キマグレ競馬・備忘録

競馬、MLB、スポーツ観戦、趣味など気になる事を書いています。

オルフェーヴル、残念

2012年10月08日 | Horse Racing
オルフェーヴル、残念でした。

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世界で最も権威のあるフランス競馬の第91回凱旋門賞(2400メートル芝、G1)が7日、パリのロンシャン競馬場で行われ、日本中央競馬会(JRA)の昨年の三冠馬オルフェーヴル(4歳牡馬)は2着に終わった。クリストフ・スミヨン(ベルギー)騎手が騎乗したオルフェーヴルはゴール直前でかわされ、日本馬による初制覇はならなかった。オリビエ・ペリエ(フランス)騎乗のソレミア(4歳牝馬)が勝った。
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日本最強馬のオルフェーヴルが素晴らしいレースを展開しましたが、最後の50mで、フランスのソレミアにかわされて僅差の2着でした。
初の海外移送、欧州の重い馬場、レースでは大外枠の不利がありながら、ここまで走れたのは大健闘だと思います。最後の直線残り1ハロンまでは、勝利を確信していましたが、そこから脚色が悪くなり、最後はやや失速したところをソレミアにかわされたような印象でした。底を見せてない馬(能力に余裕がある)と言われてましたが、この辺りが限界だったのかもしれません。でも、スミヨン騎手の騎乗は素晴らしかったし、他の下馬評の高かった有力馬を相手にしなかったオルフェーヴルのレースは、欧州の観客の記憶に残ると思います。
今回のレースで、欧州でも遜色ない日本競馬のレベルの高さを実証してくれたと思いますが、ほとんど無印に近いソレミアが勝ったというのは、欧州馬はたとえG1を勝っていない馬でも侮れないと思いました。この馬を調べてみたら、G1優勝の実績は無いのですが、ロンシャン競馬場の2400Mを5回も走っており、常に上位を争うこのコースのスペシャリストのようです。実績に劣る馬でも馬場や状態などの条件が合えば、即勝てる馬になってしまうということです。欧州の層の厚さと、凱旋門賞の難しさを感じた今回のレースでした。

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