キマグレ競馬・備忘録

競馬、MLB、スポーツ観戦、趣味など気になる事を書いています。

競馬場のギャンブラーに一言 

2012年10月13日 | Horse Racing

競馬は、自分の予想が当たるかどうかを愉しむレジャーです。
馬券を買うのは自己責任なので、外れても馬や騎手に文句を言ってはいけない。自分の予想が外れただけの話です。

この日は、レース後に騎手に向かって大声で暴言を吐く若者がいました。
ゴール前まで騎手に声援を送るのは別に何とも思わないのですが、レースが終って引揚げてくる騎手に暴言を吐くのは、周りに迷惑です。
まあ、馬券が外れて、鬱憤を晴らしたい気分も判るのですが、終った事に対していくら言ってもお金は戻って来ないわけだし、「私は馬鹿です。外れ馬券を買ってしまいました。」と大声で公言しているようなものです。(周りは苦笑するしかない)
騎手が下手だと思っても、そういう騎手の馬券を買った自分が悪いのです。外れたら、自分の失敗を分析して反省すべきなんですね。
ストレス解消に競馬に行って、ストレスを溜めて帰るようだったら、サッサと止めたほうが良い。。。ま、余計なお世話かもしれませんけど、その暴言で気分を害した周りの人の事も、少しは気にして欲しいものです。


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F1日本GP 可夢偉、3位

2012年10月09日 | Sports
小林可夢偉が遂に表彰台に載りました。

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可夢偉、3位!亜久里以来22年ぶりの日本GP表彰台…F1(スポーツ報知 )

F1第15戦 日本グランプリ決勝(7日、三重・鈴鹿サーキット=1周5・807キロ) 小林可夢偉(26)=ザウバー・フェラーリ=が3位に入り、自身初、日本人3人目の表彰台に上がった。53周の決勝が行われ、日本GPで日本人最高位となる3番手スタートの可夢偉は、終盤にジェンソン・バトン(32)=マクラーレン=の猛追を受けたが、3位を死守。90年3位の鈴木亜久里(ラルース)以来、22年ぶりに日本GP表彰台を獲得した。ポールスタートのセバスチャン・フェテル(25)=レッドブル=がそのまま逃げ切り、今季3勝、通算24勝目を挙げた。
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今年は車も自身も調子が良いのに、不運に見舞われ続けた小林可夢偉がようやく表彰台に登ることができました。
日本GPでは、鈴木亜久里以来になるそうですが、上位ドライバーの脱落でタナボタ的に表彰台に登った鈴木とは違って、予選から上位に進出して、他のドライバーの追撃を受けながら守りきった表彰台です。自分で掴み取ったという意味で大変価値のある表彰台だったと思います。本当に日本のエースとして孤軍奮闘、よくやりました。
次の目標は当然優勝なのでしょうが、この先は更に厳しいように思います。でも、この実績で今後、有力チームのオファーが来れば、可能性が無いとは言えないでしょう。優勝できる実力は充分あると思います。
とりあえず残り5戦、あわよくばもう一度くらい表彰台で歓喜する彼の姿を見たいものです。

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オルフェーヴル、残念

2012年10月08日 | Horse Racing
オルフェーヴル、残念でした。

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世界で最も権威のあるフランス競馬の第91回凱旋門賞(2400メートル芝、G1)が7日、パリのロンシャン競馬場で行われ、日本中央競馬会(JRA)の昨年の三冠馬オルフェーヴル(4歳牡馬)は2着に終わった。クリストフ・スミヨン(ベルギー)騎手が騎乗したオルフェーヴルはゴール直前でかわされ、日本馬による初制覇はならなかった。オリビエ・ペリエ(フランス)騎乗のソレミア(4歳牝馬)が勝った。
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日本最強馬のオルフェーヴルが素晴らしいレースを展開しましたが、最後の50mで、フランスのソレミアにかわされて僅差の2着でした。
初の海外移送、欧州の重い馬場、レースでは大外枠の不利がありながら、ここまで走れたのは大健闘だと思います。最後の直線残り1ハロンまでは、勝利を確信していましたが、そこから脚色が悪くなり、最後はやや失速したところをソレミアにかわされたような印象でした。底を見せてない馬(能力に余裕がある)と言われてましたが、この辺りが限界だったのかもしれません。でも、スミヨン騎手の騎乗は素晴らしかったし、他の下馬評の高かった有力馬を相手にしなかったオルフェーヴルのレースは、欧州の観客の記憶に残ると思います。
今回のレースで、欧州でも遜色ない日本競馬のレベルの高さを実証してくれたと思いますが、ほとんど無印に近いソレミアが勝ったというのは、欧州馬はたとえG1を勝っていない馬でも侮れないと思いました。この馬を調べてみたら、G1優勝の実績は無いのですが、ロンシャン競馬場の2400Mを5回も走っており、常に上位を争うこのコースのスペシャリストのようです。実績に劣る馬でも馬場や状態などの条件が合えば、即勝てる馬になってしまうということです。欧州の層の厚さと、凱旋門賞の難しさを感じた今回のレースでした。

