キマグレ競馬・備忘録

競馬、MLB、スポーツ観戦、趣味など気になる事を書いています。

ウナギ受難

2011年02月04日 | Science/Technology
謎とされていたウナギの産卵場所が特定されたそうです。
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ウナギの産卵場所を特定、グアム島の西方海域(読売新聞)
東京大学大気海洋研究所と水産総合研究センター(本部・横浜市)の研究グループが、ニホンウナギの卵の採取に世界で初めて成功した。場所はグアム島の西方海域。長年の謎とされてきたニホンウナギの産卵場所が特定された。産卵環境が詳しくわかれば、完全養殖の実用化に向けて弾みがつきそうだ。1日付の英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ電子版に発表した。採取場所はマリアナ諸島のグアム島から西へ約370キロ・メートルで、海底山脈「西マリアナ海嶺(かいれい)」の南端付近。水深約160メートル前後から31個の卵がとれ、DNAの解析でニホンウナギと判明した。直径は約1・6ミリ・メートルで、受精から約30時間とみられる。ニホンウナギの産卵場所は、産卵直後の親ウナギの捕獲などからマリアナ諸島沖と推定されていたが、それが今回、正確に特定できた。卵は2日程度で孵化(ふか)してしまうため、採取が難しかった。
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とうとうウナギの産卵場所が、人間に見つかってしまいました。これからウナギで飯を喰っている漁業関係者が押しかけ、ウナギ目ウナギ科の一族にとっては受難の日が来ることになりそうです。正直、ウナギの生態は謎のままでも良かったと思います。漁獲量が年々減ってきて人間様には大きな問題なのかもしれませんが、それは自然の摂理というもので、捉まえる方が増えれば捉まるほうが減るのは仕方が無いことです。それを捉まえて増やして喰ってしまおうというのは、ちょっとやり過ぎのような気もします。
このニュースの報道を見ていると、ウナギを「食い物」としてしか見ていないようですが、人間様の食卓を豊かにしてくれるウナギに、もう少し敬意を払って欲しいです。

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