アメリカの人工衛星落下のニュースが流れています。
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米国衛星「UARS」が23日に燃え尽きず落下?文科省が公式Facebookで情報公開
文部科学省は、米国の衛星「UARS」の落下情報について、ホームページおよび公式Facebookに情報を公開しはじめている。米国航空宇宙局(NASA)が、上層大気調査衛星「UARS」が大気圏に再突入するとの発表を受けてのものだが、問題は、その際、大気圏で衛星が燃え尽きず、日本を含む世界中の広い地域で、一部の破片が地上に落下する恐れがあるとされていることだ。広い地域とは北緯57度~南緯57度までで、人に障害を与えるリスクは1/3200としている。22日現在のUARSの高度は195kmから210km。衛星の再突入は、23日(米国東部夏時間)になると予測されいるが、再突入の時間と場所を予測するには時期尚早ともしており、未だ明確ではない。 《RBB TODAY》
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とても気になるニュースですが、マスコミでもあまり報道されてないようです。記事にある「人に障害を与えるリスクが1/3200」というのも、どうも判りにくい。3200人に1人が何らかの障害を受ける可能性があるのか、該当する北緯57度~南緯57度の地域の1/3200の面積に住む人に障害を与えるのか、ハッキリしない点が問題です。そのあたりが曖昧なので、マスコミもその危険性をイメージできないのではないかと思います。
これまで何度も人工衛星は落下しており、幸い重大な事故になったことはありませんが、今回の1/3200というのは地球上の全人口で考えるとかなり大きな数字だと思います。日本時間24日未明に日本上空を通過するという情報もあり、気になっています。
この日は何事も無く朝を迎えられれば良いのですが。