キマグレ競馬・備忘録

競馬、MLB、スポーツ観戦、趣味など気になる事を書いています。

国会議員の給料の話~口が滑ってしまいました

2022年05月12日 | Current news
衆議院議長の口が滑ってしまいました。
------------------------------------------------------
細田衆院議長の「給料100万円しか」発言にイラッとした人に知ってほしい国会議員「特権」の実態 by東洋経済オンライン
国会のトップである細田博之衆院議長の発言が物議を醸しています。細田衆院議長は5月10日、東京都内で開かれた自民党参院議員の政治資金パーティーで「1人当たり月給で手取り100万未満の議員を多少増やしてもバチは当たらない」。さらに「議長になっても毎月もらう歳費は100万円しかない。上場会社の社長は1億円は必ずもらう。普通の衆院議員は手取りで70万、60万くらい」という趣旨の発言をしたことが、複数のメディアで報じられています。(後略)
-----------------------------------------------------
時々ある政治家の失言です。今までも政治家の経費や献金等の話はありましたが、給料の話はほとんど無かったように思います。一般常識として、普通の会社員でも人前で給料の話はタブーなのですが、なんと衆議院の議長という偉い方が「給料が月100万しかない」と言ってタブーを破ってしまいました。一流企業の社長は年収1億以上あるのに、国会議員はこんなに少ない。であれば、議員を増やしてもいいのではという趣旨のようですが、どうも変なロジックのような気がします。
社長のような年収が欲しいなら、議員にならずに自分で起業して稼げば良い。議員の給料を上げたいなら、議員定数を減らして、その代わりに給料を上げるように働きかけた方が良い。御年78歳の議長は、普通の会社だったらとっくに定年退職している年齢です。そういうお歳の方がいつまでも議員をやっているので、定数削減もできないし、給料も上がらない。(会社も同じですが)ここは自分の進退を賭けて、後進の給与向上のために尽くすくらいの男気があっても良いと思うのですが、そういう気は無さそうです。
因みに来日中のフィンランドのマリンさんは、36歳の女性首相です。36歳にして、ウクライナ危機に直面し、国の将来を賭けて自ら世界中を動き回っている。またスウェーデンの女性首相もイギリスの首相相手に安全保障の交渉をしている。欧州の女性政治家は本当に素晴らしい。世界中で若手の政治家が活躍しているのに比べて、日本は衆議院議長が議員給料の話「100万円問題」で大失態。時代に逆行する議員定数を増やす話。
何だこの差は?と思った今日のニュースでした。

この記事の参考情報
議員報酬は「国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律」により規定
各議院の議長217万円
副議長は158万4000円
議員は129万4000円
歳費以外の手当
文書通信費が毎月100万円
期末手当(賞与)が年額635万円
立法事務費などの必要経費が月額65万円
その他の支給
JR特殊乗車券・国内定期航空券の交付
3人分の公設秘書給与
委員会で必要な旅費、経費、手当、弔慰金

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする