み)ですが、未紹介の写真等を貼り付けます。会場は巨大倉庫の中でした。

(写真: 各農家から持ち込まれた料理)
調理済みの料理が皿やボールで持ち込まれており、各自は好きなものをいただきます。(無料)

(写真: バーベキュー)
肉類も持ち込まれており、ドラム缶を半分に切ったバーベキューコンロで焼いています。これらも無料で食べられます。

(写真: 会場内の様子)
巨大倉庫の中なので雨も心配いりません。近年での参加者数は毎年60人前後のようです。また、臨時の照明やデンマーク国旗も掲揚されているところが特徴的でもありました。

(写真: ドリンクは有料、価格表です。)
ビールやワイン、コーラ等もありますが、これは有料です。しかし、無人なので欲しい人はお金を置いて行きます。きっと信頼関係が構築されているのでしょう。

(写真: 同じ倉庫内に農作業用の巨大なトラクターのようなものが・・・)
天井高は8~9mぐらい有るかもしれません。右側の巨大なマシンは、タイヤの直径だけで1.5mはありそうです。トウモロコシ畑も多いと聞いていますので、そうした作物の収穫用のマシンだと思われます。ちなみに、この専業農家の耕地面積は100ha(約100町歩)です。

(写真: 巨大マシン)
マシンの大きさを感じてもらうためにホストの農家の次男坊に立ってもらいました。この子は11歳で150cmぐらいの身長です。マシンの高さは3~4mぐらいはありそうです。

(写真: 会場となっている農家の住居部分と庭の一部)
庭も手入れされている様子でした。

(写真: 庭には巨大なチェスが・・・)
(写真: チェスに興じる子供達)

(写真: 別棟倉庫のトラクター)
この専業農家にはかなりの機械が導入されているようです。

(写真: 交流会が開かれている巨大倉庫です。)
半開きになっているところが左右に開閉するドアになっています。反対側にも同様のドアが設けられていました。巨大トラクタ等が出入りするので、ドアの高さは4~5mぐらいはありそうです。

(写真: 牧場の一部)
夕食後の散策時のショットです。遠くに湖(自然湖)が写っています。

(写真: 湖)
ここまで交流会会場から歩いて15分ぐらいです。

(写真: 湖の畔で歓談する散歩参加者)
この湖は公道に接している部分が少ないため、私有地(畑地)に入らないと畔まで接近できないのです。なので、交流会の夕べに久しぶりの湖畔の散策を楽しんでいると言うことでした。

(写真: 広大な畑地)
湖方面からなだらかな畑地方面を見上げている写真です。植わっているのは豆類の苗のようでした。

(写真: 放牧されている牛)
黒い牛ですが、品種はわかりませんでした。お世話になっていたホスト農場ではジャージー牛でしたが、それとは明らかに異なるタイプでした。

(写真: 散歩の帰り道)
写真では風景の一部のみが切り取られた表現になっていますが、実際には広大な農地と空が広がっているので、日本では見られないような風景に感じました。(北海道ではあるかも・・・) それにしてもデンマークの人達も感嘆していたので、ゆったりとこうした風景を眺める機会は少ないのかも知れません。

この日の交流会イベントの詳細はブログにて既述していますので、そちらをご覧下さい。尚、こうした地域での交流会は1年に1回と言っていました。形や場所を変えながら、もう1~2回はあってもいいのではないかと感じました。

(巻頭写真: ホスト農場の飼い犬、雌のダルメシアン、名前はビクトリア)