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MLB ダルビッシュ終戦

2012年10月07日 | Baseball

ダルビッシュのシーズンが終了しました。
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【MLB】終戦のダルビッシュ、「明日から何をすれば良いのか分からない」(ISM)
 テキサス・レンジャーズのダルビッシュ有投手は5日、ボルティモア・オリオールズとの一発勝負のワイルドカードゲームに先発登板。7回途中3失点(自責点は2)とまずまずのピッチングだったが、打線の援護なく黒星を喫した。ア・リーグ3連覇とともに、球団初のワールドシリーズ制覇を狙ったレンジャーズは、わずか1試合でプレーオフの舞台から姿を消した。 ダルビッシュは試合後、「自分も、チームメイトも、そしてレンジャーズのファンたちも、こんなに早く終わるとは予想できなかったと思う」と通訳を介してコメント。そして「明日から何をすれば良いのか分からない」と語り、悔しさをにじませていた。(STATS-AP)
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この半年間、日本ではMLB挑戦のダルビッシュの話題ばかりが取り上げられていましたが、結局ポストシーズンではわずか1試合で敗退してしまい、ワールドシリーズへの進出は叶いませんでした。新人投手としてはよく頑張ったと思いますが、「日本のエース」として、序盤の活躍から評論家が期待した20勝には届かず、やや期待外れでした。シーズン初めは打線の援護で勝ち星を重ねましたが、夏場に調子を落とし、勝てない時期が続きました。特に日本時代とは違って、ボールの違いからかコントロールが悪く、球数が増えて途中で降板という投球が多かった。疲労の蓄積で夏場に調子を落としたのも、それが原因だったかもしれません。終盤はスタイルを変えて持ち直しましたが、チームの調子が良くなく、勝ち星に繋がりませんでした。来年はこの経験を活かして、是非20勝を目標に頑張って欲しいと思います。
逆に序盤に調子が悪く、敗戦を繰り返した黒田は、夏場に調子を上げ、シーズンの最終戦でも勝ち星をあげてポストシーズンに進出しました。完璧にローテーションを守り、完投3回完封2回(ダルビッシュは完投0)と、「日本のエース」らしい活躍でした。ダルビッシュと同じ16勝でも、内容は黒田のほうがはるかに良かったと思います。球数を減らして、打たせて取るスタイルは地味ですが、試合をコントロールできる投手として能力の高さを感じます。ダルビッシュもMLBの先輩である彼のピッチングを参考にして欲しいと思います。
また後半から先発に転向した岩隈の9勝も評価できます。前半は難しい中継ぎをこなし、後半は先発で安定した成績を挙げました。防御率もダルビッシュより良く、弱いチームでよく頑張っていたと思います。
良いパフォーマンスを見せた2人ですが、報道ではダルビッシュだけがMLBで活躍しているような印象でした。マスコミも話題性だけではなく、パフォーマンスを正しく評価して報道して欲しいですね。


