キマグレ競馬・備忘録

競馬、MLB、スポーツ観戦、趣味など気になる事を書いています。

競馬の素朴な疑問~ゲート係

2019年08月15日 | Horse Racing

JRAのレースのスタート時に、「馬をゲートに入れる人は誰なのか」という話で
知人と議論になりました。知人の話では、馬は厩務員が毎日世話をしていて
馬の癖を知っているのだから、レースの時に知らない人に預けるわけが無い。
だから、ゲート内に入れる人=厩務員ではないかと。
でも、東京競馬場のパドックで馬を引いている厩務員が、本コースに入れた後、
スタート地点まで移動して(厩務員全員が)馬を迎えるのは時間的に
どう考えても無理だし、スタートした数分後にゴールで先回りして馬を迎えるのも、
移動時間も含めてあり得ない話です。(府中等の広いコースでは、全員汗だくです)
ということで、ネットで調べてみたら、JRA発走委員の方のインタビュー記事が
出ていました。(JRA審判部、スターターの方)
その方の話によると、
・発走係の仕事の範囲は、馬場入場から、発走後に馬をゲートを引き込むまで
・メンバーは、発走委員が4名。(旗を振るスタート担当等)
 馬を引く整馬係が10名。発馬機の設置や移動、後扉を閉めたりするスタッフ
(JRA関連会社JSSジャパン・スターティング・システム)の方が16名。計30名体制。
・JRAのスタンスで、ゲートの中は「競走の一部」と捉えており、
 競走に第三者は介在してはいけない。
つまり、厩務員ではなく専任のスタッフがゲートに入れているということのようです。
(黄色とグリーンの制服の方がJSSの社員で、その他の服はJRAスタッフらしい)
もちろん地方競馬では、例外的に厩務員が補助することもあるようです。
競馬の常識レベルの話ですが、今までゲート係の仕事については、ほとんど
知りませんでした。知人の素朴な疑問のお陰で勉強になりました。


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