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テイエムイナズマ重賞初制覇

2012年10月06日 | Horse Racing

テイエムイナズマ重賞初制覇です。

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テイエムイナズマ最後方からまくり重賞初制覇…デイリー杯2歳S(スポーツ報知)
◆第47回デイリー杯2歳S・G2(6日・芝1600メートル、京都競馬場、良) 3コーナー手前から先頭を奪った6番人気のテイエムイナズマ(池添)が、内から迫ったクラウンレガーロを、二の脚を使って差し返し、重賞初制覇を飾った。同馬はディープインパクトの全兄ブラックタイドの初年度産駒で父に初タイトルをプレゼントした。3着にはマイネルエテルネル。1番人気のメイケイペガスターは11着に終わった。
場内を2度沸かせた。出遅れて最後方からの競馬となったテイエムイナズマは、向こう正面から“大まくり”で先頭へ。4コーナーは外に膨れたが、直線で内から伸びたクラウンレガーロとの叩き合いを制して重賞初Vを飾った。(後略)
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未勝利戦の勝ち方を見て、かなり能力が高いと思ってこの馬の単複を買ったら、見事に勝ってくれました。未勝利戦も出遅れたのに、中盤から押し上げてそのまま逃げ切ったのですが、今回も似たようなレース展開で、出遅れながらも最後まで脚色が衰えずの勝利でした。スタートから他馬や展開を気にせず、マイペースでレースができるというのは、この馬の強みかもしれません。
1番人気のメイケイペガスターは、前戦の上がりタイムが素晴らしくて人気になってました。でも1600mの持ちタイムはイナズマより1.7秒も遅かったので、過剰人気だったのかもしれませんね。2,3着の馬は能力がかなり高く、スムーズなレースを展開しており、今後の成長次第では逆転もあるでしょう。
テイエムイナズマは荒削りで、スタートはいつも出遅れ、コーナーで大きく膨らんでタイムをロスしたり、直線もフラフラしていて、まだ成長途中のような印象です。課題が解決されて、着実に育って欲しいと思います。
ちなみに、このレースで池添騎手がゴール後に振り落とされて、「やんちゃな馬」に手を焼いたことが話題になっています。今後どんな馬になっていくのか、とても楽しみです。

単複の配当で「競馬150年記念切手」を買いました。
イナズマ君からのプレゼントです。ありがとう。


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写真のギミックとは

2012年10月05日 | Topics & Diary
先日、航空写真ファンの先輩と基地へ撮影に行きました。当日の天候は薄曇りで全面灰色の悪コンディション。これではクッキリした写真が撮れない思い、カメラのフィルター機能を使うことにしました。いつもJPEGで撮るので、画質を「ファイン」、フィルターを「ビビッド」にして、、、と設定していたら、横で見ていた先輩が
「航空写真で、そんなギミックは使うもんじゃない」と注意してきました。結局元の標準設定で撮ることになり、結果は背景のグレーの空に機体のグレーが見事に溶け込んで、何とも冴えない写真ばかり。後日、先輩が自分が撮った写真を見せてやるというので、見に行きました。
ブルーの空に戦闘機が見事に写っています。でも「当日の空はグレーだったよね」と言うと、
「それは、RAWで撮って画像処理すればいいんだよ」と画面を見ながら得意になって説明してくれました。画像処理ソフトで、グレーの空が青色に、、、。
結局、画像処理のタイミングが撮影の前と後の違いだけ。画像処理には変わりない。
「先輩、それもギミックだろう。よく考えてモノを言え」

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本「戦争・平和・子どもたち」ロバート・キャパ写真集

2012年10月04日 | Book

ロバート・キャパの写真展を見に行ったことがあります。1枚1枚の場面に人間の小さなドラマがあって、見ている人を惹きつける感じがする写真展でした。
この本の「戦争、平和、子ども」は彼の写真のテーマであり、戦争という厳しい時代に無邪気に生きる子どもたちの姿を捉えています。この中で特に好きな写真は、ヘミングウェイと一緒にくつろぐ息子グレゴリーの表情です。その後ヘミングウェイは自殺してしまいますが、この写真は親と子、2人の親密な時間が感じられて、見ている自分まで癒されるようです。
また戦後の日本の子どもの写真もあります。この頃の子どもはみんな「坊ちゃん刈り」でした。そう言えば、自分の子供の頃の写真を見ると、彼等と全く同じ髪型でした。みんな同じ髪型の日本の子供を見て、キャパは不思議な印象を持ったのかもしれません。この写真集をパラパラとめくって見ていると、いろいろな発見があってとても楽しく、そして子供の無邪気な姿に癒されました。


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2012凱旋門賞 有力馬回避

2012年10月03日 | Horse Racing

日本馬初の凱旋門賞制覇の可能性が高くなってきたというニュースです。

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オルフェに“追い風” 強敵ナサニエルも回避(東スポWeb)
競馬の中長距離部門の世界王者を決めるG|凱旋門賞(7日=芝2400メートル)に挑むオルフェーヴルに強烈な“追い風”が吹いている。
連覇がかかっていたドイツのデインドリーム(牝4)は本紙既報通り、凱旋門賞回避が正式に決定。ケルン競馬場で伝染性貧血感染馬が発見され、競馬場とその周辺施設、厩舎の馬の出入りが3か月禁止される措置が取られたため。このまま現役引退が濃厚となった。
また昨年のキングジョージの勝ち馬ナサニエル(牡4・英国)も熱発による体調不良で回避を決めた。すでにエリザベス女王杯連覇のほか、今年の愛チャンピオンSを勝ったスノーフェアリー(牝5・英国)も脚部不安で回避しており、オルフェのライバルが続々と消える状況になっている。
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強力なライバルが次々と出走を回避し、オルフェーヴルに有利な状況になりつつあるような感じですが、競馬はやってみないと判りません。オルフェーヴルも前走のフォワ賞では1着になっていますが、格下と思われていた相手に僅差の勝利であり、またアヴェンティーノという帯同馬がペースメーカーとなってレースを作ってくれた事を考えると、必ずしも万全とは言えないように思います。
凱旋門賞ではフォワ賞よりも更に重い59.5kgの斤量を背負うことになり、おそらくライバルとなる3歳馬は牡馬で56kg,牝馬は54.5kgですから、かなりハンデ差があることになります。おそらくライバルは、出走すれば'12英2000ギニー、英ダービーなどG1を4勝の3歳馬キャメロット、仏ダービー馬ソオノワ、'11凱旋門賞 (G1) 2着シャレータ、4歳では'11BCターフ、'12コロネーションCなどG1を4勝のセントニコラスアビーあたりになると思います。或いは、有力馬の出走回避によるサプライズもあるかもしれません。
好調だった有力馬がいないレース、そして日本人騎手が出場しない凱旋門賞は、たとえ勝っても物足りなさが残るような気もします。そういう印象を吹き払うような圧倒的に強いオルフェーヴルを見てみたいものです。







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本「町でいちばんの美女」 

2012年10月02日 | Book

ブコウスキーの短編とエッセイ集。 小説はブコウスキーらしい荒っぽい感じの小品ばかりだが、競馬好きにはブコウスキー流の馬券指南が面白い。ブコウスキーによると、損する額を減らしたい(儲けるではなく)人への心得として、
・出馬表を細心の注意を払って見ること。終わりのオッズが朝のオッズよりも低くなっていればよい。
・追い込み専門の馬はやめる。勝つのは先行している馬が多い。
・追い込みの馬を買いたいなら1200~1400mの短距離戦にする。コーナーが少なく、直線の長いコースでは追い込み馬に有利。
・電光掲示板のオッズの動きに注目。変化の大きい馬(オッズが高くなる)はやめる。
・損をして良いときだけ賭ける。
・損得は、当たり馬券の数ではない。素人は3.5~9倍の間を狙って賭けるのが良い。
なんてことが書いてあります。競馬をやりながら、合間にブコウスキーの下品な小説を読んで、、という一日の過ごし方も楽しいかもしれない。馬券の買い方まで書いてある小説なんて、なかなか無いですから。


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本「金星を追いかけて」

2012年10月01日 | Book

金星の太陽面通過は最近も話題になったが、18世紀の天文学者にとっても太陽系の大きさを決定する重要なイベントだったようだ。金星によるこの出来事を観測しようと、世界各国の天文観測家が自国の名誉(ロシアは科学レベルの高さ)を賭けて金星の太陽面通過の測定を試みている。様々な苦難のうえ、測定した値は現在の測定値と寸分違わない精度のものだった。
フランスの天文学者の呼びかけで、多くの科学者が賛同して遠い異国の地へ遠征したが、このような国際協力は、近代に始まったことでは無かったようだ。教科書では、歴史を時系列で捉えることが多く、国という単位で考えがちですが、この本では金星のイベントを通じて、科学者の行動を面の広がりで捉えている。2回の金星イベントで運よく観測できた人もいれば、遠くまで遠征しながら雲に邪魔されて観測できなかった不運な人も居た。また観測できても、旅の途中で病に斃れた科学者も多かったようだ。科学に賭ける想いというのはまさに命がけの仕事だった。
金星の太陽面通過の話題は、素人レベルではそれを観察できるかどうかという興味しか無いけれど、科学者にとっては宇宙の大きさを測る特別な事象であることを知った。次回は2017年と言われているので、自分ももう少し勉強して、この天文現象をまた違った視点で眺めてみたいと思った。


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